今日は、みんなでクリスマスパーティー！
(ん～…何着ればいいんだろ…)
ジャージで行ったらアイナちゃんに怒られそうだし…
「よし。最終兵器だ～っ！」
集合場所は、近くの公園。
(そろそろ出ようっと)
キアクは、なぜか一人で行ってしまった。
「アイナちゃん、アキくん！行こう～」
「えぇって……ルカ、何その服!？」
「そんなの持ってたのにいつもジャージだったの…？」
「昨日見つけたんだよね～」
私は、白いセーターに赤いスカート。
なんかクローゼットの奥にあったんだよね！ラッキー！
「じゃあ、行こうか」
3人で公園に向かう。

「あ、来た来た～」
「あれ、私たちが最後？」
もうみんな集まっていて、私たち3人が最後みたい。
「今日、マシロちゃんちなの？」
「今日はねぇ～…」
マシロちゃんとライくんがニヤニヤしてる。
「ん…？」
[太字][大文字]「今日は、あそこのライブハウスでクリスマスライブをしまーすっ！」[/大文字][/太字]
クリスマス…ライブ？
「えぇっ!？どゆことっっっっっ」
「ふっふっふ…仕掛け人、手あーげてっ！」
マシロちゃんとライくん、キアク、ザムト、ラナさん、アルさん。
(だからキアクは出掛けてたのか～っ！)
「てかてか！クリスマスライブって最高じゃんっ！」
「仕掛け人、それぞれのバンドから一人ずつ…[太字]ではなくない？[/太字]」
「うん。私たち何も知らないよ!？」
ユズユズカップルは、ふたりともきょとんとしてる。
(はぶられている…)
「何で教えてくれなかったの!？マシロちゃんっ！」
「いや～…なんか、面白そうだから☆」
「まぁ、間違いないでしょうね…」
「あのライブハウス、大きくて有名なところだよね」
「あんなところでライブできるなんて、最高っ！」
「それでは、移動しましょうか～っ!!」

「これが、衣装です」
キアクが衣装を渡してくれた。
「わ～っ！着替えよ、着替えよっ」
みんなでサンタの衣装に着替える。
(ラナさん…………流石……)
スタイルいいし、めっっっちゃ似合ってる。
「ザムトの衣装、リボンたくさんついてて可愛い！」
「はわぁぁぁ…♡」
ザムトは、キアクの衣装を着られて嬉しいみたい。
一人の世界に入って萌えちらかしてる。
「あっ、男性陣も着替えたみたいっ」
「アオイ、似合ってるじゃない」
「そうですかね…」
「お客さん、たくさん来てくれてるよ！頑張ろうねっ」
[大文字][太字]「おーっ！！！！！」[/太字][/大文字]
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