私のヒーローアカデミア
緑谷がオールマイトの足にしがみつき、一緒に飛んでいってしまったのだ。
『ありゃりゃ……迷惑かけちゃうでしょーが』
飛んでいった方向を眺めながら○○は自分の家の方向に足を進める。
すると、ポケットに入れていたスマホが揺れた。
『電話?誰から……母さんか…』
スマホに書かれていた文字は”母”。○○はそれを見ると嫌そうな顔になり、スマホの電源を切った。
『ったく……どうせまた小言でしょ?無視しとけばいっか…』
スマホをスカートのポケットに突っ込む。そのまま歩いていると、
『……あれって、勝己?』
前に爆豪の後ろ姿があった。一緒にクラスメートも居るようだった。
『勝己ー』
走ってきた○○が爆豪の肩を叩くと、爆豪がちょうど手に持っていた空き缶を爆破した。
『おわっ!びっくりしたー』
爆「てめえ……いきなり肩を叩くんじゃねぇ……!」
『前に勝己がいたから』
爆「次からはすんじゃねえぞ」
『はいはーい』
悪態をつくはするが無下にしない爆豪に後ろにいたクラスメート二人がヒソヒソと話す。
「爆豪ってなんだかんだ●●には優しいよな」
「同じ幼馴染なのに緑谷とは全然対応が違うよなー」
爆「黙れてめえら‼」
『全員に優しくしようよ、勝己…』
二人を爆破させようとする爆豪の肩に○○が手を置く。
そんな爆豪と○○の背後をクラスメート二人が怯えたように指差した。
「良い”個性”の、隠れミノら」
ヘドロの[漢字]敵[/漢字][ふりがな]ヴィラン[/ふりがな]に飲み込まれた爆豪と○○。
爆破で抵抗する爆豪の腕には同じように苦しむ○○が抱えられている。
周りに居るプロヒーロー達は各々の事情で動くことができない。
二人が抵抗する以外方法がないのだ。
完全に飲み込まれそうになると爆豪が爆破する。それの繰り返しだ。
それを遠くからオールマイトと緑谷が眺めていた。
自分のせいで[漢字]敵[/漢字][ふりがな]ヴィラン[/ふりがな]を逃がしたと思った緑谷は、飲み込まれかけている爆豪と○○を見て_____駆け出した。
人の止める声も聞かず、バッグを投げる。
緑「かっちゃん‼○○ちゃん‼」
爆「何で‼てめえが‼」
『出久‼危ないから‼』
ヘドロをかき分け二人を助けようとする緑谷は泣きそうになりながらも笑い、
緑「足が勝手に‼何でって…わかんないけど‼!君達が、救けを求める顔してた」
『ありゃりゃ……迷惑かけちゃうでしょーが』
飛んでいった方向を眺めながら○○は自分の家の方向に足を進める。
すると、ポケットに入れていたスマホが揺れた。
『電話?誰から……母さんか…』
スマホに書かれていた文字は”母”。○○はそれを見ると嫌そうな顔になり、スマホの電源を切った。
『ったく……どうせまた小言でしょ?無視しとけばいっか…』
スマホをスカートのポケットに突っ込む。そのまま歩いていると、
『……あれって、勝己?』
前に爆豪の後ろ姿があった。一緒にクラスメートも居るようだった。
『勝己ー』
走ってきた○○が爆豪の肩を叩くと、爆豪がちょうど手に持っていた空き缶を爆破した。
『おわっ!びっくりしたー』
爆「てめえ……いきなり肩を叩くんじゃねぇ……!」
『前に勝己がいたから』
爆「次からはすんじゃねえぞ」
『はいはーい』
悪態をつくはするが無下にしない爆豪に後ろにいたクラスメート二人がヒソヒソと話す。
「爆豪ってなんだかんだ●●には優しいよな」
「同じ幼馴染なのに緑谷とは全然対応が違うよなー」
爆「黙れてめえら‼」
『全員に優しくしようよ、勝己…』
二人を爆破させようとする爆豪の肩に○○が手を置く。
そんな爆豪と○○の背後をクラスメート二人が怯えたように指差した。
「良い”個性”の、隠れミノら」
ヘドロの[漢字]敵[/漢字][ふりがな]ヴィラン[/ふりがな]に飲み込まれた爆豪と○○。
爆破で抵抗する爆豪の腕には同じように苦しむ○○が抱えられている。
周りに居るプロヒーロー達は各々の事情で動くことができない。
二人が抵抗する以外方法がないのだ。
完全に飲み込まれそうになると爆豪が爆破する。それの繰り返しだ。
それを遠くからオールマイトと緑谷が眺めていた。
自分のせいで[漢字]敵[/漢字][ふりがな]ヴィラン[/ふりがな]を逃がしたと思った緑谷は、飲み込まれかけている爆豪と○○を見て_____駆け出した。
人の止める声も聞かず、バッグを投げる。
緑「かっちゃん‼○○ちゃん‼」
爆「何で‼てめえが‼」
『出久‼危ないから‼』
ヘドロをかき分け二人を助けようとする緑谷は泣きそうになりながらも笑い、
緑「足が勝手に‼何でって…わかんないけど‼!君達が、救けを求める顔してた」
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