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感情を探す旅

#3

第一章 少女の門出

地図の極東の村・ストーンズ村。
近くには鉱山があり、この村では宝石商が盛んだ。
そんな村で一番人気を誇る宝石屋である『グロウストーン』。
そんな店に少女はいた。
「おい、あそこだっ」
「確かに無表情だが、美人じゃねぇか」
店の外から店内を見る男二人。どちらも村の若者だ。
男らの目線の先には店を掃除する少女が一人。
背中に届く金髪を低い位置でまとめ、横髪を三つ編みにした青色の瞳の少女。
少女の名はラピス・グロウ。この店の一人娘だ。
「おや、またラピスのファンかい?」
男の背後から大柄の女性が笑いながら現れる。
ラピスの叔母であるティンだ。ティンは男の後ろ襟を掴むと、
ティ「ほら、商売の邪魔だよ!」
「うわっ‼」
遠くに放り投げた。
ティンを手を叩くと、店の中に入っていく。
ティ「ラピス!開店するよ!」
ラ「ティン叔母さん、分かった。箒片付けてくるね」
ラピスはそう言って裏の方にテコテコと走っていく。
ティンはそんなラピスを見て、小さく笑った。
ストーンズ村で有名なものといえば、宝石とラピスだろう。
ラピスは生まれつき感情がないのだ。
そのせいで親はラピスを気持ち悪がり、妹であるティンに預けたのだ。

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作者メッセージ

変なところで切ってしまいすみません!

2024/08/18 19:22

ID:≫apE8Ebt/Yxa52
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