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暗殺者

#5

「魔界」

ラグ・アルグル「…?なんだこいつら、やけに血の気が多いな…今回の事件に関係あるのか…?普段なら俺の姿を見た奴等は大体影に隠れるなりして逃げんのに。だからといって殴りでもすれば無事じゃ済まねえだろうな…脅しみてえなのなら通用するか…」

そういいながら悪魔に対して圧倒的な覇気で威嚇する。悪魔達は我に返ったようになり一目散に逃げ出した。

ラグ・アルグル「で、お前の方はどうだ?変化はあるか?」

モナ・アミーカ「いや、数キロ範囲で探したが怪しいものは何もない」

ラグ・アルグル「そうか…おいジェネナルピラー。今すぐ魔界にいる正気の悪魔達に散策をさせろ。少しでも怪しいものがあればすぐに報告するんだ」

ジェネナルピラー「御意。今すぐ探して参ります」

モナ・アミーカ「…相変わらず便利だな。ここからは手分けして探そう。無茶はするなよ」

ラグ・アルグル「誰に向かって言ってんだ。お前こそ油断すんなよ」

ジェネナルピラー率いる悪魔の軍団、モナ・アミーカ、ラグ・アルグルの三つの勢力に分け探索していた。

ー数十分後ー

モナ・アミーカ「…チッ、面倒な事になったな。なんでよりによって四天王みたいな立ち位置の奴が相手に来るのやら。姿を消したと思えばこんな事になっていたのか。」

モナ・アミーカの前に現れたのはこの辺りを支配しているかなり上位の悪魔だ。ここで戦い負ければ奴は厄災級悪魔に進化するだろう。

モナ・アミーカ「…なるほど、そこまで計算済みだってわけね。流石上位悪魔だ。なんらかの手段であいつとの連絡を使えなくしたのか。一騎討ちをしたいと…」

魔物として単純な強さだけでは相手が上回っている。だが助けを呼ぶ事も逃げる事もできないようだ。

モナ・アミーカ「仕方ない、あまり気には乗らんがやってやろうか…」










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2024/08/26 01:41

鈴木 ID:≫0tS.Wi/U8jY6Y
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