「今日のライブも楽しかった～っ！」
「たくさんの人が来てくれたよな」
私たちは、今日ダンジョーナカヨクのライブをした。
300人くらい来てくれて、結果は大成功。
私たちも楽しかったし、お客さんもみんな楽しんでくれたみたい。
「あぁ～、みんなとライブしたいよ～」
「みんな忙しいからね…」
ルカちゃんに歌ってほしくて、最近作曲も頑張ってるんだけど…
会える時間をお互いに作れなくて…
「じゃあ、こういうの提案してみる？」
ニヤッと笑って、紙とペンを取り出す。
[太字]「クリスマスライブ…？？？」[/太字]
「そう！クリスマスライブ！もう12月だし、季節的にもいいんじゃないかな」
「えーっ！楽しそう!!みんなのこと、早く誘おう!!!」
スマホを取り出して、みんなに連絡しようとすると…
「一旦、俺らで決めてから連絡しようよ。ダンジョーナカヨクからのクリスマスプレゼントってことで？」
「え、でもスケジュールとかは…」
「久しぶりに会おうって、時間作っといてもらおう」
「へぇ…サプライズね！いいじゃんっ」
こうして、2人で準備を進めることに。
「…でも流石に、2人はキツくない…？衣装とかも、いつもキアクくんに任せてたじゃん」
「確かに……」
そう思った私たちは、仕掛け人側を作ることにした。
「じゃあ、キアクくんと…勘が鋭いザムトちゃん、ラナちゃん、力仕事がいけるアルさんにしよ！」
フォアドリからは、キアクくん。
フロースムジカからは、ザムトちゃんとラナちゃん。
デビルザモンキーからは、アルさん。
以上、4名を仕掛け人側に任命！
「連絡完了！みんなOKってさ」
「よし、じゃあまた会議しようか」
クリスマスライブ、開催決定!!
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