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【参加〆】異世界歌い手も悪くない。

#81

40番目は…

「ふぅ~っ……緊張するわね…」
「えっ、[太字]あの[/太字]ザムトが!?」
「マロン、あなた私をなんだと思ってるの…?」
フロースムジカの楽屋。ラナはガッチガチ。マロンとアオイは楽しそう。
私も、ちょっと…だけ緊張してる。
「よし、円陣組みましょう!!」
アオイがルカみたいなことを言いだした。
「よーし、ザムト!声よろしくっ!」
「えぇ、私…!?」
まぁ、いいけど…
「フロースムジカ、とりあえず楽しもうっ!」
[太字][大文字]「おーっ!」[/大文字][/太字]
かっこいい衣装を着て、楽屋から出る。
「ラナ、深呼吸!深呼吸っ!吸って~、吐いて~」
「ふぅ~…すぅ~……うっ…」
ラナは、未だに慣れないみたい。ずっとこんな感じ。もう慣れたけど。
「ほら、ルカも言ってたでしょ!!結果がどうあれ、明日はいつもどおり来るんだから!!くよくよしない!!楽しむ!!」
「うっ…ザムトちゃん…」
ステージ裏で、スタッフさんに呼ばれて位置につく。
歌詞は、ルカにちょっと助けてもらいながら、みんなで作ったもの。
ルカへの感謝とか、他のみんなへのものとか。
クレイジーエナジーのみんなへも。
ちゃんと、見といてよね。
「お次は、フロースムジカ!」
司会者のミレドさんの声がして、スタッフさんに誘導される。
「…ふぅ~…」
「…♪」
私が小さく息を吸ったところで、音楽が鳴り始めた。
[太字]「強く咲く それは音の花だった」[/太字]
観客席のところに、クレイジーエナジーのみんなが見えた。
私をまっすぐ見てくれてる。
(ちゃんと、最後まで見ててよ…!)
「ヒマワリでもなくて 太陽とは逆方向に咲く
 私たちが水をやって 育て上げた 私たち自身が種なんだ
 非売品 ホームセンターには売ってない 幻の花
 そんな花の成長 横で見ててみない?

 今まで与えてくれた 君からの栄養とか
 それがあって 今綺麗に咲いてるよ
 太陽の光を浴びて キラキラ輝いて 
 この花の名前を知りたいでしょう
 知りたきゃ 教えてあげてる

 私たちは フロースムジカ

 強く咲く これは音の花」
歌いきった。緊張、とかすぐなくなった。
ステージに立ってしまえば、楽しいから。
クレイジーエナジーのみんなに向けて、Vサイン。

2025/01/25 17:06

弥寿ーみことー ID:≫kpJo3MY4lNspo
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