【参加〆】異世界歌い手も悪くない。
[太字]コンコンッ[/太字]
「はい?」
「よっ!」
私が来たのは、【デビルザモンキー様】ってドアにある楽屋。
「みんな、出番あとちょっとでしょ?」
「まぁ…時間あるし、入る?」
アルさんが中に入れてくれた。
「わぁ、ルカちゃん!」
リオンさん、コトちゃん、トウカさん。
みんな衣装が似合ってる。カッコいい衣装で、今は練習中だったみたい。
「で、どうした?」
「ちょっとエールを送りに!」
そうそう、リオンさんに『これ』を渡しに来たんだよね。
「はいっ!」
「これっ…」
渡したのは…
[太字]「塩分チャージ………???」[/太字]
「ありがとうございますっ、ルカさんっ!」
「ルカちゃんらしいですね…」
「そうだなぁ…って、いつからちゃん呼び?」
「あ、ちょっと前から…」
「ふぅん…」
「あっ、アル拗ねてる~」
どこも、緊張感ないなぁ。うちもだけど…
「みんな、頑張ってよ!」
「あぁ」
「もちろんです!」
「一応、先輩バンドだしな」
「良いとこ見せようっ」
塩分チャージをバリバリ頬張るリオンさんは置いといて…みんな、超やる気!
「みんな、大好き~っ!」
「うぇっ!?」 「うわっ」 「ひゃっ!」 「えぇっ!?」
みんなに飛び込んだ私に、4人はおどおど。
「大好きって…ルカらしいけど…」
「びっくりしたぁ…」
「あははっ、ごめん!なんか急に言いたくなったの。」
「なにそれ…」
「とにかく、頑張ってよ!」
楽屋に来たスタッフさんが見えて、みんなはステージへ。
私は、観客席に向かった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
さっきは、びっくりした。ルカが急に『大好き』なんて言うもんだから。
「デビルザモンキーさん、今のお気持ちは?」
司会者に聞かれて、俺はマイクを握る。
「…好きな奴に、振り向いてほしいので歌いまーす」
マイクがあるけど、デカい声を出した。
(聞こえたかな…)
「デビルザモンキーで、『出会い』」
「~♪」
誰に向けての歌かは、後で言ってやる。ちゃんと、聞いとけよ!
「嫉妬とかする タイプじゃないと思ってた
でも 自分たちより 凄い奴見たら
胸が高鳴る 鼓動がなる 笑顔になる 嫉妬してる」
「邪魔してやろうぜ 俺の悪魔の気持ちが動いて
徹底的に 仕掛け仕掛けて
でもお前らは そんなんじゃ折れなくて
なんどでもひっつけて 伸びてきた」
「そんなお前らが かっこよかった 俺の憧れ
敵じゃない ライバルじゃない 友達でもない 仲間だよ
目が離せなくて いつの間にか 隣にいて」
「お前らが 俺らを作った 照れくさいけど 今言おう」
[中央寄せ]「出会ってよかった」[/中央寄せ]
「はい?」
「よっ!」
私が来たのは、【デビルザモンキー様】ってドアにある楽屋。
「みんな、出番あとちょっとでしょ?」
「まぁ…時間あるし、入る?」
アルさんが中に入れてくれた。
「わぁ、ルカちゃん!」
リオンさん、コトちゃん、トウカさん。
みんな衣装が似合ってる。カッコいい衣装で、今は練習中だったみたい。
「で、どうした?」
「ちょっとエールを送りに!」
そうそう、リオンさんに『これ』を渡しに来たんだよね。
「はいっ!」
「これっ…」
渡したのは…
[太字]「塩分チャージ………???」[/太字]
「ありがとうございますっ、ルカさんっ!」
「ルカちゃんらしいですね…」
「そうだなぁ…って、いつからちゃん呼び?」
「あ、ちょっと前から…」
「ふぅん…」
「あっ、アル拗ねてる~」
どこも、緊張感ないなぁ。うちもだけど…
「みんな、頑張ってよ!」
「あぁ」
「もちろんです!」
「一応、先輩バンドだしな」
「良いとこ見せようっ」
塩分チャージをバリバリ頬張るリオンさんは置いといて…みんな、超やる気!
「みんな、大好き~っ!」
「うぇっ!?」 「うわっ」 「ひゃっ!」 「えぇっ!?」
みんなに飛び込んだ私に、4人はおどおど。
「大好きって…ルカらしいけど…」
「びっくりしたぁ…」
「あははっ、ごめん!なんか急に言いたくなったの。」
「なにそれ…」
「とにかく、頑張ってよ!」
楽屋に来たスタッフさんが見えて、みんなはステージへ。
私は、観客席に向かった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
さっきは、びっくりした。ルカが急に『大好き』なんて言うもんだから。
「デビルザモンキーさん、今のお気持ちは?」
司会者に聞かれて、俺はマイクを握る。
「…好きな奴に、振り向いてほしいので歌いまーす」
マイクがあるけど、デカい声を出した。
(聞こえたかな…)
「デビルザモンキーで、『出会い』」
「~♪」
誰に向けての歌かは、後で言ってやる。ちゃんと、聞いとけよ!
「嫉妬とかする タイプじゃないと思ってた
でも 自分たちより 凄い奴見たら
胸が高鳴る 鼓動がなる 笑顔になる 嫉妬してる」
「邪魔してやろうぜ 俺の悪魔の気持ちが動いて
徹底的に 仕掛け仕掛けて
でもお前らは そんなんじゃ折れなくて
なんどでもひっつけて 伸びてきた」
「そんなお前らが かっこよかった 俺の憧れ
敵じゃない ライバルじゃない 友達でもない 仲間だよ
目が離せなくて いつの間にか 隣にいて」
「お前らが 俺らを作った 照れくさいけど 今言おう」
[中央寄せ]「出会ってよかった」[/中央寄せ]