【参加〆】異世界歌い手も悪くない。
「50番目、折り返し地点は~」
[大文字]「ダンジョーナカヨクのお二人です!」[/大文字]
ミレドさんが元気よく、私たちを紹介してくれた。
「お二人とも、いかがですか?今の気持ちなど…」
ライくんが、マイクを握る。
「マシロと一緒に、ここに立てて、もうすでに幸せです。優勝しても、しなくても。ここに立たせてくれて、ありがとう!」
すでに泣きそうになってて、私はくすっと笑っちゃった。
マシロさん、と名前を呼ばれて、次は私の番。
「言いたいこと、ライくんに取られちゃったけど…私も、幸せ!大好きなライくんと、こんなに大きなステージで、たくさんの人に見守られながらパフォーマンスができるなんて、とっても楽しくて、とっても幸せ!バンド仲間、ファンのみんな。ありがとうね!」
長々と喋っちゃったけど…言いたいこと、全部言えた。
楽屋から出てきてるみんなを観客席に見つけた。
ルカちゃん、もうすでに号泣だし~…
ユズちゃんとユズキくんもめっちゃ感動して、抱き合って…って、後半イチャイチャしてるだけじゃん。
みんな意味分かんなくて、自分勝手で、個性豊かで、バラバラで…
でも、私はそんな訳わかんないみんなが大好き。
分かんないからこそ、わかり合えるんだよ。相手のことを、考えられる。
みんなに、今ここで感謝を伝えたい。
「聞いて下さい!」
「私たち、ダンジョーナカヨクで[太字]『プレゼント』[/太字]!」
「~♪」
二人でつくって、二人で歌う。ルカちゃんに途中手助けしてもらったりはしたけど…
私たちの気持ちとか、出会いとか、伝えたいこととか…そんな、たくさんの想いが詰まった、『プレゼント』
「影から君を見てた お日様の光に照らされて はにかむ君の顔を
君の歌とか 君の手とか 君の声とか 全部全部もう
好きになってたんだ」
「一人歩く君を見てた 友達と笑い合って 明るい君の目を
君の温度とか 君の言葉とか 君の髪とか 全部全部もう
愛していたんだ」
「そんな君に 贈り物
感謝と 愛と 好きと 歌と 声と 手と 全てを
捧げよう この歌を
君に ありがとうを伝えるよ」
ライくんも、ルカちゃんも、みんなに…
「届け、私たちからの」
[太字]「プレゼント」[/太字]
歌いきった。
届いたかなぁ、みんなに。
受け取ってくれたかな。
暖かい拍手に包まれて、私たちは、ステージから降りた。
その後に、みんなからすごいってプレゼントを受け取ったよ。
[大文字]「ダンジョーナカヨクのお二人です!」[/大文字]
ミレドさんが元気よく、私たちを紹介してくれた。
「お二人とも、いかがですか?今の気持ちなど…」
ライくんが、マイクを握る。
「マシロと一緒に、ここに立てて、もうすでに幸せです。優勝しても、しなくても。ここに立たせてくれて、ありがとう!」
すでに泣きそうになってて、私はくすっと笑っちゃった。
マシロさん、と名前を呼ばれて、次は私の番。
「言いたいこと、ライくんに取られちゃったけど…私も、幸せ!大好きなライくんと、こんなに大きなステージで、たくさんの人に見守られながらパフォーマンスができるなんて、とっても楽しくて、とっても幸せ!バンド仲間、ファンのみんな。ありがとうね!」
長々と喋っちゃったけど…言いたいこと、全部言えた。
楽屋から出てきてるみんなを観客席に見つけた。
ルカちゃん、もうすでに号泣だし~…
ユズちゃんとユズキくんもめっちゃ感動して、抱き合って…って、後半イチャイチャしてるだけじゃん。
みんな意味分かんなくて、自分勝手で、個性豊かで、バラバラで…
でも、私はそんな訳わかんないみんなが大好き。
分かんないからこそ、わかり合えるんだよ。相手のことを、考えられる。
みんなに、今ここで感謝を伝えたい。
「聞いて下さい!」
「私たち、ダンジョーナカヨクで[太字]『プレゼント』[/太字]!」
「~♪」
二人でつくって、二人で歌う。ルカちゃんに途中手助けしてもらったりはしたけど…
私たちの気持ちとか、出会いとか、伝えたいこととか…そんな、たくさんの想いが詰まった、『プレゼント』
「影から君を見てた お日様の光に照らされて はにかむ君の顔を
君の歌とか 君の手とか 君の声とか 全部全部もう
好きになってたんだ」
「一人歩く君を見てた 友達と笑い合って 明るい君の目を
君の温度とか 君の言葉とか 君の髪とか 全部全部もう
愛していたんだ」
「そんな君に 贈り物
感謝と 愛と 好きと 歌と 声と 手と 全てを
捧げよう この歌を
君に ありがとうを伝えるよ」
ライくんも、ルカちゃんも、みんなに…
「届け、私たちからの」
[太字]「プレゼント」[/太字]
歌いきった。
届いたかなぁ、みんなに。
受け取ってくれたかな。
暖かい拍手に包まれて、私たちは、ステージから降りた。
その後に、みんなからすごいってプレゼントを受け取ったよ。