葵「う、頭痛！」
ばあや「おはようございます、葵様。今痛み止めの薬をお持ちいたします。」
葵「あ、ありがとうございます！💦」(あれ、私あの時溺れたんじゃ)
れお「おはよ、頭痛いのか？」
葵「れお！うん。でもほんとちょっとだから大丈夫。ここは？」
れお「俺の家、御影コーポレーション」
凪「ごめん葵、俺が居たのに…」
葵「凪！ううん謝らなくていいよ！凪は何も悪くないし、こっちこそ迷惑かけてごめん」
蜂楽「俺もごめん…俺が競争なんかしよって言ったから」
葵「謝らないでよ！💦私が勝手に足海藻に絡まっただけだから！それにどんなときでも無邪気に笑ってる蜂楽の方が私好きだよ！」
蜂楽！「葵～！✨」
葵よしよし✋
凛「たくっ、心配掛けんなよ。」
葵「やっぱり、助けてくれたの凛ちゃんだったんだ。ありがと…」
凛「もう勝手に離れんなよ…」
葵「？今なんて」
凛「うっせぇ、何でもねぇーよ。寝てろタコ」
蜂楽「もー凛ちゃんってば、素直じゃないんだからー」
潔「葵さっき絵心から電話あって、戻ってきたら管理室に来るようにだってさ」
葵「あ！うん。ありがと！」(そっか、私のせいで１日のはずだった外出が伸びて、みんなの練習削ってるわけだから…)
思い出す
絵心「…次はない」
葵「…」
れおぽん！✋
「大丈夫だ！何があっても俺らがついてる！」ﾆｺｯ!
凪「うん。」
葵！「…ありがと！」
inブルーロック
葵「ありがと二人ともここまででいいよ！」
れお「けど！」
葵「大丈夫！ほら私とパパのノリ知ってるでしょ？全然余裕だって！ちょっと怒られるかも知れないけど、私の事なんて気にしなくていいから！」
れお「やべー事くらい分かる。バカにすんな。俺ら連れてかねーとこの手なさねぇーから」
葵「もー心配しすぎだよれお！大丈夫だから！放してよ？ね？」
凪「放してれお」
れお「え、でも、それでもし葵が戻ってこなかったら…」
凪「葵。ちゃんと戻ってきてよ？」
葵「だから、大丈夫だってそれに私がいなくても二人は世界一に…」
凪「…」真剣な眼差し
葵「…頑張ってみます、」
ウィーン🚪
絵心「何で呼ばれたか分かってるな？」
葵「…はい。クビですよね？」
絵心「ああ、お前のサッカー技術は他者の成長させるのにいいと思っていたが、それ以上にお前は手がかかる、それにお前がいるせいで余計な情を持ちはじめるやつがいるからな」
「今日をもって絵心葵いや、姫野葵はブルーロックから消えて貰う。明日までに荷物をまとめろ、アンリちゃんが養護施設にまで車を出してくれる。」
葵(やっぱり、愛されてなんかいなかった。また愛されたいなんか思から、自由に生きたいなんて望むから結局辛くなる。)
絵心「けどよかったな、最初俺はお前をどっかに売ってブルーロックのための金にするつもりだったが、アンリちゃんがどうしてもって言うから施設ですんだ、感謝しろ」
葵「はい。ありがとうございます…」
ウィーン🚪
れお「葵！どうだった？大丈夫だったか？」
凪「葵？」
葵ｽｯ顔を上げる「うん！全然大丈夫だったよ！ちょこっと怒られちゃったけど､ご飯のおかず納豆にされるだけですんだから！」
れお「ﾌﾟﾊｯ!それ結構ダメージでかいって！けどよかったなこれでまた三人で世界一目指すぞ！」
葵れお「おー！✊」
凪「…」
れお「あれ？今日は一緒に寝ないのか？」
葵「うん。今日はちょっと一人で寝たい気分だからじゃ、おやすみ！」
れお「分かった、おやすみ！」
ガチャン🚪
葵「ふー…」(なんかもう疲れちゃったな、生きてる意味なんかなくていいって凪は言ってたけど、なくたって辛いだけなら死んだ方が…て言うか何で最初からそうしなかったんだろ、どこかで期待してたから？でももうそんな希望もうない…)
「…死のう。」
葵(初めて屋上来た結構高い、これなら死ねる)
凪「こんなとこでなにしてんの？」
葵「凪…別にちょっと外の空気でも吸おうと思っただけ、私はもう少しここに居たいから先戻ってていいよ！😊」
凪「やっぱ絵心にブルーロックからいなくなるよう言われた？れおは気づいてなかったけど、」
葵「…はぁーやっぱ凪には敵わないなー、でも大丈夫だよ？私今からでも高校とか入って大学行って今までつちかってきた力で人生エンジョイするつもりだから！だから凪も頑張ってね！今までありがと一緒にいてくれて！」
凪「…まだ嘘つくの葵？」
葵「え？嘘なんかついてな…」
凪「死のうとしてるでしょ」
葵ｯ!
凪「はぁー分かるよそのぐらい、生きてりゃ何とかなるんだから取り敢えず危ないからこっちに…」
葵「来ないで！」
廊下
潔「なぁ今屋上から葵の声しなかったか？」
蜂楽「見に行ってみる？」
潔「あれは、葵と凪？」
葵「何が生きてりゃ何とかなるだ、ふざけんな！私はこの17年間生きててよかったなんて思ったこと一度もない！確かに凛ちゃんや冴、ブルーロックの皆と出会って嬉しいこともたくさんあった…けど！私が高望みするといつもこうなる！」
蜂楽「これってやばいんじゃ…」
潔「蜂楽みんなを呼んできてくれ！」
蜂楽「了解！」
葵「今までもそう辛い思いするくらいなら最初から希望なんか持たなければいいって思ってたのに、皆にあって私も普通に生きれるんじゃないかって期待した、勘違いした！この先、生きてたってまた同じこと繰り返す、だったらもう死んだぼうがいい！」
ﾀﾞｯ!
凪「葵！」
ﾊﾟｼｯ!🤝
葵「放して」
凪「嫌だ、葵がいないと俺が困る」
葵「そんなの無責任だよ…お願い凪、もう、楽にして？」
凪ｯ!ｽｯ手を放そうとする
ﾊﾟｼｯ!🤝
れお「バカ！放すんじゃねぇ！」
凪「れお」
ﾊﾟｼｯ!🤝
潔「葵！何があったか知らないけど、おまえにまだ勝ってねぇんだ！だから勝手にいなくなんな！」
蜂楽「潔！皆連れて来たよ！」
ﾊﾟｼｯ!🤝
凛「俺が救った命そんな軽々捨てんじゃねぇよくそが！」
葵(あーあ私また期待してる、生きたいなんか願ってる、どうなるかくらいもう分かってるのに、分かってるはずなのに…)
全員「葵！」
葵「…私、皆を信じていいですか！」
凪「うん。絶対裏切らない！」
ｸﾞｲｯ!ﾄﾞｻｯ
凪「葵」
「葵は俺の事無責任って言ったけど、そんなことないよ。」
葵「えっ？ 」
凪　チュッ、
「俺が葵を愛してあげる」
全員「…は？」