全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
[中央寄せ]夕凪side[/中央寄せ]
「.........」
見上げるとそこには満天の星空______
______が広がっているわけもなく。
ただそこには1つの世界樹からできた樹海で覆われていた。
まず当たり前の話、今はまだ昼。星空など見れるわけがない。((
夕凪「これが『事変』......」
今までに何回か遭遇はしてきたが、面識があるヤツで事変が起こったのは初めてな気がする。
朝露「......え、夕凪!?来てくれたのか!?」
聞き覚えのある声が右から......と思えば朝露がいる。
そう言えばこいついたんだった。((
夕凪「......まぁ、どうも来なきゃ行けない気がしたんでな」
夕凪「[太字]......来てやったよ。[/太字]」
朝露「......やっぱお前ホント最高の親友だわ」
朝露「......とは言ってもこの大樹どーすんの?」
朝露「俺も夕凪も大して戦闘向きの能力じゃないぞ?」
夕凪「そこが問題なんだよな.........」
夕凪「ここに"能力者"として来ちゃったわけだし.........」
朝露「___[太字][小文字]......何か聞こえる......?[/小文字][/太字]」
朝露「[小文字]......何だ、何かの呪文か?[/小文字]」
朝露「......!!」
朝露「[太字]能力魔法の詠唱......![/太字]」
夕凪「ッチ、今さらここで逃げるなんて選択肢はできないみたいだな......!」
朝露「......まぁ、やれるとこまでやってみますか!」
朝露「ノーチャレンジノーリターンよ!」
夕凪「お前ってヤツは.........」
俺が一番こういうヤツだって、知ってるのに。
いつまで経っても慣れない。
夕凪「これお遊びじゃねーからな、気をつけろよ。」
朝露「分かってるっての!」
朝露「来るぞ!」
途端に景色は動き出す。
ビルで緑を増やすため植えられていた木々が、
駅前にあったような木陰を作り上げる木々が、
この空間に怯える人々の四方八方に生える街路樹が、
[太字]息を吹き返したように、まるで1つの生物のように動き出し始める。[/太字]
朝露「ッ動いた......!?しかもかなりの数......」
夕凪「これは戦う以前に埒が明かないのが丸わかりだな......どうすッ......!?」
[太字]背後から気配がする。[/太字]
まずい、もうその辺の街路樹が来てたのか......!?
???「はぁ......やるしかないって言ったのはそっちじゃなかったっすかね?」
夕凪「.........!?」
人の声......!?
???「あなた達2人がその調子だとこっちまで調子狂っちゃうんすよ.........」
............何で、
夕凪「何でここにいるんだよ、[太字]レモン[/太字].........」
レモン「......だって、最新情報を追う者こそ[太字] "ジャーナリスト" [/太字]でしょ?」
レモン「[漢字]こういうの[/漢字][ふりがな]事変[/ふりがな]はほっとけない柄なんです」
朝露「.........」
レモン「......だからやるんです。」
レモン「[太字]だってスクープは自分の手で掴むものでしょ![/太字]」
朝露「!」
そう言うとそいつは前を向き直して、
レモン「ちょっと乱暴ですけどもう始めちゃいますよ!」
レモン「さっきも言いましたけど、うち[漢字]あの子[/漢字][ふりがな]朱肉[/ふりがな]をほっとけないんで!」
ポーチから禍々しいナイフと牛肉を取り出す。
朝露「......えお肉?」
レモン「.........能力使うために必要なんですよ!黙っててください!」
彼女は地に牛肉を置いて、
______唱える。
レモン「.........[太字]【[漢字]謝肉祭[/漢字][ふりがな]しゃにくさい[/ふりがな]】![/太字]」
[太字]______一捻りして、辺りは禍々しく紅く変わり果てる。[/太字]
「.........」
見上げるとそこには満天の星空______
______が広がっているわけもなく。
ただそこには1つの世界樹からできた樹海で覆われていた。
まず当たり前の話、今はまだ昼。星空など見れるわけがない。((
夕凪「これが『事変』......」
今までに何回か遭遇はしてきたが、面識があるヤツで事変が起こったのは初めてな気がする。
朝露「......え、夕凪!?来てくれたのか!?」
聞き覚えのある声が右から......と思えば朝露がいる。
そう言えばこいついたんだった。((
夕凪「......まぁ、どうも来なきゃ行けない気がしたんでな」
夕凪「[太字]......来てやったよ。[/太字]」
朝露「......やっぱお前ホント最高の親友だわ」
朝露「......とは言ってもこの大樹どーすんの?」
朝露「俺も夕凪も大して戦闘向きの能力じゃないぞ?」
夕凪「そこが問題なんだよな.........」
夕凪「ここに"能力者"として来ちゃったわけだし.........」
朝露「___[太字][小文字]......何か聞こえる......?[/小文字][/太字]」
朝露「[小文字]......何だ、何かの呪文か?[/小文字]」
朝露「......!!」
朝露「[太字]能力魔法の詠唱......![/太字]」
夕凪「ッチ、今さらここで逃げるなんて選択肢はできないみたいだな......!」
朝露「......まぁ、やれるとこまでやってみますか!」
朝露「ノーチャレンジノーリターンよ!」
夕凪「お前ってヤツは.........」
俺が一番こういうヤツだって、知ってるのに。
いつまで経っても慣れない。
夕凪「これお遊びじゃねーからな、気をつけろよ。」
朝露「分かってるっての!」
朝露「来るぞ!」
途端に景色は動き出す。
ビルで緑を増やすため植えられていた木々が、
駅前にあったような木陰を作り上げる木々が、
この空間に怯える人々の四方八方に生える街路樹が、
[太字]息を吹き返したように、まるで1つの生物のように動き出し始める。[/太字]
朝露「ッ動いた......!?しかもかなりの数......」
夕凪「これは戦う以前に埒が明かないのが丸わかりだな......どうすッ......!?」
[太字]背後から気配がする。[/太字]
まずい、もうその辺の街路樹が来てたのか......!?
???「はぁ......やるしかないって言ったのはそっちじゃなかったっすかね?」
夕凪「.........!?」
人の声......!?
???「あなた達2人がその調子だとこっちまで調子狂っちゃうんすよ.........」
............何で、
夕凪「何でここにいるんだよ、[太字]レモン[/太字].........」
レモン「......だって、最新情報を追う者こそ[太字] "ジャーナリスト" [/太字]でしょ?」
レモン「[漢字]こういうの[/漢字][ふりがな]事変[/ふりがな]はほっとけない柄なんです」
朝露「.........」
レモン「......だからやるんです。」
レモン「[太字]だってスクープは自分の手で掴むものでしょ![/太字]」
朝露「!」
そう言うとそいつは前を向き直して、
レモン「ちょっと乱暴ですけどもう始めちゃいますよ!」
レモン「さっきも言いましたけど、うち[漢字]あの子[/漢字][ふりがな]朱肉[/ふりがな]をほっとけないんで!」
ポーチから禍々しいナイフと牛肉を取り出す。
朝露「......えお肉?」
レモン「.........能力使うために必要なんですよ!黙っててください!」
彼女は地に牛肉を置いて、
______唱える。
レモン「.........[太字]【[漢字]謝肉祭[/漢字][ふりがな]しゃにくさい[/ふりがな]】![/太字]」
[太字]______一捻りして、辺りは禍々しく紅く変わり果てる。[/太字]