放課後の夕焼けの光が刺す教室
部屋の一角　高嶺の花が1人静かに咲いていた

風に乗ってなびくラナンキュラスの咲いた髪
陽の光を反射する純粋な瞳
その視界には　ボクの姿など無かった

極力笑顔で幸せそうに振る舞うよ
シナリオ通りのニッコリ笑顔です
ずっと謝っては過ち犯す無限ループの永久機関
シナリオ通りの普通の子です

ボクには手が一生届きやしません！
もう笑っちゃってくださいよ
だってそうなる[漢字]運命[/漢字][ふりがな]サダメ[/ふりがな]なのだから
一生失敗しまくって　一生涯天蓋孤独なのです

朝の嫌な光が頬に直射する
ボクの心は嫌な予感を予兆した
キミは他の人と喋ってた
胸が締め付けられるようにぎゅっとなった

春が訪れているハートが浮かんだ瞳
ボク頬を伝う変な冷や汗
あぁ　またか

やっぱり失敗してしまう運命なのですね！
期待して　ごめんなさい