愛を知らないヒロインはブルーロックの皆に溺愛される
凛 グイッ!
「おい、凪テメーこんな状況でなに言ってんだ?殺すぞ…」
ときみつ「わぁー!?凛くん落ち着いて~!」
れお「凛の言う通りだ、取り敢えず葵をどうするか考えよう」
潔(凪いきなり何を言い出すかと思ったら…びっくりさせんなよ…)
蜂楽「もー葵がびっくりして固まっちゃってんじゃん」
ばろう「けど、どうすんだ?絵心にみられてたらやべーだろこれ」
ザザーザー「あー、潔くんたち聞こえてますか?」
潔「え?アンリさん?」
アンリ「はい!今絵心さんは急遽入った日本フットボール連合の会議に出向いてますので、心配しなくても大丈夫です。それから葵さんの事で今ここにいる全員管理室に来てください。」
ザザーザーザッ
れお「よし、それじゃ行くか」
凪「葵?立てる?」
葵スッ!タッタッタ
凛の後ろに行く
葵「…今あんま近づかないで…///」
(今私すごいドキドキしてる…屋上から落ちるところだったんだもん吊り橋効果ってやつだよね?きっと)
凪「え、」
凛「フッ」
れお「ほら、早く行くぞ!」
ウィーン🚪
アンリ「来ましたね、待ってましたよ皆さん」
凛「ホントに葵をまた施設に連れてく気かよ、だったら…」
蜂楽「そうだよ!もし葵にひどいことするなら、俺らも黙ってないけど?」
アンリ「待ってください皆さん私は葵さんを施設に送る話をしたいんじゃありません!」
千切「どういう事ですか?」
アンリ「私は葵さんを助けたいと思っています。」
凪「何であんたが?葵を助ける理由は?」
アンリ「私は葵さんが養子として絵心さんに引き取られてからずっとお世話させて貰っています。そして葵さんが私たちの夢W杯優勝のため辛い日々を送っていたのも知っています。」
雷市「で、だからなんだよ?」
アンリ「謝らせてください。そしてここで償わさせてほしい。私は葵さんがいればW杯優勝できると絵心さんに言われ、法にあたるようなことも見てみぬふりをしてきました。葵さん本当にごめんなさい。」
土下座する
葵「顔をあげてください!💦私全然気にしてませんから、それに嬉しかったんです。いつも褒めてくれたり、応援してくれたり、お姉ちゃんがいるみたいで、毎日頑張れたんです。だからありがとうございます」
アンリ「葵さん…」
れお「それで、助けてくれるのはいいけど、どうやってだよ?」
アンリ「方法は一つです。葵さんには姫野葵とは別人としてブルーロックに入って貰います。」
蜂楽「え、そんなことできるの?だって戸籍とかあるわけじゃん?」
アンリ「いい忘れていましたが、実は葵さんには戸籍がないんです。明確に言えば姫野あかねさんのですが姫野あかねは0歳のときに死んだことになっているんです。」
潔「待て待て、どゆうことだ?それにあかねって、」
アンリ「葵さんには同じ年の姉が居たんですその子があかねさんです。しかし二人の父親はそれぞれ違います。葵さんの父親の方が不倫相手だったそうです…」
凪「葵、知ってた?」
葵「ううん、けどこれで何で外に出してくれなかったのとか学校に通わなくてよかったのかとか全部わかった。」
アンリ「話を続けます、ただあまり葵さんにとっては辛い話になると思いますので、無理して聞かなくても…」
葵「聞きます。続けてください…」
ギュッ 少し震える手を凛が握る
アンリ「分かりました。そして葵さんの母親姫野小百合さんはあかねさんを出産しに病院に向かう途中、事故で流産してしまいました。その時小百合さんの本命の相手は仕事中だったらしく、その場にはいなかったそうです。それからその後小百合さんは自分のお腹に葵さんがいることを知ります。」
れお「まさか…」
アンリ「そうです。小百合さんは葵さんを死んだはずのあかねさんと本命の相手に嘘をついたんです。たぶん病院には行かず生んだのだと思います。しかし小百合さんは相手に逃げられ、葵さんと二人で暮らしていたところを不倫相手の旦那さんに見つかって今の葵さんがここにいます。長くなりましたが、これが葵さんの全てです。」
「なので葵さんには戸籍がありません。ですから葵さんには男のふりをしていただきます。」
葵「男のふり?」
アンリ「はい。絵心さんが葵さんをクビにする理由に他者に情を持たせると言っていましたよね?もちろんそれだけではないんですが、女性である限り葵さんはブルーロックにいることはできないと思います。戸籍は私のほうで偽造させていただきます。それでもいいですか?」
れお「葵?」
葵「やります。まだここにいれるなら。」
千切「葵!お前ほんとにそれでいいのかよ、自分を偽るってことがどんだけ苦しいことかわかって…!」
葵「わかってるよ。今までも偽ってきたから、けど姫野葵でなくなるなら、私は本当の私でいられる。偽るつもりなんてさらさらない」
アンリ「ではいいですね?」
葵「はい。」
続く
「おい、凪テメーこんな状況でなに言ってんだ?殺すぞ…」
ときみつ「わぁー!?凛くん落ち着いて~!」
れお「凛の言う通りだ、取り敢えず葵をどうするか考えよう」
潔(凪いきなり何を言い出すかと思ったら…びっくりさせんなよ…)
蜂楽「もー葵がびっくりして固まっちゃってんじゃん」
ばろう「けど、どうすんだ?絵心にみられてたらやべーだろこれ」
ザザーザー「あー、潔くんたち聞こえてますか?」
潔「え?アンリさん?」
アンリ「はい!今絵心さんは急遽入った日本フットボール連合の会議に出向いてますので、心配しなくても大丈夫です。それから葵さんの事で今ここにいる全員管理室に来てください。」
ザザーザーザッ
れお「よし、それじゃ行くか」
凪「葵?立てる?」
葵スッ!タッタッタ
凛の後ろに行く
葵「…今あんま近づかないで…///」
(今私すごいドキドキしてる…屋上から落ちるところだったんだもん吊り橋効果ってやつだよね?きっと)
凪「え、」
凛「フッ」
れお「ほら、早く行くぞ!」
ウィーン🚪
アンリ「来ましたね、待ってましたよ皆さん」
凛「ホントに葵をまた施設に連れてく気かよ、だったら…」
蜂楽「そうだよ!もし葵にひどいことするなら、俺らも黙ってないけど?」
アンリ「待ってください皆さん私は葵さんを施設に送る話をしたいんじゃありません!」
千切「どういう事ですか?」
アンリ「私は葵さんを助けたいと思っています。」
凪「何であんたが?葵を助ける理由は?」
アンリ「私は葵さんが養子として絵心さんに引き取られてからずっとお世話させて貰っています。そして葵さんが私たちの夢W杯優勝のため辛い日々を送っていたのも知っています。」
雷市「で、だからなんだよ?」
アンリ「謝らせてください。そしてここで償わさせてほしい。私は葵さんがいればW杯優勝できると絵心さんに言われ、法にあたるようなことも見てみぬふりをしてきました。葵さん本当にごめんなさい。」
土下座する
葵「顔をあげてください!💦私全然気にしてませんから、それに嬉しかったんです。いつも褒めてくれたり、応援してくれたり、お姉ちゃんがいるみたいで、毎日頑張れたんです。だからありがとうございます」
アンリ「葵さん…」
れお「それで、助けてくれるのはいいけど、どうやってだよ?」
アンリ「方法は一つです。葵さんには姫野葵とは別人としてブルーロックに入って貰います。」
蜂楽「え、そんなことできるの?だって戸籍とかあるわけじゃん?」
アンリ「いい忘れていましたが、実は葵さんには戸籍がないんです。明確に言えば姫野あかねさんのですが姫野あかねは0歳のときに死んだことになっているんです。」
潔「待て待て、どゆうことだ?それにあかねって、」
アンリ「葵さんには同じ年の姉が居たんですその子があかねさんです。しかし二人の父親はそれぞれ違います。葵さんの父親の方が不倫相手だったそうです…」
凪「葵、知ってた?」
葵「ううん、けどこれで何で外に出してくれなかったのとか学校に通わなくてよかったのかとか全部わかった。」
アンリ「話を続けます、ただあまり葵さんにとっては辛い話になると思いますので、無理して聞かなくても…」
葵「聞きます。続けてください…」
ギュッ 少し震える手を凛が握る
アンリ「分かりました。そして葵さんの母親姫野小百合さんはあかねさんを出産しに病院に向かう途中、事故で流産してしまいました。その時小百合さんの本命の相手は仕事中だったらしく、その場にはいなかったそうです。それからその後小百合さんは自分のお腹に葵さんがいることを知ります。」
れお「まさか…」
アンリ「そうです。小百合さんは葵さんを死んだはずのあかねさんと本命の相手に嘘をついたんです。たぶん病院には行かず生んだのだと思います。しかし小百合さんは相手に逃げられ、葵さんと二人で暮らしていたところを不倫相手の旦那さんに見つかって今の葵さんがここにいます。長くなりましたが、これが葵さんの全てです。」
「なので葵さんには戸籍がありません。ですから葵さんには男のふりをしていただきます。」
葵「男のふり?」
アンリ「はい。絵心さんが葵さんをクビにする理由に他者に情を持たせると言っていましたよね?もちろんそれだけではないんですが、女性である限り葵さんはブルーロックにいることはできないと思います。戸籍は私のほうで偽造させていただきます。それでもいいですか?」
れお「葵?」
葵「やります。まだここにいれるなら。」
千切「葵!お前ほんとにそれでいいのかよ、自分を偽るってことがどんだけ苦しいことかわかって…!」
葵「わかってるよ。今までも偽ってきたから、けど姫野葵でなくなるなら、私は本当の私でいられる。偽るつもりなんてさらさらない」
アンリ「ではいいですね?」
葵「はい。」
続く
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