私は、傲慢の悪役令嬢なり。
朝明『私のことを考えている暇はあなたたちに無いはずです。』
朝明『プリンセスへアンナ。地球にいるもう一人のあなたが、助けを求めていますよ。』
へアンナ『…つまり、[下線]私になっていた人[/下線]は、今地球にいるのかしら。やっぱり入れ替わりが戻ったのね。もしかして、あなたが私たちを入れ替わりさせた犯人?』
朝明『…どうでしょうかね。少なくとも、あなたたちが知って何か得する情報ではないはず。』
朝明はそう言って、ポケットから煙草を取り出し、吸い始めた。
地球で今、私になっていた平田文美が、助けを求めている。けれど、私はこの異世界から地球に行く方法を知らない。
助けを求めている平田文美がもちろん異世界に行く方法を知るはずがない。私が異世界から地球に行く方法を知らないんだから、知っているわけがない。
アンリは…、どうせ知らないだろう。知っているなら、既に地球に帰っているはず。さぞ指名手配になっている人の暮らしなんてしたくないだろうに。
じゃあどうやって平田文美を助ければいいの…?
私は思わず朝明に聞いてしまった。
朝明『…どうしたんですか、プリンセスへアンナ。私の方を見つめて。』
へアンナ『単刀直入に聞くわ。どうやって私は平田文美を助ければいいのかしら。」
朝明『…名前も知っていますか。そりゃそうですね。私はプリンセスへアンナのお力になれたら嬉しいの他に何もありませんが、どうやらそう都合よくお力になれることはできないようです。』
朝明『私はプリンセスへアンナのお力にはなれません。』
アンリ『なんでだ朝明!』
朝明がそう悲しそうな顔で私に言う。アンリは朝明の返答に怒っていた。
へアンナ『何かあるのかしら。私の力になれない理由が。』
朝明『私は、どうやら[下線]意識が清明ではない[/下線]状態のようで、何をしても私の思い通りにはならないようです。今はまだ喋れるので、[漢字]不如意[/漢字][ふりがな]ふひょい[/ふりがな]な声の抑制は出来ているようですが…』
何を言っているかがさっぱりだが、何かきっとあるのだろう。
へアンナ『教えなさい。私が地球に行く方法を。平田文美の居場所を。』
朝明『それは不可能です。…私を助けてくださるのなら、教えることが可能です。』
へアンナ『…助ける?』
アンリ『え?どういう…。』
すると、突然朝明の身体から黒色の何かが湧き出てきた。その何かは一気に私たちを覆い尽くす。そして、改めて朝明の姿を見ると、それは朝明ではなかった。その姿は、凶暴な怪物である。
朝明?『朝明、やっぱり貴様は手段が巧妙だな。』
朝明?『へアンナ。俺は、へアンナを[太字][下線][大文字]愛している[/大文字][/下線][/太字]。』
…は…?
へアンナ『…態度が豹変しましたが、一体どうしたのかしら…!?』
アンリ『怒り始めたのか…!?暴走…!?』
すると、朝明?は次々に話し始めた。
朝明?『俺は、君をずっと、ずぅっと、見てきたんだよ。』
朝明?『普段の素敵なドレスを着た姿や、寝間着を着た君の姿、パーティーの時の特別なドレスを着た君の姿とか。嗚呼、あとは入浴中の裸体の姿や、君が泣いている時の可愛い姿もね!』
へアンナ『…え、は…。』
私は前が何も見えなくなった。
朝明?『俺は、他の誰よりもへアンナのことを見てきて、理解して、愛してきた。』
朝明?『さあ、俺と共に平和な日々を暮らそう!…[漢字]邪魔者[/漢字][ふりがな]敗北者[/ふりがな]を一人残らず消して、ね。』
朝明『プリンセスへアンナ。地球にいるもう一人のあなたが、助けを求めていますよ。』
へアンナ『…つまり、[下線]私になっていた人[/下線]は、今地球にいるのかしら。やっぱり入れ替わりが戻ったのね。もしかして、あなたが私たちを入れ替わりさせた犯人?』
朝明『…どうでしょうかね。少なくとも、あなたたちが知って何か得する情報ではないはず。』
朝明はそう言って、ポケットから煙草を取り出し、吸い始めた。
地球で今、私になっていた平田文美が、助けを求めている。けれど、私はこの異世界から地球に行く方法を知らない。
助けを求めている平田文美がもちろん異世界に行く方法を知るはずがない。私が異世界から地球に行く方法を知らないんだから、知っているわけがない。
アンリは…、どうせ知らないだろう。知っているなら、既に地球に帰っているはず。さぞ指名手配になっている人の暮らしなんてしたくないだろうに。
じゃあどうやって平田文美を助ければいいの…?
私は思わず朝明に聞いてしまった。
朝明『…どうしたんですか、プリンセスへアンナ。私の方を見つめて。』
へアンナ『単刀直入に聞くわ。どうやって私は平田文美を助ければいいのかしら。」
朝明『…名前も知っていますか。そりゃそうですね。私はプリンセスへアンナのお力になれたら嬉しいの他に何もありませんが、どうやらそう都合よくお力になれることはできないようです。』
朝明『私はプリンセスへアンナのお力にはなれません。』
アンリ『なんでだ朝明!』
朝明がそう悲しそうな顔で私に言う。アンリは朝明の返答に怒っていた。
へアンナ『何かあるのかしら。私の力になれない理由が。』
朝明『私は、どうやら[下線]意識が清明ではない[/下線]状態のようで、何をしても私の思い通りにはならないようです。今はまだ喋れるので、[漢字]不如意[/漢字][ふりがな]ふひょい[/ふりがな]な声の抑制は出来ているようですが…』
何を言っているかがさっぱりだが、何かきっとあるのだろう。
へアンナ『教えなさい。私が地球に行く方法を。平田文美の居場所を。』
朝明『それは不可能です。…私を助けてくださるのなら、教えることが可能です。』
へアンナ『…助ける?』
アンリ『え?どういう…。』
すると、突然朝明の身体から黒色の何かが湧き出てきた。その何かは一気に私たちを覆い尽くす。そして、改めて朝明の姿を見ると、それは朝明ではなかった。その姿は、凶暴な怪物である。
朝明?『朝明、やっぱり貴様は手段が巧妙だな。』
朝明?『へアンナ。俺は、へアンナを[太字][下線][大文字]愛している[/大文字][/下線][/太字]。』
…は…?
へアンナ『…態度が豹変しましたが、一体どうしたのかしら…!?』
アンリ『怒り始めたのか…!?暴走…!?』
すると、朝明?は次々に話し始めた。
朝明?『俺は、君をずっと、ずぅっと、見てきたんだよ。』
朝明?『普段の素敵なドレスを着た姿や、寝間着を着た君の姿、パーティーの時の特別なドレスを着た君の姿とか。嗚呼、あとは入浴中の裸体の姿や、君が泣いている時の可愛い姿もね!』
へアンナ『…え、は…。』
私は前が何も見えなくなった。
朝明?『俺は、他の誰よりもへアンナのことを見てきて、理解して、愛してきた。』
朝明?『さあ、俺と共に平和な日々を暮らそう!…[漢字]邪魔者[/漢字][ふりがな]敗北者[/ふりがな]を一人残らず消して、ね。』