[明朝体]







重たく生ぬるい風が吹き付ける









「...まだかな〜」




みんなに出した手紙。




[水平線]

「　屋上にいる　」


[水平線]




短く簡潔すぎた手紙。


[小文字]●●[/小文字]
(...おっそ)



私は[漢字]アイツら[/漢字][ふりがな]Ａ組[/ふりがな]の目の前で死ぬつもりだ。



[小文字]●●[/小文字]
「.........」


最後にアイツらに復讐してやりたいと思った。



[太字]「　裏切り者　」[/太字]


そう言われるのはもう慣れてしまった


[太字]「　嘘つき　」[/太字]


初めて言われたときは心に深く刺さった


[太字]「　もう話しかけてこないで　」[/太字]


仲が良かったはずだった


[太字]「　そんな子だったんだね　」[/太字]


信用されてると思ってた


[太字]「　なんで　」[/太字]


こっちが聞きたかった


[太字]「　最低　」[/太字]


誤解だった


[太字]「　ﾀﾋんだ方がいいんじゃない？ｗ　」[/太字]


許せなかった


























「...どこで...間違えたんだろうなぁ...」








[漢字]「...産まれた所からか。」[/漢字][ふりがな][太字]「...最初からか。」[/太字][/ふりがな]






[/明朝体]