魔王城の外で激しくぶつかる音がする。

モナ・アーミカ「クソッ…こいつ強いな…」
（あいつが只者じゃないというならば強いとは思っていたがまさかこれほどとはな…）

モナ・アーミカは黒い物体から作り出した魔剣のような物で戦っている。だが相手は剣技でいえばかなり強いだろう。今はかなり押されている状況でありこのままやっても勝ち目はない。

モナ・アミーカ「この技は温存しておきたかったがここで負けては意味がない…これで終わらせる…！」

その瞬間悪魔を黒い物体が包んだ。そして、その物体はだんだん縮んでいった。
そして、悪魔と縮んだ物体は破裂した。

モナ・アーミカ「ハァ…かなり手強い相手だったな…急いであいつの助けに行くか…」

その頃のラグ・アルグルは

ラグ・アルグル「たまたま死体蹴り飛ばしたら隠し通路みてえなのでてきやがったな…まあ行ってみるか」

そうして一つの部屋に出てきた。これまでより豪華で広かった。そしてその部屋の奥には玉座があった。玉座の間だ。
そしてその玉座には何者かが座っていた。

ラグ・アルグル「あんたがこの騒ぎみてえな奴の犯人なのか？」

？？？「さあ、どうだろうね。とりあえずここまで来たのは疲れただろう。何か飲んで休憩でもしなよ…ちょっと『は？何言ってんだこいつ』って言いたげな顔してるね。まあ無理もない。まあ話そうよ。ついてきて」

とりあえず着いていく事にした。そこは普通の家のように机と椅子があった。そしてどこからか現れた悪魔に命令して飲み物を持ってきた。

ラグ・アルグル「んで、何でこんな事するんだ？さっさとやりあえばいいだけだろう」

？？？「別にいいだろこっちだって暇なんだしさ。あ、名前言うの忘れてたね。僕はラーゴ・ヴェラっていうんだ。正確には言われてるんだけどね。君、飲み物とかになんか入ってないかって警戒しないの？」

ラグ・アルグル「しないも何も毒とかあるか見わけれるからな。」
（言われてるって事は誰かに名前つけられでもしたのか？でもあんな奴につける奴なんてそういねえよな…）


そうしてラーゴ・ヴェラという謎の悪魔との会話が始まるのだった