【参加型】異世界歌い手も悪くない。
「お、お邪魔します……」
「どうぞ~っ![太字]あ、この箱は気にしないでねっ[/太字]」
「あ、はい…」
コトさんは、緊張でガッチガチだ。
(ん~…合宿で仲良くなれたと思ったんだけどなぁ~…)
「じゃあ、始めようかっ」
「はいっ」
「あ、このメロディーいいかも?」
「本当ですかっ?」
コトさんは、受け答え以外は喋らないけど、すっごくいい曲を作ってくれる。
「コトさん、いつもどんなふうに曲作ってるの?」
[明朝体]「…そうですね…やっぱり、受け止める人が色々な考察とか、受け取り方とかができるようなものを意識しています。正解があると、つまらないので。作曲者自身も分からないくらいの、可能性がある曲を作りたくて…もちろん、詰め込みすぎたらごちゃごちゃしちゃいますが…可愛い系とかの中で、メロディーとかを固めて……」[/明朝体]
「………」
夢中で喋るコトさん。
こんなに速く、楽しそうに喋るなんて。
「す、すみませんっっっっっ!!自分だけたくさん喋って……って、なんでそんなに嬉しそう、なんですか…?」
「いや~、私もおしゃべりだからさ。しかも、ここまで音楽が好きで喋れる人がいるなんて!ねぇ、もっと聞かせてっ!!」
「…はいっ」
コトさんからも、たくさん喋ってくれた。
「へぇ、そんなきっかけで音楽始めたんだ~っ!」
「はい。」
もう、時間も過ぎて、5時になった。
「ただいま…って、誰か来てるんですか?」
キアクが帰ってきたみたい。
「あ、お帰り~っ!コトさんが来てるんだっ」
「そうなんですか。お久しぶりです。…[太字]ルカさん、あとでお話いいですか?[/太字]」
「ア、ハイ…」
キアクは、箱を指差しながらにこっと笑う。
(やっば……)
「私、帰りますね。ありがとうございます。楽しかったですっ」
「うん!歌詞、あとちょっとだから、できたら送るね!」
「はいっ!…あの、また…話そう、ね![太字]ルカちゃん[/太字]っ」
「…うんっ!コトちゃんっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どうぞ~っ![太字]あ、この箱は気にしないでねっ[/太字]」
「あ、はい…」
コトさんは、緊張でガッチガチだ。
(ん~…合宿で仲良くなれたと思ったんだけどなぁ~…)
「じゃあ、始めようかっ」
「はいっ」
「あ、このメロディーいいかも?」
「本当ですかっ?」
コトさんは、受け答え以外は喋らないけど、すっごくいい曲を作ってくれる。
「コトさん、いつもどんなふうに曲作ってるの?」
[明朝体]「…そうですね…やっぱり、受け止める人が色々な考察とか、受け取り方とかができるようなものを意識しています。正解があると、つまらないので。作曲者自身も分からないくらいの、可能性がある曲を作りたくて…もちろん、詰め込みすぎたらごちゃごちゃしちゃいますが…可愛い系とかの中で、メロディーとかを固めて……」[/明朝体]
「………」
夢中で喋るコトさん。
こんなに速く、楽しそうに喋るなんて。
「す、すみませんっっっっっ!!自分だけたくさん喋って……って、なんでそんなに嬉しそう、なんですか…?」
「いや~、私もおしゃべりだからさ。しかも、ここまで音楽が好きで喋れる人がいるなんて!ねぇ、もっと聞かせてっ!!」
「…はいっ」
コトさんからも、たくさん喋ってくれた。
「へぇ、そんなきっかけで音楽始めたんだ~っ!」
「はい。」
もう、時間も過ぎて、5時になった。
「ただいま…って、誰か来てるんですか?」
キアクが帰ってきたみたい。
「あ、お帰り~っ!コトさんが来てるんだっ」
「そうなんですか。お久しぶりです。…[太字]ルカさん、あとでお話いいですか?[/太字]」
「ア、ハイ…」
キアクは、箱を指差しながらにこっと笑う。
(やっば……)
「私、帰りますね。ありがとうございます。楽しかったですっ」
「うん!歌詞、あとちょっとだから、できたら送るね!」
「はいっ!…あの、また…話そう、ね![太字]ルカちゃん[/太字]っ」
「…うんっ!コトちゃんっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー