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悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

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私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#26

二十六話『悪役令嬢は、現実に戻されますわ〜!!って、え?』

お祭りが終わった後、私はスタッフたちが片付けている姿を茫然と眺めていた。アンリもシャールもその中に紛れて、片付けをしていた。私も片付けをしようとしたら、スタッフやアンリたちに止められてしまった。恐らく、私がお嬢様だからだ。けれど、こんなに暇そうに見ているなら、手伝いたかったなぁ。流石、悪役令嬢と言われていたへアンナだ。

だが、今はそんなに悪役令嬢の噂は言われていないそう。まあ、私はへアンナよりかは遥かに性格は良いと思っているから(自分を褒めているまである)、悪役…とは思われないらしい。

私はこんなところで暇そうにしているのもあれなので、アンリたちの家に戻ろうと立ち上がった。
一人で、そして無言で歩いている。だがしかし笑顔は忘れない。周りに人がいる。へアンナは一応悪役令嬢なので、自信を持って歩く。(ぎこちないが)

…アンリの家は、この細い道を通れば近道だったっけな。ドレスのスカートが当たるか心配だけれど…。その道は長く真っ直ぐに道が続いていた。歩いて行くと、自分の足音だけが大きく聞こえる。

その時だった。

?『貴様か。』

私は歩いてきたはずの場所から声がしたので、すぐさま反射的に後ろを振り向いた。

?『転移魔法・交代』

どこかから、鈴の音が聞こえてきた。私の体は力が入らなくなった。立てなくなった。立とうと思っても自分の意思で立つことはできなかった。

[水平線]

平田文美。

名前を思い出すと、何故かイライラする。

お母さん『文美〜?起きてるの?』

お母さんが布団を退かす。お母さんが不思議そうな顔で私を見る。

なんでお母さんが…と思う。少し考える。

文美『今、何時?』

気持ちを紛らわすかのように、話題をお母さんに渡す。

お母さん『何って、9時よ。自分で確認すればいいじゃない。そういえば、今日は日曜日だから、朝のドラマ見なきゃねー。』

お母さんがそう言った。今日は日曜日で、今はAM9時。

…そうか。確か私は、知らないやつから魔法をかけられて、で私に戻されたということ…?

もしかして、あの突然現れたやつが、私とへアンナをぐるっと交代させた犯人ってこと…!?

お母さん『てか、今日昼にお友達と一緒に遊ぶ予定じゃなかったの?』

…え?

友達?

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/10/10 20:16

縺薙≠繧九s ID:≫905K2bUGI9WHg
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