[太字]ぴろん♪[/太字]
みんなでライブに向けて練習をしていたら、スマホがなった。
「あ、メールだ」
〔マシロ：どうかな？〕
短い文章と共に、写真が送られてきた。
(これ、ポスターかな？)
私たち15人がかいてあるし、ライブの日時や場所もある。
「かわい～っ!!」
〔ルカ：めっちゃいい!!これマシロちゃんが描いたの！？〕
～数日前・マシロ、ライ視点～
「ねぇ、マシロ」
「ちょっと、隣に立たないで！」
「えぇ…」
「それでさ、ライブの宣伝用のポスター描こうと思ってさ、絵は描くから、文字書いてくれない？」
「ライ、絵は上手いけど字は汚いもんね～っ」
「うるせ」
こうして、2人でポスターを描くことになった。
ライは、ホントに絵が上手い。
みんなの特徴をすごく掴んでる。
「可愛くかいてよ～？」
「はいはい」
真ん中が、ルカちゃんだ。
個性的なメンバーに囲まれている、茶髪ショートという派手じゃ無いルカちゃん。
でも、なぜか1番目を惹かれる。
(私たち15人が集まったのは、全部ルカちゃんがいたからだよね)
「よし！できたっ」
「これ、みんなに送ろうか」
～　～　～
・バンド仲間たち！(15)
〔ルカ：めっっっちゃいい!!〕
〔ザムト：キアク様の隣に置いてくれてありがとう。〕
〔ラナ：すごくいいわ。私、そんな細くないわよ…？〕
〔アイナ：いや細いわよ〕
〔ユズ：可愛い～！字体もいいし、ありがとう！〕
〔ユズキ：俺もっと身長高いよ！アキくんの隣に置かないで…〕
(メールなのに、みんな近くで話してるみたい。)
「私、作詞してくる！ご飯になったら呼んで～っ!!」
ライブまで、あと4日！
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