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悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

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私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#18

十八話『悪役令嬢は正体がバレてしまったのですわ〜!!』

アンリ『地球から来たんでしょ?偽物のへアンナさん。』


…え?

へアンナ『ど、どういうことですの?それに地球って一体…。』

アンリ『ははっ、面白いね。けれど、隠しても無駄だよ。』

へアンナ『別に何も隠していませんけど…!?』

思わず動揺してしまった。逃げようと思ったが、バレた恐怖で身体が震えて動かない。

一体いつバレたんだ…?いつやり直せばこんなことにならなかったんだ…?私はあまりの絶望で頭が真っ白になった。

アンリ『…僕、本当はこの世界の人間じゃないんだ。だから本当はアンリ・メリアッセっていう名前じゃない。』

アンリ『僕も地球から転生してきたんだ。』

私はアンリの言うことを信用できなかったが、隠す余地もないので事実をそのまま話すことにした。

へアンナ『わたくしは…、いつのまにかここにいたの。そして何故かへアンナ・ペペロンチーノに転生してしまったのですわ。』

アンリ『なるほどね。…ねえへアンナ。ここから逃げない?』

へアンナ『え?』

アンリ『時間がないんだへアンナ。ほら。』

そう言って、アンリは私の手を掴んだ。』

アンリ『創造魔法・大きな空飛ぶ絨毯!』

そう言って、アンリは空飛ぶ絨毯を一瞬にして作り出した。そして私たちはその絨毯に飛び乗った。

アンリ『ごめん。初っ端から嘘ついてたんだけど、僕、実はメリアッセ家じゃないんだ。』

へアンナ『え、えっ!?ど、どういうことですの!?』

アンリ『そのうちわかるさ。』

私たちは城から少し離れたところに逃げた。下を見ると、今にも落ちそうで恐怖に襲われる。城の方を見ると、ベランダに大勢の警官がいるのを目撃した。

「どこだ!?」
「くそっ、逃げられたか…。」
「まて、空に何かいるぞ!!」

アンリ『創造魔法・大きなマント。へアンナ嬢、このマントで身を隠しててくれ。』

私は言われた通りに、マントを自分の体に被せた。周りは何も見えないが、警官の叫ぶ声と、アンリの声だけははっきりと聞こえた。

アンリ『大きい絨毯にしたからかなぁ…。バレたか。』

「いたぞ!」
「今日こそ捕まえてやる!」

今日こそ…?警官の発する言葉を聞いていると、突然アンリが魔法を放った。

アンリ『また会えたら嬉しいね警官さんたち!創造魔法・無数の矢!』

「うわああああ!!」
「おい気をつけろお前ら!」
「くっそおおおお!!」

そして絨毯はいきなり急スピードで動き始めた。

アンリ『もういいよ。』

私はマントをどかした。周りを見ると、知らない場所だった。私がまだ見たことがない、この世界の場所。

へアンナ『あの、どういうことなのかしら…!?』


アンリ『僕、実は転生先、国際指名手配されてる[太字]アンリ・ニューロン[/太字]っていう怪盗なんだよね…。』

いや誰!?

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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/07/29 15:27

縺薙≠繧九s ID:≫95W8biv8iH20g
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