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【参加まだ可です!】異世界歌い手も悪くない。

#40

劇の練習!

「お~っ!!ルカちゃん、衣装似合ってるよ!!可愛いっ」
「あ、ありがとう…」
私は、白雪姫役をやることになってしまった…
スカートとかあんまり履かないし、それに主役なんて…なんかむずがゆい。
「サイズ、どうですか?」
「丁度いいよ~!ていうか、キアク15人分の衣装を3日で…大丈夫?」
「まぁ、なんとか…」
さすがにキアクの荷が重すぎると、作詞は私が担当することに。
「あ、アルさん!王子様似合ってるね~っ!!」
「お、おう…」
(アルさんも、こういうの恥ずかしいのかな…)
「あ、アキくん~…ブフォッ」
魔法の鏡役のアキくん。
おかしくって、吹き出してしまった。
「あははっ!おっかし~っ」
「なんかアキだけちゃちいねw」
「うるせぇっ!!誰が顔出しパネルだ!」
「誰もそんなこと言ってないよ…」
こうして、劇の練習が始まった。
「えっと、ここでルカが~」
みんなで調整しながら、練習を進める。
「じゃっ!王子様~、姫に[太字]キス[/太字]をお願いしまぁ~す♡」
「「 き、キスっ!?… 」」
「はい、じゃあその前からね」
(ふ、フリだよね…!?)
私は、箱に入って寝たふり。
目を瞑らないといけないから、なにが起こってるのか分からないから、ちょっと怖い。
「ひ、姫様を目覚めるためには…」
ここで、王子様が白雪姫にキスをして、白雪姫は目覚める。
アルさんの顔が近づいてくるのが分かる。
(…うっ…)
アルさんの前髪が、さらっと当たって、くすぐったい。
すぐそこまで、来たところでアルさんの顔が離れた。
「…ま、まぁ、貴女は王子様?ありがとう、貴女のおかげで目覚めたわっ!」
緊張して、声が裏返ってしまった。
(へ、ヘンなのっ…)
「こうして、白雪姫は王子様と結婚し、妖精たちと9人で幸せに暮らしましたとさ…」
今日の練習は、これで終わり。
「はぁ~…疲れたぁ」
「劇とか、小学生ぶりね~」
「ほんと、ほんと!疲れたけど、楽しいね!」
女子更衣室、衣装を脱ぎながら、劇のこととか、ライブのこととかを喋る。
「ルカ、意外と白雪姫似合ってるよねっ」
「エナドリ好きの白雪姫か~、斬新だね」
「ていうか!アルと良い感じじゃない!?」
(うっ…)
「良い感じとかじゃないから!劇だから!演技だから~っ!!」
「またまたぁ~っ」
「ルカ、ずっと真っ赤だったじゃん?アルもだけど~」
「やめてって~っ!!」
ちょっとドキドキした、練習だった。
大型ライブまで、あと1週間!
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このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

読んでくださってありがとうございます!
ルカとアル、めちゃくちゃ良い感じ…!!!
みなさんライブで使う歌詞たくさん送ってくださってありがとうございます!
めちゃくちゃいい歌詞ばっかり…!
私も、作詞を頑張ってみようと思って、この白雪姫(改)の劇の途中での歌は自分でやってみようと思ってます!
続き楽しみにしててくださいね!

2024/10/29 17:39

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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