- 閲覧前にご確認ください -

悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

文字サイズ変更

私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#25

二十五話「悪役令嬢は、お祭りを楽しみますわ〜!!』

シャール『盛り上げていくぞー!!!』

シャールがそういうと、みんなが突然銃を乱射し始めた。周りがとてもうるさい。みんな派手な格好だから、景色もとてもうるさい。

隣にいるアンリは、その景色もとても楽しそうにジュースを片手に持って見ていた。

私は今自分の顔は見れないが、きっと私は今苦笑いだろう。慣れない環境にあまりにも驚きすぎている。みんな、美味しそうな食べ物を食べたり、銃を乱射したり、刀で食べ物を切ったり…。あまりにも物騒だが、これはこれで面白いし、これが普通なんだろう。だからわたしはここで口を出す場面じゃないし、面白そうに見ていておくべきだと思った。

アンリはそんな私を気遣ってくれたのか、私に話しかけてくれた。

アンリ『大丈夫?へアンナ。』

へアンナ『大丈夫ですわ〜!』

私はそう言った。かなりの即答だったが、まあいいだろう。その時、突然後ろから声をかけられた。祭りのスタッフさんだ。

スタッフさん『お嬢、お酒は飲めるか?お酒やっさげ、たっぷり飲んでな。ああ、でも苦手だば飲めねよな…。』

かなり独特な喋り方だった。まるで日本の方言でも聞いているかのようだ。

私はお酒は飲んだことがない。転生してからも一口も。そもそも転生前が未成年だから、飲みたくないのだ。飲むのは大人になっての楽しみって決めている。

へアンナ『ごめんあそばせ。わたくし、お酒は飲まないのでして。』

スタッフさん『だなやなぁ。んだぜなぁ。ごめんなそげだごど聞いて。お嬢育ちが飲むわがいねよなぁ。オイが馬鹿だた、本当さごめんな。』

彼の言っていることが半分くらいよくわからないが、私は大丈夫だよと答えた。

へアンナ『全然、平気ですわよ。あなたはお酒は好きなのかしら?』

スタッフさん『そりゃもちろん好きだなや。普段はお酒どご売る仕事どごしてるんだ。んだんども、アンリは店さ来てくれるが、お酒は飲まねし買わねし、お菓子しか買わねんだ。ほんと、困たもなだ。』

アンリ『お酒が飲めないからだよ。』

会話しているととても楽しいな。

こんな日々がずっと続けばよかったのに。

転生前の私より、転生後の私の方が、私らしい。

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/10/02 19:46

縺薙≠繧九s ID:≫972W/z4G4BVy6
続きを執筆
小説を編集
/ 26

コメント
[10]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL