天才ちゃんは左利き
その後も、佐奈はずっと歌っていた。
たまにポテトやらを食べて休憩したりしていたが、それでも佐奈だけが歌っていた。
「あやは歌わなくていいのー?」
「僕は歌うの好きじゃないからいいよ」
「そっかー」
あんなに歌って喉が枯れないのかと心配にもなったが、天才の佐奈はそこらへんも大丈夫なんだろう。
[水平線]
「もー終わろー、時間もそろそろだし」
「ああほんとだ、帰ろうか」
「うん」
気付けば夢の…カラオケの時間も終わり、僕らは帰路につく。
「…あ、そうだ」
「なに?」
僕らは途中まで帰り道が同じなので、今は佐奈と一緒に帰っている。
茜色の夕焼けの中の佐奈は、なぜか儚かった。
「話したいことがあるんだ」
「私ね__」
たまにポテトやらを食べて休憩したりしていたが、それでも佐奈だけが歌っていた。
「あやは歌わなくていいのー?」
「僕は歌うの好きじゃないからいいよ」
「そっかー」
あんなに歌って喉が枯れないのかと心配にもなったが、天才の佐奈はそこらへんも大丈夫なんだろう。
[水平線]
「もー終わろー、時間もそろそろだし」
「ああほんとだ、帰ろうか」
「うん」
気付けば夢の…カラオケの時間も終わり、僕らは帰路につく。
「…あ、そうだ」
「なに?」
僕らは途中まで帰り道が同じなので、今は佐奈と一緒に帰っている。
茜色の夕焼けの中の佐奈は、なぜか儚かった。
「話したいことがあるんだ」
「私ね__」
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