私は、傲慢の悪役令嬢なり。
[右寄せ]【いつものアイスクリーム屋さんってどこですか。】[/右寄せ]
【いやいや、駅前のアイスクリーム屋さんだよ。外にあるじゃん!】
[右寄せ]【ありがとうございます。】[/右寄せ]
【なんで敬語?】
[水平線]
私は近くの駅前のアイスクリーム屋についた。これか…?
そう思っていると、突然後ろから声をかけられた。
??『やっほ!あやみっち。』
あやみっち?私は突然話しかけられて驚いた。
文美『うわっ!は、初めまして…。』
ことり『何言ってんの〜、全然初めましてじゃないじゃん!ことりだよことり〜』
文美『ええっと、苗字は…。』
ことり『[漢字]笹木[/漢字][ふりがな]ささき[/ふりがな]だよ〜。笹木ことり!』
初対面だから、思わず敬語で喋ってしまう。へアンナと友達なのはわかってるのに、この人がどんな人かも知らないから、どうすればいいかわからない。初めて友達ができる。初めて休日に友達と遊ぶ。頭が混乱した。
ことり『もう〜、どうしたのあやみっち。まあいいや!とりあえずゲーセン行こ!』
ゲーセン…。ゲームセンターのことか。
私は笹木ことりに言われるがままにゲームセンターへ行った。
ゲームセンターにつくと、早速ことりが財布を取り出してクレーンゲームを始めた。
クレーンゲーム、取りにくいとは聞いたことがあるが、確かにお金が吸い取られそうな機械だ。
ことり『うわ〜!!ダメか〜!!どうやったら取れるんだろう??』
ことりはどんどん100円玉をクレーンゲームに費やしている。私は流石にお金が心配になり、声をかけた。
文美『あ、あの、ことりさん。どんどん入れていきますけど大丈夫ですか…?』
ことり『そういえばなんでさん付け?いつもことりーのって呼んでたじゃん。』
え"っ。こ、ことりーの!?
ことり『まあいいや。あやみっちもクレーンゲームしなよ〜。』
文美『…ことりーの。』
ことり『なに?あやみっち。クレーンゲームのコツがそんなに知りたいの〜?』
文美『なんで私にこんなに親しくしてくれるの?』
ことり『…あ〜…。』
私はつい気になり、ことりにそう質問した。ことりは少し黙ってしまった。そしてことりは困った顔でこう言った。
ことり『う〜ん…。わかんない。』
…え?
ことり『私とあやみっち、運命的な出会いだったんだよね。というか、あやみっちから仲良くしてきたんだよ。』
ことり『あやみっちといると…、とても楽しい。毎日がワクワクするの。』
ことり『私ね。友達…、前はいなかったんだ。だから、とても寂しかった。』
ことり『けれどね、あやみっちが気軽に話しかけてくれたおかげでとっても毎日が幸せだった。素敵な1日になった。私は今まで生きてきた人生の中でこんなに楽しかったことは一度もないよ!』
ことりはそう熱弁した。へアンナは友達が欲しかったのかもしれない。それにしても、ことりの過去は私の過去とよく似ていた。
そして私たちはこの後も、他のお店に行って、休日を楽しんだ。
【いやいや、駅前のアイスクリーム屋さんだよ。外にあるじゃん!】
[右寄せ]【ありがとうございます。】[/右寄せ]
【なんで敬語?】
[水平線]
私は近くの駅前のアイスクリーム屋についた。これか…?
そう思っていると、突然後ろから声をかけられた。
??『やっほ!あやみっち。』
あやみっち?私は突然話しかけられて驚いた。
文美『うわっ!は、初めまして…。』
ことり『何言ってんの〜、全然初めましてじゃないじゃん!ことりだよことり〜』
文美『ええっと、苗字は…。』
ことり『[漢字]笹木[/漢字][ふりがな]ささき[/ふりがな]だよ〜。笹木ことり!』
初対面だから、思わず敬語で喋ってしまう。へアンナと友達なのはわかってるのに、この人がどんな人かも知らないから、どうすればいいかわからない。初めて友達ができる。初めて休日に友達と遊ぶ。頭が混乱した。
ことり『もう〜、どうしたのあやみっち。まあいいや!とりあえずゲーセン行こ!』
ゲーセン…。ゲームセンターのことか。
私は笹木ことりに言われるがままにゲームセンターへ行った。
ゲームセンターにつくと、早速ことりが財布を取り出してクレーンゲームを始めた。
クレーンゲーム、取りにくいとは聞いたことがあるが、確かにお金が吸い取られそうな機械だ。
ことり『うわ〜!!ダメか〜!!どうやったら取れるんだろう??』
ことりはどんどん100円玉をクレーンゲームに費やしている。私は流石にお金が心配になり、声をかけた。
文美『あ、あの、ことりさん。どんどん入れていきますけど大丈夫ですか…?』
ことり『そういえばなんでさん付け?いつもことりーのって呼んでたじゃん。』
え"っ。こ、ことりーの!?
ことり『まあいいや。あやみっちもクレーンゲームしなよ〜。』
文美『…ことりーの。』
ことり『なに?あやみっち。クレーンゲームのコツがそんなに知りたいの〜?』
文美『なんで私にこんなに親しくしてくれるの?』
ことり『…あ〜…。』
私はつい気になり、ことりにそう質問した。ことりは少し黙ってしまった。そしてことりは困った顔でこう言った。
ことり『う〜ん…。わかんない。』
…え?
ことり『私とあやみっち、運命的な出会いだったんだよね。というか、あやみっちから仲良くしてきたんだよ。』
ことり『あやみっちといると…、とても楽しい。毎日がワクワクするの。』
ことり『私ね。友達…、前はいなかったんだ。だから、とても寂しかった。』
ことり『けれどね、あやみっちが気軽に話しかけてくれたおかげでとっても毎日が幸せだった。素敵な1日になった。私は今まで生きてきた人生の中でこんなに楽しかったことは一度もないよ!』
ことりはそう熱弁した。へアンナは友達が欲しかったのかもしれない。それにしても、ことりの過去は私の過去とよく似ていた。
そして私たちはこの後も、他のお店に行って、休日を楽しんだ。