【参加型】この世界の未来を守る、そんなお話
流生「……え、葉月誠って人は2024年の時中1?」
跡奈「間違いじゃ、なければ」
困惑して箱のボタンをカチカチと連打するが、ジジ…と音を立てるばかりで何も起こらない。もしかして、この一回で壊れたのか?
夕暮れの匂いが近づいてきて、ここ一帯が焦りを帯びる。それとともに緊張感も高まってきていた。昨日、この時間くらいに大量のゾンビが出始めたのもあるが、暗くなる、活動ができなくなる、眠らなくてはならないという不安が俺たちを襲っていた。
渚「私たちは2024年6月にここにやってきた……ですよね?」
有城「うん。で、ハヅキマコトって人は2024年の10月にこれを撮っテル…」
修「6月から10月の間に、もし葉月誠の言葉を信じるなら『未来の宇宙人が襲ってきた』ということになるな…」
修は『宇宙人なんかいるはずないけど』とぶっきらぼうに付け足す。それに跡奈と有城が少し反応したような気がしたが、特段何もいう様子がないので放っておくことにした。
驚きとどさくさで気が付かなかったが、確かに彼女の言葉は意味不明だ。
宇宙人、未来、侵略……漫画の設定にしか思えない。
星奈「もう暗いし、とりあえず休憩しよ!なーんか、難しいこと考えすぎて頭痛くなってきた…」
魁斗「そうだな。あ、昨日のゾンビ軍団に備えて、交代制で見張りに立とう。最初は俺が立つから、眠くなったら誰か代わってくれる?」
流生「俺代わるわ。一応運動部だし、体力ならあるから」
星奈「じゃあうちも体力あるし、見張ることにする」
有城「ボクは流生の次に見張るコトにするヨ」
星奈「え、うち朝には異常に強いから明け方の番するわ。艦痢くんの次でいい?」
流生「うん。それでいいか?」
全員が頷くと『決まりだな』と魁斗が言う。ふと静かになった後ろを見ると、もうすでに修と渚は眠りについていた。ただ一人、跡奈だけが申し訳なさそうにこちらを見ていた。
跡奈「ごめんなさい…体力には、あんまり自信が……任せっきりになっちゃいます」
星奈「大丈夫大丈夫!四人いれば一晩回せるでしょ!なんかあったら寝てようが泣いてようが戦闘要員だし…」
有城「その代わり、日中積極的に働いてもらうヨ〜」
二人がそういうと、跡奈は表情を引き締めて『しっかり働かせていただきます!』と敬礼した。
一旦魁斗を残して眠りにつくことにし、寝転がった俺はできるだけ休憩しようと目を閉じる。コンクリートと草の音が響いて、鼻の奥を慣れてしまった腐臭が横切っていった。
跡奈「間違いじゃ、なければ」
困惑して箱のボタンをカチカチと連打するが、ジジ…と音を立てるばかりで何も起こらない。もしかして、この一回で壊れたのか?
夕暮れの匂いが近づいてきて、ここ一帯が焦りを帯びる。それとともに緊張感も高まってきていた。昨日、この時間くらいに大量のゾンビが出始めたのもあるが、暗くなる、活動ができなくなる、眠らなくてはならないという不安が俺たちを襲っていた。
渚「私たちは2024年6月にここにやってきた……ですよね?」
有城「うん。で、ハヅキマコトって人は2024年の10月にこれを撮っテル…」
修「6月から10月の間に、もし葉月誠の言葉を信じるなら『未来の宇宙人が襲ってきた』ということになるな…」
修は『宇宙人なんかいるはずないけど』とぶっきらぼうに付け足す。それに跡奈と有城が少し反応したような気がしたが、特段何もいう様子がないので放っておくことにした。
驚きとどさくさで気が付かなかったが、確かに彼女の言葉は意味不明だ。
宇宙人、未来、侵略……漫画の設定にしか思えない。
星奈「もう暗いし、とりあえず休憩しよ!なーんか、難しいこと考えすぎて頭痛くなってきた…」
魁斗「そうだな。あ、昨日のゾンビ軍団に備えて、交代制で見張りに立とう。最初は俺が立つから、眠くなったら誰か代わってくれる?」
流生「俺代わるわ。一応運動部だし、体力ならあるから」
星奈「じゃあうちも体力あるし、見張ることにする」
有城「ボクは流生の次に見張るコトにするヨ」
星奈「え、うち朝には異常に強いから明け方の番するわ。艦痢くんの次でいい?」
流生「うん。それでいいか?」
全員が頷くと『決まりだな』と魁斗が言う。ふと静かになった後ろを見ると、もうすでに修と渚は眠りについていた。ただ一人、跡奈だけが申し訳なさそうにこちらを見ていた。
跡奈「ごめんなさい…体力には、あんまり自信が……任せっきりになっちゃいます」
星奈「大丈夫大丈夫!四人いれば一晩回せるでしょ!なんかあったら寝てようが泣いてようが戦闘要員だし…」
有城「その代わり、日中積極的に働いてもらうヨ〜」
二人がそういうと、跡奈は表情を引き締めて『しっかり働かせていただきます!』と敬礼した。
一旦魁斗を残して眠りにつくことにし、寝転がった俺はできるだけ休憩しようと目を閉じる。コンクリートと草の音が響いて、鼻の奥を慣れてしまった腐臭が横切っていった。