KICK OFF
ナレーション「さぁ今ボールを持っているのはブルーロックNo.1幸茜！それに対する糸師冴！」
冴「…」ﾀﾞｯ!
葵(全然抜けさせてもらえない、やっぱ幸茜としてのプレーじゃ、冴に対応できない、姫野葵のプレーじゃないと…)
潔「お前は幸茜じゃなくて姫野葵だろ！」
葵「！」(潔！そうだ、どうせこの試合が最後なんだ、もうなにも偽る必要なんてない。私は私のプレーでゴールを決める！)
ﾀﾞｯ!
冴「！」
ナレーション「またもや糸師冴を抜いたー！」
楓「行かせないよ」
葵ﾎﾟﾝｯ!ｼｭﾝｯ！
楓(？！なんだ？今までとは全く違うプレースタイル)
跎来「匂う匂うここは通さぬ」
ﾄｯ!ﾎﾟﾝｯ!ﾀﾞｯ!
跎来(！まるで人が変わったような…誰だこいつは)
ナレーション「楓、跎来、仁王、三人抜き…しかし愛空が迫り来るー！」

絵心「あれは、葵…」
葵(ラスト一人！)
愛空「知らない子猫ちゃんがいるねぇ💧けどゴールは決めさせない」
葵(私のゴールじゃ、まだこいつを倒せないだったら…)
ﾎﾞﾝｯ!
Goal!!!1ー3
愛空「？！」
葵(カイザーインパクト！)
ナレーション「またもやブルーロックがゴールを決めたー！」
「そして、ここでU-20代表から１人選手を変えるそうです。新しくフィールドに入ってくる選手は…士道龍生選手」
葵(やっぱり、士道が入ってきたか…)
「やりづらいな…」
士道「さぁ俺の爆発を世界に！」
凛「ﾁｯ,」
KICK OFF
ﾎﾞﾝｯ!
2ー3
ﾊﾞｼｭｯ!
3ー3
葵(まさか、士道と冴の相性がこんなにもいいなんてこのままじゃ…)
凪「まだ終わったわけじゃないでしょ」
葵「凪、うん。」
(ラスト1分…ボールは凛と冴のとこにｯ！凛？flow？)
…
凛(俺は破壊者糸師凛だ！)
冴「なんだ。お前、まだその顔出来んじゃねぇか」
葵「す、すごい…あんな動き誰もついていけないよ」
(そっか凛はとうとう冴とやり合うとこまできてるんだね)
ﾀﾞﾝｯ!⚽
凛「！」
冴「！」
葵(え、凛が冴に勝った？いや、それよりもボールは…)
「潔？！」
潔ﾎﾞﾝｯ!ﾊﾞｼｭｯ!
3ー4Goal
潔「うおおおぉぉ！」
観客「おおおおおぉぉぉぉ！」
ナレーション「い、潔世一選手のダイレクトシュートによりブルーロック側の勝利です！」
蜂楽「やったね潔！」
葵「ほんとすごいよ潔。誰もあの二人についていけなかったのに潔だけがフィールドの未来を予想してあのゴールが生まれた。」
潔「葵…俺っ！」
いがぐり「おーい潔！ヒーローインタビュー！よんでんぞ！」
潔「え、」
葵「行ってきなよ」ﾎﾟｯﾝ押し出す
潔「うぉっ！？あ、えっと」
記者「日本代表なになって今後の意気込みを聞かせてください！」
潔「意気込み…俺たちブルーロックがW杯で日本を優勝させます。いや、違うな。俺が日本をW杯で優勝させます！」
…
絵心「葵」
葵「やっぱり気づいてましたか…監督」
絵心「あぁ」
葵「ブルーロックプロジェクトは成功ですね。ちゃんと約束は守りましたよ。」
絵心「そうだな」
「…なんで戻ってきた？」
葵「監督、私やっぱり監督が好きです。別にあの時私を刑務所に入れてもよかったのに、それをしなかったのは監督が私を愛してくれてたからじゃないですか？」
絵心「なぜそうなる？俺は今までお前を散々ひどい扱いをしてきたのに…」
葵「だって本当に愛してないなら。私を手放すわけないじゃないですか？だって私の代わりなんてこの日本には居ないですし、施設に送ったって今の私は逃げて１人で生きていくことが出来る。それがわかってて自由にしようとしてくれたんですよね？」
絵心「フンッどうだかな」
葵「ありがとうございます監督。」
絵心「もうお前を縛るものは何もないんだとっととここを出ていけばいい」
葵(やっぱり刑務所に入れるきはなかったか…よかった) 「監督一つお願いがあるんですけど」
絵心「？」
続く