【参加まだ可です!】異世界歌い手も悪くない。
「えっ、ルカちゃん。家ないの!?」
「…うん。」
なんせ、さっききたばっかりなんだから。
(もう、そこらへんで野宿でもしようかと…。)
「オレたち、あそこの家で暮らしてるんだ。一緒にどうかな」
「えっ いいんですか!?」
一緒にバンドやってく仲間だけれど、そこまでしてもらっちゃっていいのかな。
「ルカちゃん。料理ってできる?」
アイナちゃんに、そう聞かれて固まる。
私は、現実世界にいたころを思い出した。
(私って、コンビニ弁当にお世話になってるんだな…。)
「…ごめん、できないや」
「大丈夫!うちもアキもできなくってさ~」
「メイドでも雇おうかな~」
そんなことを話していると、近くで綺麗な歌声が。
(アカペラ…?)
どうやら、バンドじゃなく、一人のようだ。
その歌声に引きつけられるように、私達は移動。
星の髪飾りと、瞳孔の大きな星が特徴的な、背の高い人だ。
「♪~夜空に浮かぶ満月が 私の影を長く伸ばす」
(透き通った、声なのに。声量がすごい。それに、アカペラでこんなに魅了される)
「音が降り注ぐこの街で あなたはどこにいるの?
白いドレス身につけ舞台の上で踊っていた 仲間は私の憧れだった
永遠に叶わぬ恋なのに」
「切ないほど響く 叶わぬ恋の歌を歌う あなたの瞳に映る私の姿は
消えゆく幻」
「歌姫と呼ばれる私 いつまでも遠い存在 神秘的な光に包まれた」
「憧れはただ見上げるだけ~♪」
圧倒された。
(上手い。1音1音が細かい。)
「ねぇ、アキ!うち、あの人とバンドやりたいっ!ルカちゃんとダブルボーカル!!」
「もちろん、そうさ。でも、あの上手さだ。どこかに入っているだろう。」
「そうか~…」
(さっきの曲。聞いたことなかった。)
「あのっ、さっきの曲って。オリジナルですか?」
思い切って、聞いてみた。
「はい。どうでしたか?」
「すごく。よかったです。上手く言えないけど…。」
「ありがとうございます。ボク、バンド入ってなくて、ただアカペラでしかできないんです。」
(フリー!)
振り返って、アキさんとアイナちゃんと目を合わせる。
「ねぇ、それならオレたちのバンドに入ってくれないかな」
「うち、アイナ。で、こっちがアキ!それと、この子がルカちゃん!」
「あのっ私、あなたと一緒に歌いたいです!」
私達は3人で、呼びかける。
と、少し悩んでから…。
「お願いします」
少し照れながら、みんなと握手する。
「ボクは、キアク・ルビート・アルマゲドンっていいます。キアクって呼んでください」
「よろしくね!キアク!」
私達のバンドは、もっと賑やかになった。
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「…うん。」
なんせ、さっききたばっかりなんだから。
(もう、そこらへんで野宿でもしようかと…。)
「オレたち、あそこの家で暮らしてるんだ。一緒にどうかな」
「えっ いいんですか!?」
一緒にバンドやってく仲間だけれど、そこまでしてもらっちゃっていいのかな。
「ルカちゃん。料理ってできる?」
アイナちゃんに、そう聞かれて固まる。
私は、現実世界にいたころを思い出した。
(私って、コンビニ弁当にお世話になってるんだな…。)
「…ごめん、できないや」
「大丈夫!うちもアキもできなくってさ~」
「メイドでも雇おうかな~」
そんなことを話していると、近くで綺麗な歌声が。
(アカペラ…?)
どうやら、バンドじゃなく、一人のようだ。
その歌声に引きつけられるように、私達は移動。
星の髪飾りと、瞳孔の大きな星が特徴的な、背の高い人だ。
「♪~夜空に浮かぶ満月が 私の影を長く伸ばす」
(透き通った、声なのに。声量がすごい。それに、アカペラでこんなに魅了される)
「音が降り注ぐこの街で あなたはどこにいるの?
白いドレス身につけ舞台の上で踊っていた 仲間は私の憧れだった
永遠に叶わぬ恋なのに」
「切ないほど響く 叶わぬ恋の歌を歌う あなたの瞳に映る私の姿は
消えゆく幻」
「歌姫と呼ばれる私 いつまでも遠い存在 神秘的な光に包まれた」
「憧れはただ見上げるだけ~♪」
圧倒された。
(上手い。1音1音が細かい。)
「ねぇ、アキ!うち、あの人とバンドやりたいっ!ルカちゃんとダブルボーカル!!」
「もちろん、そうさ。でも、あの上手さだ。どこかに入っているだろう。」
「そうか~…」
(さっきの曲。聞いたことなかった。)
「あのっ、さっきの曲って。オリジナルですか?」
思い切って、聞いてみた。
「はい。どうでしたか?」
「すごく。よかったです。上手く言えないけど…。」
「ありがとうございます。ボク、バンド入ってなくて、ただアカペラでしかできないんです。」
(フリー!)
振り返って、アキさんとアイナちゃんと目を合わせる。
「ねぇ、それならオレたちのバンドに入ってくれないかな」
「うち、アイナ。で、こっちがアキ!それと、この子がルカちゃん!」
「あのっ私、あなたと一緒に歌いたいです!」
私達は3人で、呼びかける。
と、少し悩んでから…。
「お願いします」
少し照れながら、みんなと握手する。
「ボクは、キアク・ルビート・アルマゲドンっていいます。キアクって呼んでください」
「よろしくね!キアク!」
私達のバンドは、もっと賑やかになった。
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