病室10号室から、君へ________。
翠「っあ…そういえば今日カウンセリングだった…。」
翠ががっかりしたようにつぶやく。
翠「ごめんだけど、いったん帰っていい…?というか戻れないかも…。」
利「いいよ。俺ももう帰るから。」
翠「わかった。んじゃね!」
バイバイ、と手を振り少し小走りで相談室へ向かっていく。
[下線]その時、彼の足が止まった。[/下線]
翠「ねぇ!」
翠「また明日も…来てくれる?」
利「うん。また行くよ。」
翠「そっか!んじゃね~!」
そういってまた小走りで走り出した。
なんだか小動物みたいで少しかわいらしかった。
利「…ってことがあったですよ~。」
点滴の取り換えをしに来た奏多先生に今日のことを話した。
奏「ほぉ~ん…にしても利登が新しく友達作るとは思ってなかったな~。それもすいゆだし!」
利「…なんすかそのすいゆって。」
奏「え、あだ名だけど。」
利「あぁ、なるほど。んじゃあ、結構知り合いなんですか?あだ名で呼んでるみたいだし。」
奏「まぁね~、結構人脈広いし?」
利「…なんか鼻につきますね。」
奏「おい。にしてもすいゆがそんなに積極的とは意外だな~。」
利「え、そうなんですか?」
奏「うん。僕、あの子のカウンセリングしてるけど、心全然開いてくれなくて…相談してくれるのに1年くらいかかったよ…。」
利「それただ単に先生が好かれてないだけじゃ…」
奏「しばいてやろうか???お???」
利「冗談ですよw…んじゃあ、俺結構信頼?されてるんですかね…。今日初対面なんだけどなぁ。」
奏「まぁ、同年代じゃないと話せないこともあるだろうしね。うん。そう。」
利「あ、結構気にしてたんすね。」
奏「あ、あはは…。まぁね…。」
利「まぁ、新しく友達ができたんで、ちょっとうれしかったってだけなんで気にしないでください。それに、先生今日病院の大事な会議じゃないんですか?」
奏「え…あ!!!!!やばいやばい!!そうだった!!ごめん!!行ってくる!」
利「気を付けてくださいね~。」
俺の声なんか聞こえるわけなく、風のように去ってしまった。
利「…にしても、先生あんなの気にするんだ。いじりポイントゲット~笑」
[斜体]なんて思いながら、また窓の外の景色を眺めた。[/斜体]
翠ががっかりしたようにつぶやく。
翠「ごめんだけど、いったん帰っていい…?というか戻れないかも…。」
利「いいよ。俺ももう帰るから。」
翠「わかった。んじゃね!」
バイバイ、と手を振り少し小走りで相談室へ向かっていく。
[下線]その時、彼の足が止まった。[/下線]
翠「ねぇ!」
翠「また明日も…来てくれる?」
利「うん。また行くよ。」
翠「そっか!んじゃね~!」
そういってまた小走りで走り出した。
なんだか小動物みたいで少しかわいらしかった。
利「…ってことがあったですよ~。」
点滴の取り換えをしに来た奏多先生に今日のことを話した。
奏「ほぉ~ん…にしても利登が新しく友達作るとは思ってなかったな~。それもすいゆだし!」
利「…なんすかそのすいゆって。」
奏「え、あだ名だけど。」
利「あぁ、なるほど。んじゃあ、結構知り合いなんですか?あだ名で呼んでるみたいだし。」
奏「まぁね~、結構人脈広いし?」
利「…なんか鼻につきますね。」
奏「おい。にしてもすいゆがそんなに積極的とは意外だな~。」
利「え、そうなんですか?」
奏「うん。僕、あの子のカウンセリングしてるけど、心全然開いてくれなくて…相談してくれるのに1年くらいかかったよ…。」
利「それただ単に先生が好かれてないだけじゃ…」
奏「しばいてやろうか???お???」
利「冗談ですよw…んじゃあ、俺結構信頼?されてるんですかね…。今日初対面なんだけどなぁ。」
奏「まぁ、同年代じゃないと話せないこともあるだろうしね。うん。そう。」
利「あ、結構気にしてたんすね。」
奏「あ、あはは…。まぁね…。」
利「まぁ、新しく友達ができたんで、ちょっとうれしかったってだけなんで気にしないでください。それに、先生今日病院の大事な会議じゃないんですか?」
奏「え…あ!!!!!やばいやばい!!そうだった!!ごめん!!行ってくる!」
利「気を付けてくださいね~。」
俺の声なんか聞こえるわけなく、風のように去ってしまった。
利「…にしても、先生あんなの気にするんだ。いじりポイントゲット~笑」
[斜体]なんて思いながら、また窓の外の景色を眺めた。[/斜体]
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