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『 だから 息を止めようとした 。 』

#3

過去

[明朝体]


私は恵まれなかった家庭で育った。


宮城から兵庫に転校することになったのも、


親の転勤とかよくある話ではなかった。



母「もう嫌だなぁ...苦しい...」

「お母さん...?」

母「...ねぇ、●●」

「な、に...?」


母「私と一緒に、[太字]死んでくれる?[/太字]」


お父さんは不倫ばっかで、お金もパチンコに費やしてばっかのクズだった。


私の記憶の中にいる母はずっと泣いている。



[太字]ずっと  ずっと  ずーっと[/太字]








お父さんは家に帰ってこなくて、


食卓はいつも2人分だけ。


お父さんの分の食卓が並ぶことなんてなかった。






[/明朝体]

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作者メッセージ

短くてごめん((

2024/08/19 17:12

雪月華はんな@SS専用 ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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