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悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

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私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#24

二十四話『悪役令嬢は、家族を追い払いますわ〜!!!』

へアンナ『あなたは…!』

…正直言って誰かわからなかったが、私の背後にいた人は、ペペロンチーノ家の人だと一瞬で分かった。だって、

ペペロンチーノ家しか持っていない勲章をつけていたのだから。



シャール『!…誰だお前。』

アンリ『この街の者じゃないな。一人で来て、勝てるとでも思ったか?』

確かにこのペペロンチーノ家の人は、一人だった。…一体誰だこの人。私にも見覚えがない。馬に乗って、しっかりと武装した格好で私たちの方を見ていた。

???『いや?僕は戦いに来たわけじゃない。取り返しに来た。』

アンリ『…取り返す…?何を言っているんだ貴様。』

アンリがあまりにも倒そうとするので、私は声をかけた。

へアンナ『アンリ、この人はペペロンチーノ家の…』

アンリ『…もう来たか。王族が。』

???『へアンナ。何故僕の顔を見たのにも関わらず、何故、何故僕に抱き付かない?いつもは僕の顔を見たらすぐに抱きつくじゃないか。ほら、久しぶりの帰還だぞ?』

久しぶりの帰還…?だから知らなかったのか。遠くでお仕事をしている方なんだわ…。というか、へアンナ嬢そんなことしていたの…?

へアンナ『(へアンナ嬢、家族のことを愛していたのね…。)』

アンリ『(文美さんだからなぁ…)』

シャール『(は?それってこの世界に来た前?後?は?)』

確かに顔はいいが、私が抱きつくほどではない。しかも、抱きつきたくないし、私は今日この祭りを盛り上げなければならない。だから大事になる前に帰ってもらうしかない。

???『へアンナ、もしかしてお兄ちゃん離れしたのか?お兄ちゃん悲しいなぁ〜。へアンナの可愛い笑顔がもっと見たいよ〜』

お兄ちゃん…。シスコンじゃないか…。でも私はこの言葉を聞いて追い返すとある作戦を思いついた。

???『ほらへアンナ〜!お兄ちゃんだぞ〜かっこいいお兄ちゃんだぞ〜!』

へアンナ『あら、誰かしら。』

???『え。』

へアンナ『私の兄様は、もっと若くてスタイルももっとよくて、髪の毛の生やし方ももっと素敵ですわ。そんなあなたは兄様の代わりには、なれませんわね。一言で言うと…、キモい。』

???『ガーン…。』

???『何年も離れていたから、へアンナの反抗期が辛く刺さる…。もしかして老けた…?もっとかっこよかった…城でカッコよくしてこないと…。』

そう言って、兄と名乗るものは去っていった。だが最後の言葉的にまたやってきそうだから、なんとかしなければ…。

[水平線]

???『…はは、はは。あの町からだいぶ離れたが、本当にへアンナがいたなぁ。』

???『だが、あれは[下線][太字]へアンナじゃない。[/太字][/下線]』

???『へアンナは僕のことを[下線][太字]兄様[/太字][/下線]とは呼ばないし、何よりへアンナは僕の髪型を好きと言っていた。へアンナが好きな髪型にした。』

???『…あいつは誰だ?』

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/09/14 13:04

縺薙≠繧九s ID:≫9820tLSVMWUTw
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