一難去ってまた一難。
ボクはずっと難が続いてくるんだ。
ボクは前に出ても落ちちゃうだけ。
皆んなの足引っ張っちゃうだけ。
「大丈夫だよ」「何でもない」「別にいいよ」
ずっと言い続けてる気がするな。
そうだよな、笑えるよな、もう存分に笑ってくれよ。

誰もボクの背中を押してはくれない。
皆んなより一歩後ろの世界線を独りで生きている。

キミに好きになって欲しい。キミに嫌われたくなんか無い。
もう誰にも裏切られたくなんかないんだ。
もう誰にも捨てられたくなんかない、もう誰も捨てたく無いよ。
いつかきっと、ボクを解ってくれる人は現れてくれるのかな。

キミは知ってるのかな、ボクの素の顔闇の部分。
きっと知っちゃったらキミはボクから離れちゃう。
いつもの言葉、いつもの動きは
元の素を隠して[漢字]偽[/漢字][ふりがな]つく[/ふりがな]った偽の顔。
どんなものよりボクみたいなのが一番怖いと思うんだ。

誰もボクの本性を知りはしない。
偽りの仮面の下の闇は自分しか知らなくっていいと思うから。

大嫌いを反対にしても大好きは隠れてないのに、
ボクは大嫌いを裏返そうとしてしまう。

キミの視線を独り占めにしたい。キミをボクだけのキミにしたい。
ボクのどろどろした愛し方をキミはゆるしてくれるのかな。

キミは単にボクへの言葉をくれただけなのに、
ボクはソレで勘違いを起こしてキミへ好意を向けるようになってしまった。
きっとキミはボクを嫌に思っているだろうね。

キミはボクなんかを心配してくれたんだ。
大丈夫だよ、キミがボクに消えて欲しいのなら姿を消すから。
周りに見捨てられやすいボクだけどさ。