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悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

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私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#22

二十二話『悪役令嬢は、年に一度のお祭りを盛り上げちゃいますわ〜!』

次の日、私はぐっすり眠ることができた。窓から外を見ると雨が降っていて、外にいる人は傘を持って買い物をしたり、歩いたりしている。

私が寝ていたところは、2階にあるまだ名前がわかっていない女性の部屋のベッドだ。二階には全員の寝室があり、全ての部屋を除くと全員が二階にいないことがわかった。

私は階段で1階に降りると、そこには椅子に座っているオルトとトト、台所にはまだ名前がわかっていない女性が調理をしていた。時計を見ると、時計の針は7時の方へ指していた。

あれ、シャールとアンリは?

トト『あっ、おはよー!へアンナお嬢様!』

へアンナ『ごきげんようトトさん。ところでシャールさんとアンリは?』

トト『ん?嗚呼、あの二人は…あたい知らない。オルト、二人は?』

オルト『どうせ、二人でどっかの村へ行って、食べ物獲ってきてるんじゃないか?』

はは、だいぶ物騒な…。そして私は台所の方へ行って、手伝いをしようとした。

女性?『へアンナお嬢様の手は不要です。』

そう言って、彼女は包丁のような物で、野菜を素早く均等に切っていた。私は名前が気になったので、彼女に聞いてみた。

へアンナ『ごきげんよう。あなた、お名前は?昨日聞きそびれちゃってたから。』

ノーツ『ノーツと申します。』

へアンナ『そういえば昨日は申し訳ありませんでしたわ。ベッド使っちゃって。』

ノーツ『平気ですよ。私は睡眠が生活の中で不要なので。』

えっ?私は思わず声を出した。驚いていると、トトが私に驚きの事実を言った。

トト『だって、ノーツは人間に限りなく近いロボットだもん!』

へアンナ『え、ロボット、ですか?それにしてもとても人間のようにしか見えませんわ…!』

トト『あたいが作ったんだからね!』

ノーツ『はい。ご主人様には感謝しきれません。』

かなり驚いたが、こんなすごい技術を持っているのなら、もっと世の中にいいことができそう…と思った。もしかしたら、かなり才能のある子なのかもしれない。

そんなことを考えていると、アンリとシャールが帰ってきた。

アンリ『ただいま!朗報だ!』


アンリ『明日、年に一度のお祭りが開催されるぞ!』


オルト『それは本当か!?』

年に一度のお祭り…?日本でいう夏祭りみたいなものかしら。私は気になってしょうがないのでノーツに聞いてみた。

へアンナ『ノーツさん。年に一度のお祭りとは…?』

ノーツ『その名の通りです。』

へアンナ『そんなにすぐに決まる物なのですね。』

ノーツ『この町長様がかなり気まぐれなので、急に決まることが多いです。』

へえ…。私もぜひ参加してみたいけれど、どんなお祭りなのか気になるな…。ただ私がお嬢様だとバレたらかなり厳しくなりそう…。

アンリ『しかも、盛り上げ役はシャールになったぞ!!』

アンリ『僕はいつも通り司会です。』

アンリ『そしてへアンナ、君のことを町長に紹介したら、是非皆の前で喋って欲しいと仰ってたけど、どう?』

トト『えっ、へアンナお嬢様が!?』


へアンナ『ぜひやってみたいです!』

私は祭りの内容がわかってないのにも関わらず、ついやりたいという欲が口に現れてしました。

オルト『よし、頑張れよ二人とも!』


シャール『月夜の晩にお祭りじゃあ!!』

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/08/12 13:32

縺薙≠繧九s ID:≫972W/z4G4BVy6
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