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#1

Prologue

「......何と言うか、外に出るの久々だね、兄さん。」




寒空を見上げながら私の弟の彼......[漢字][太字]柊翔[/太字][/漢字][ふりがな]しゅうと[/ふりがな]はそう言う。




「......そう、だね。やっぱり最近ずっと寒かったから、出ようにも出られなかったし......。」




それに、私たちには研究者としての使命があるから。

そんなことを思っていると、




柊翔「......あ、兄さん!もう行く時間だよ!早く行かなきゃ!」




家を出る時間になっていた。

いつの間にか時計の針が10時45分を指している。




「......あ、本当だ.........。今行くから、待ってて。忘れ物はない?」



柊翔「大丈夫。あとその会いに行く2人の前だと[漢字][太字]捨て飯[/太字][/漢字][ふりがな]すてめし[/ふりがな]って名前でしょ?」




本当は忘れててもらってほしかったけど、忘れてなかったか。




捨て飯「うん。恥ずかしいけどそれで合ってる。」













捨て飯「じゃあ行こう、柊翔。[太字][漢字]朝露[/漢字][ふりがな]あさつゆ[/ふりがな]さんと[漢字]夕凪[/漢字][ふりがな]ゆうなぎ[/ふりがな]さん[/太字]のところ。」




寒空の下へ、一歩駆け出す。




柊翔「.........うん!」

















______[太字]この行動が後に闇の渦に巻き込むことになることも知らず。[/太字]

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作者メッセージ

はい、まぐろです。衝動で書いてるのでいずれ放置されると思います知りませんけど。
朝露さんと夕凪さんの過去編ついに開幕。他の子たちも出てきますしみんなの過去編開示って感じになりそう。
もうそうだったらはちょっとわたそには無理でした。(((
今回は捨て飯さんの弟、柊翔くんがカギになってきますので、ぜひぜひ見ていってください......。

2024/11/17 16:04

炙られまぐろ ID:≫ipAZHid6FOeE2
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