「早速チュートリアルを開始した''はずだった''」

「なのになんだこれはおかしい」
そうはずだったと言ったように僕は気がつくと知らない部屋に閉じ込められていた。
初めは
「チュートリアルが始まりました！すごく綺麗な部屋だな。」
みたいな感じでいつも通り話してた
でも
「あれ？一向に説明がないな重いのかなかな」
ただ単に重くて遅れているだけだと思っていたけど
「おかしいな1時間経っても何も説明がない？」
「ちょっと一旦ゲームをやめて入り直してみます」
そう話して抜けようと設定画面を開いたら
「あれ、ここにあったゲームを終了が消えてる？」
そう終了が消えていたんだ
そして今に至る
設定画面をのぞいたけど、外部と連絡手段が取れないようになっていたのと止めることができなくなっていたこと
部屋も見渡してみたらドアがあったが内側からは開かない仕組みになっているようだ
一応何かないのかと思って部屋を漁ってみて見つけたのが何かの破片？とライター、食料、水、ライトぐらいしか見つからなかった
「うーんどうしよう」
悩んでいると
急に扉が開いた
「え、急に扉が開いた？？？出たほうがいいかな」
どうしようかなと思ったがここにいても何もすることがないので
僕は出ることにした
出てみると
僕と同じような境遇の人なのかな
僕を含めて20人ぐらいのいろんな人がいた

「もうやだどうして俺ばっかりこんな目に」
ちょっと気の弱そうな人

「お兄ちゃん怖いよ、」
その男の人にくっついている怯えている小さい子

「なんかよく分かんないけど大丈夫だよ」
二人を励まそうとしている明るい子

「ねむーい早く寝たいな」
だるそうで眠がっている人

「ちょっとあなた私を無視するだなんていい度胸ね」
怒っている気の強そうな人

「悪い悪いチビで見えなくってな」
柄の悪そうな人

「お嬢様になんてことを言うのですか」
メイド服を着た人

「、、、」
それらを冷静にみている怖い顔の人

「すごーいなんかのドッキリ企画かな」
ちょっとずれていそうな子

「バカそんなわけないでしょ明らかに異常事態だよ」
その子にツッコミを入れている子

「皆さん落ち着いてください」
皆んなを落ち着かせようとしている人

「こわーい♡助けてお願い♡」
ぶりっ子して男の子の腕に抱きついている子

「えぇーしょうがないなこの俺様が助けてやるよ」
その子に対して鼻を伸ばしている子

「お前また浮気していたな！誰だその男！今度はしないって言ってたじゃねえか」
怒鳴っている人

「誤解です！私は浮気だなんてしてません！この人がさっきから突っかかってくるんです」
それに対して反論している人

「ひどい、人の彼氏とったくせに何が誤解よ」
彼氏を取られた？人

「何言ってるんだよ！二人とも俺のこと好きって言ってたじゃねえかどう言うことだ」
困惑している人

「うぐ、」
倒れた子

「きゃー誰か助けてください」
その子に駆け寄る子

「大丈夫ですか今助けます」
倒れた子を助けている人

えっとどうしよう
辺りを見渡してみるとまだ出ていない人が5人くらいいた

「この中に出ていくとか拙者絶対無理だわ」
ちょっと暗い人

「大丈夫？どっか悪いの」
その人に声をかけている明るい人

「ふふあはははははは」
なんか危なさそうな人

「これをこうすれば」
研究者みたいな人

他にもいないかと辺りを見たが他にはもういなかった
どうしようかと思っていたら
誰かが話しかけてきた