【参加まだ可です!】異世界歌い手も悪くない。
「ラナ、私そろそろ新メンバーを入れてもいいと思うの!」
「ザムトと同意見だわ。マロンは?」
「まぁ、いいんじゃない?音楽祭も近いしね」
ということで、我々フロースムジカ、いざ新メンバー探しの旅へ!!
「とはいっても、そんな簡単にボーカルは見つからないわよねぇ」
「まぁ予想はしてたわ」
マロンは呑気にマスカットを食べてる。
(うわ~、ラナに怒られそう…)
「誰かソロの人~」
人が多いところの路上ライブをなんこか見て回る。
(ん~…)
いるっちゃいるんだけど、私たちについて来れそうな意志がハッキリしたヤツじゃないと、すぐにBAD入りそう。(人を振り回すのを自覚してはいる。)
「あの人、すごく綺麗ね…」
ラナが溢す。
視線の先には、ピンクの髪に、黒い服という、私とリンクコーデの人。
「歌声もきれい。お客さんは少ないけど」
「ちょっと、行ってみよう」
私たちは、吸い込まれるようにその人のほうへ。
ーーーーーーーー
「聞いてくれて、ありがとうございました」
「すっごくいい…!!」
ラナと顔を見合わせて大きくうなずく。
「私たちのバンドに入ってくれない?」
「えぇっ!?」
「あ、えっと…私たちフロースムジカっていうバンドやってて…、それで新メンバーを探しに…」
「フロースムジカ、知ってます!ライブも行きましたっ!ボクでよければお願いします」
交渉成立。
名前は、アオイというらしい。
好物はシュークリームらしくて、歓迎会はシュークリームをたくさん買った。
「あ、コンビニとスーパーのは論外です。お店のやつがいいです」
(アオイならBAD入りそうにないわね!!安心、安心っ)
(ルカに、報告しときましょ…)
4人で撮った集合写真をつけて、ルカに送信。
〔ザムト:新メンバーのアオイよ。〕
ーーーーーーーー
[太字]ぴろん♪[/太字]
「あ、ザムトからだっ」
〔ザムト:ボーカルげっと〕
写真に映るザムトは、すっごく嬉しそう。
(アオイさん、きっとすごく良い人なんだろうな)
〔ルカ:よかったね、ザムト!〕
「これは、強力なライバルだね~」
「ルカ、なにスマホ見てニヤニヤしてるの?」
「あ、あのね~っ!」
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「ザムトと同意見だわ。マロンは?」
「まぁ、いいんじゃない?音楽祭も近いしね」
ということで、我々フロースムジカ、いざ新メンバー探しの旅へ!!
「とはいっても、そんな簡単にボーカルは見つからないわよねぇ」
「まぁ予想はしてたわ」
マロンは呑気にマスカットを食べてる。
(うわ~、ラナに怒られそう…)
「誰かソロの人~」
人が多いところの路上ライブをなんこか見て回る。
(ん~…)
いるっちゃいるんだけど、私たちについて来れそうな意志がハッキリしたヤツじゃないと、すぐにBAD入りそう。(人を振り回すのを自覚してはいる。)
「あの人、すごく綺麗ね…」
ラナが溢す。
視線の先には、ピンクの髪に、黒い服という、私とリンクコーデの人。
「歌声もきれい。お客さんは少ないけど」
「ちょっと、行ってみよう」
私たちは、吸い込まれるようにその人のほうへ。
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「聞いてくれて、ありがとうございました」
「すっごくいい…!!」
ラナと顔を見合わせて大きくうなずく。
「私たちのバンドに入ってくれない?」
「えぇっ!?」
「あ、えっと…私たちフロースムジカっていうバンドやってて…、それで新メンバーを探しに…」
「フロースムジカ、知ってます!ライブも行きましたっ!ボクでよければお願いします」
交渉成立。
名前は、アオイというらしい。
好物はシュークリームらしくて、歓迎会はシュークリームをたくさん買った。
「あ、コンビニとスーパーのは論外です。お店のやつがいいです」
(アオイならBAD入りそうにないわね!!安心、安心っ)
(ルカに、報告しときましょ…)
4人で撮った集合写真をつけて、ルカに送信。
〔ザムト:新メンバーのアオイよ。〕
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[太字]ぴろん♪[/太字]
「あ、ザムトからだっ」
〔ザムト:ボーカルげっと〕
写真に映るザムトは、すっごく嬉しそう。
(アオイさん、きっとすごく良い人なんだろうな)
〔ルカ:よかったね、ザムト!〕
「これは、強力なライバルだね~」
「ルカ、なにスマホ見てニヤニヤしてるの?」
「あ、あのね~っ!」
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