- 閲覧前にご確認ください -

- Attention -
この物語には以下の要素が含まれることがあります

▷ 暴力・暴言の描写   ▷ 流血表現
▷ とにかく胸糞悪い展開の数々
▷ [このデータは██によって削除済です]

文字サイズ変更

全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】

#18

愛の亡者


レモン「ッ朱肉ちゃん!待って!」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「もう遅いですよ。」







もうこちらに視線すら向けない............













さっきまでの俺は、[漢字]コイツ[/漢字][ふりがな]朱肉[/ふりがな]の正気を戻せば解決する話だって.........幻覚から目を覚ませればどうにでもなるってどこかで考えてた.........。











[太字]でも違った。[/太字]





























[太字]彼女はまだ縛られたままだった。[/太字]







『普通』に囚われたままの彼女には、自分を偽って、苦しいことも......きっと逃げたいことだってあった.........











[太字]そんな気持ちは、きっと『彼ら』の幻覚によって一時的に守っていただろう彼女の心を............俺が壊してしまったんだ。[/太字]











そんな状態で心の在処を失った[漢字]コイツ[/漢字][ふりがな]彼女[/ふりがな]を、











俺が止めないと.........!!





















朝露「......朱肉、どうか聞いてくれ!」







朝露「俺はお前のことレモンから全部聞いた!」











[小文字]レモン「[太字]......は?[/太字]」[/小文字]







レモン「......ちょ、朝露さん何言ってるんすか......?」







レモン「[太字]私何も話してないっすよ.........?[/太字]」











朝露「うん、知ってる。俺の一存で、全部聞いたんだよ。」







レモン「き、聞いたって、何を.........」







朝露「[太字]お前の知ってる、朱肉のこと全部。[/太字]」







レモン「.........!で、でも朝露さんの能力はそんな代物じゃ......!」







朝露「さっきの事変で見たあの果実.........あれからヒントを得たんだよ。」







朝露「もしあれが『魂』そのものだとするなら.........」







[水平線]





朝露[斜体]『周りから何の『色』も見えない......全部あの果実に入ってる』[/斜体]





[水平線]







朝露「確かにレモンの言う通り、俺の能力は【[漢字]宙感認知[/漢字][ふりがな]スピリチュアル・アイズ[/ふりがな]】......一言で言えば空間認識能力みたいなもんなんだ。」







夕凪「.........じゃあ、なおさらどうやって読心なんかできたんだ。」







朝露「......俺の能力は見えるものとか、そこに存在さえしていれば、[太字][下線]認識自体はできるんだ。[/下線][/太字]」





朝露「だから俺は、[太字]『魂』に干渉した。[/太字]」







朝露「あの果実から、[下線][太字]『魂』は存在できるもの[/太字][/下線]として認知したから。」











朝露「それで申し訳ないけど.........[太字]レモンの『魂』が何を思っていたのかを探らせてもらったんだ。[/太字]」







レモン「[太字]ッ.........!?[/太字]」







朝露「だから朱肉ちゃんに何があったのかは極限分かるし理解できる。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「ッ......」











朱肉の動きが少し止まる。











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「アハハ......でも......別にその人の中身なんか見た所でなんにもないですよ。全部知ってるのは自分だけですから。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]だってこれが、僕にとっての『当たり前』になっちゃったんですから。[/太字]」







朝露「ッ.........当たり前?」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「朝露さんにはあるんですよね?」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「両親と仲良く話したり、一緒に食べたり、どこかに連れて行ってもらったり、そんな楽しいことしてきたんでしょ?」































譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]______僕には一切なかった。[/太字]」











朝露「[太字]______は?[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]物心ついた頃から母親は殴られてまともに世話もされなくて、[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]僕だって立てるようにもなったらすぐに殴られてました。[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]なんですか?僕が何か悪いことでもしました?[/太字]」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]父親を困らせるようなことしましたか?[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「......小学生になった時に分かったんです。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「『[太字]何もない[/太字]』って。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]原因なんて何もなかった。[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「ただ、ち[小文字]ち[/小文字]............[小文字]いや、[/小文字][太字]『あの人』[/太字]はただ......」





















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]『誰のことも愛してなかった』って、それだけだったんです。[/太字]」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]ただただ、偽物の愛を注いでいたんです。本物の愛は誰にも注がなかったんです、僕でも母さんでもない他の何かにすらも。[/太字]」







[小文字]レモン「[太字]あ......ぃ......[/太字]」[/小文字]















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「朝露さんも、先生も、いいですよね。」











夕凪「は......?」





















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「......誰かに愛してもらうなんて。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「愛してくれる人たちを選べて。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]愛されて今まで嬉しかったんでしょうね。[/太字]」





















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]ねぇ......なんで朝露さんは愛されるの?[/太字]」











朝露「........は?」











朝露「[小文字]そんなの.........[/小文字]知らない」







朝露「俺に聞くな.........」











俺が望んでたなんて思ってるのか?







ずっと割れ物扱いばかりされてたのに?





やりたかったこともまともに聞いてもらえなかったのに?











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「誰からも愛されないって.........そんな人生きる価値あると思います?」







レモン「ちがう.........朱肉は............」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「これでもですか?」











そう言うと彼女は、自分の右手のそばに置いてあったハサミを握り直す。











レモン「え......?............待って」







[大文字][斜体][太字]ザシュッ[/太字][/斜体][/大文字]







[小文字]夕凪「あ...............ぁ.........」[/小文字]















朱肉が、右手に持っていたハサミをそのまま、左手に、突き刺し............







突き刺して............[太字]貫通して...............[/太字]











肉が引き裂かれていく音が、頭の中でこだまして離れない。











[小文字]レモン「いや.........ぁ.........」[/小文字]







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「はぁ、はぁ...............、すごい.........」















突き刺した左手から血が滴って______















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「こういうの何ですかね......痛みじゃない.........特別高揚感があるわけでもないんですよ」















左手から垂れていく血を右手ですくい、指で擦っている彼女は、______







[太字]______笑っていた............[/太字]















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「これ見せたら、お父さんなんて言うんでしょうね。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「怪我しちゃったねって心配してくれますかね。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「泣いてくれますかね?」











レモン「やめて.........すぐ、ハサミ抜いて......手を.........」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「でも......心配も称賛も同情も何もかも......」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「全部みんなの物なんです。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「僕には一切なかったんです。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「でも.........逆に言えば......逆に言えばですよ?」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「みんなには全部ある......全部許されるんです。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]"生階 朱肉"に愛なんてものはない[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「でもみんなは.........愛されるんです」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「そんなこと知ってしまって.........僕は戻れるんですか?」











朝露「みんながみんな、愛されてるわけじゃない.........!」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「それはあなたの言い分でしょう?」







朝露「違う!俺自身だって







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「僕のことを思ってそれ言うくらいなら、......放っておいてよ。」











朝露「.........え?」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「もうイヤなんだよ......愛された人に僕の気持ちなんて分かるはずない。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「そんな人に同情されるなんて、気持ち悪くてしょうがないんです。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]"僕"とあなたは真反対なんです。だから同情されたって嬉しくありません。[/太字]」



























朝露「.........『愛してもらうために自分という存在を捨てる』」







朝露「そんなんでしか得られない愛なんて.........[太字]間違ってる。[/太字]」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「なら.........なんですか?」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「朝露さんなら愛してくれるんですか?」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「こんな[漢字]ヤツ[/漢字][ふりがな]僕[/ふりがな]のこと。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「こんな......誰にも愛してもらえない、生きる価値がない。」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「愛してもらうために[漢字]自分[/漢字][ふりがな]ありのまま[/ふりがな]を捨てて、[漢字]他人[/漢字][ふりがな]男[/ふりがな]として生きようとした。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字]こんな僕を.............愛してくれるんですか?[/太字]」





















レモン「.........少なくともうちは、最初からずっと。」











レモン「[太字]朱肉のことは心の底から、[漢字]愛してるよ[/漢字][ふりがな]応援してる[/ふりがな]。[/太字]」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「ッ......」















彼女の目から、雫がこぼれ落ちた。











[太字]______心の底から「幸せ」を感じた雫を。[/太字]





















譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「そっか.........とっくに愛されてたんだ、僕............」











レモン「そうだよ......何で気づいてくれなかったんだか」







レモン「ほら、戻ってきて......朱肉。」







手を差し伸べる。







レモン「[太字]お父さんが愛してくれなかった分、うちらでたくさん愛してあげるから。[/太字]」







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「そっかぁ、......僕、......ボク.........」















生階 朱肉は.........左手に突き刺さっていたハサミを抜いて









































[太字]それをそっと、静かに首に当てた。[/太字]







レモン「え......?朱肉ちゃ







譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「ボク......最期にこんな嬉しい気持ちになって、......幸せでした。」











譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「ありがとう、レモンさん。」







レモン「[太字]待って!?朱肉ちゃん!!!![/太字]」









































譛҉̡̩̞̰̩̿̽̓̉̀̉͞ͅア҉̘̗̤̲̎͆̒̎͢͞閧҈̧̜̝͖̱̱҇̏͛̃�̷̪̱̽̊͢͠ͅ「[太字] さ よ ー な ら [/太字]」

2024/12/09 09:53

炙られまぐろ ID:≫ipAZHid6FOeE2
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 66

コメント
[67]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL