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あてんしょん!
・怖い人はかなり怖いと感じると思われます
・主に2チャンネル発祥の都市伝説です
・実際にやるかは……ね?
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・やった結果の責任は取りません
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都市伝説のサガシカタ

#2

怪2〜メリーさんの電話〜

[小文字]「……新入り?」[/小文字]
「あ、はい」
新入り……って事で良いんだよね、私は。
[小文字]「あたしメリーさん。今あなたの後ろに居るの……」[/小文字]
[大文字]「ひっ」[/大文字]
これ、よく見る[太字]『メリーさんの電話』[/太字]に登場する[太字]メリーさん[/太字]!?
後ろを振り向けば、金髪を降ろした青眼の、西洋人形みたいな(まぁ実際そうかもしれないけど)、手に包丁を持った少女が居た。
「察してる通り、メリーさんだよっ!あ、メリーさんの電話の。メリーさん、この子は───名前聞いてなかったね」
「あ、[漢字]月影[/漢字][ふりがな]つきかげ[/ふりがな] [漢字]夜[/漢字][ふりがな]よる[/ふりがな]です」
「夜ちゃんだって!」
[小文字]「よろしくなの……」[/小文字]
「あ、うん。よろしく」
でも本当に居るんだ、メリーさん。誰に捨てられたの……?てかどうしてここに居るの。
「えっと……あ、名前聞いてないや」
「あたしは[漢字]闇夜 暗菜[/漢字][ふりがな]やみよ あんな[/ふりがな]だよっ!」
え、なんか名前からして暗い。ま、まぁ気にしない事にして……
「あのぉ、暗菜さん?メリーさんはどうしてここに?」
「え?勧誘してきた」
「は?」[水平線][明朝体][右寄せ]〜暗菜side〜[/右寄せ][/明朝体]あれは、異世界に来て間もない頃でね───
「あれ?」
スマホがいきなり震え始める。みれば、『メリーさん』という人から電話がかかってきていた。
メリーさんって……あの電話の!?私は驚きつつ、急いで出てみる。
[明朝体][小文字]『あたしメリーさん。今ゴミ捨て場に居るの……』[/小文字][/明朝体]
ほ、本物!?嬉しさあまりに飛び上がってしまう。てかあれ?私人形なんて捨てたっけ。
「い、[大文字]いつでも待ってるんで、来てくださいっ!待ってますっ!」[/大文字]
[明朝体][小文字]『え、そうなの……?とりあえず向かってるの……』[/小文字][/明朝体]
あたしが嬉しそうに言ったら、メリーさんがなんか引いてる気もするけど……気にしないっ!
[明朝体][右寄せ]数10分後……[/右寄せ][/明朝体][小文字][明朝体]『あたしメリーさん。今星海里駅に居るの……』[/明朝体][/小文字]
「おっ、来てるっ!」
星海里駅は[漢字]ここ[/漢字][ふりがな]商業ビル[/ふりがな]から徒歩10分くらいの駅。だいぶ近づいてるよね。
も〜すぐだっ!あとは、メリーさんがエレベーターに乗り込んで……
[明朝体][右寄せ]10分後……[/右寄せ][/明朝体][明朝体][小文字]『あたしメリーさん。今ビルの前に居るの……』[/小文字][/明朝体]
「このビルっ!メリーさん!エレベーターで異世界に来てっ!」
[小文字][明朝体]『どうやって行くの……』[/明朝体][/小文字]
「えーっと4階2階───」
[明朝体][右寄せ]3分後……[/右寄せ][/明朝体][小文字][明朝体]『あたしメリーさん。今扉の前に居るの……鍵が閉まってて開かないの……』[/明朝体][/小文字]
「ここだねっ!ちょっと待ってて!」
私はドアに駆け寄って、鍵を開ける。
ドアがゆっくりと開いて、そこに居たのは……!
[小文字]「あたしメリーさん。今あなたの目の前に居るの……何か違うの……」[/小文字]
「たしかに違うね」
後ろじゃなくて、真ん前にメリーさんが居る。手には包丁。後ろ向けばよかったなぁ……
あ、お客様が来たら言おうと思ってたセリフっ!
[大文字]「よ〜こそ異世界へっ!都市伝説探し隊へのお客様〜!」[/大文字]
[小文字]「よくわからないの……」[/小文字]
ま、都市伝説探し隊は今は1人しかいないけどねっ!
「上がって上がって〜!」
[小文字]「あなたを殺しに来たの……」[/小文字]
「? いやメリーさんみたいな人形、捨てた覚えないよ?」
[小文字]「人違いだったかもなの……」[/小文字]
そんなぁ……まぁ殺されはしないんだろうけど。
[小文字]「じゃあ帰るの……」[/小文字]
「あ〜それなんだけど……ここ異世界だから、帰れないんだよね〜3階建でもないし〜」
[小文字]「……」[/小文字]
メリーさん、帰れないという事態が発覚!
「あ、じゃあさ!帰れないんだったら都市伝説探し隊に是非っ!」
[小文字]「それは何なの……」[/小文字]
「え?都市伝説を検証していく集団だよっ!」
自慢げに私は言う。メリーさんは「そう……」と呟き、
[小文字]「暇だろうし入るの……」[/小文字]
と言った。
やったぁ!新規隊員だっ![水平線][明朝体][右寄せ]〜夜side〜[/右寄せ][/明朝体]「ねっ!」
[小文字]「確かそんなだったの……」[/小文字]
「は、はぁ……」

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作者メッセージ

まほですっ!本当は自己紹介回にしようと思ったんですけど、メリーさんの電話にしました。メリーさんを普通に勧誘出来ちゃうほどのフレンドリーさと行動力を持つ、暗菜って凄いような……
次回は『きさらぎ駅』ですっ!では、次回もお楽しみに!おつまほっ!

2024/09/01 10:36

まほ ID:≫rpoi0PiB/Rzt.
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