【参加まだいけます!!!】異世界歌い手も悪くない。
「ん~…」
今日は、うちでライブに向けての会議を行っている。
とは言っても、みんな依頼などの仕事とか、予定で来れない人が多くって、集まったのは私合わせて6人だけ。
なぜかガッチガチのアルさんと、トウカさん、ユズキくん、ユズちゃん、ザムト。
「思いつかないわ~!!」
「だよねぇ~企画って…」
「もう劇でもして、歌う?」
やる気を失っているトウカさんの案。
「それめっちゃいいじゃん!!」
「えっ?」
「劇、劇だよっ!ナイスっ!」
「ちょっと、適当に言っただけなんだけど!?」
「ルカ、一気にテンション上がったわね…」
ライブで劇なんて、楽しそうだし、自由奔放な私たちに丁度いいかも。
「私、お話つくるの得意だから、台本つくろうか?」
「ユズちゃん、そんなこともできるの?」
「まぁね!」
6人で話し合って、お話のベースは「白雪姫」になった。
「白雪姫、懐かしいね~、どんなんだっけ?」
「えっと…王さまとお妃様の願いを受けて、かわいい白雪姫が誕生しました。しかし、お妃様は病気でお亡くなりになってしまいました。新しく来たお妃様は、自分が美しさしか考えていません。
魔法の鏡に「世界中であなたが一番美しい」と答えてもらっては喜んでいました。
しかし、白雪姫が美しいお姫様に成長すると、魔法の鏡の答えは変わってしまいました。
「自分よりも美しい者がいるなんて!」怒ったお妃様は白雪姫を殺すように家来に言いました。
しかし家来は命令に背き、白雪姫をこっそり森の奥に逃しました。白雪姫はそこで7人の妖精の家を見つけ、居候させてもらうことになりました。魔法の鏡によって、白雪姫がまだ生きていることを知ったお妃様。毒りんごを作ると、自ら、りんご売りのお婆さんに化けて白雪姫をだまし、毒りんごを食べさせることに成功しました。
仕事から帰ってきた妖精たちは、白雪姫が死んでしまったと思って、嘆き悲しみました。するとそこへ、嵐にあった王子様が迷い込んできました。王子様は優しくキスをして、白雪姫を深い眠りから無事に目覚めさせてくれました。」
(やっぱりいいお話だよな~)
「それをまっすぐやるのは、インパクトがないよね」
「そうだよね~」
「ルカが白雪姫役やってさ、毒リンゴじゃなくて毒エナドリにしようよ」
「え~、なにそれ面白そうw」
「私が、白雪姫!?」
「そこなんだ…」
こうして、ライブで劇をすることが決まった。
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今日は、うちでライブに向けての会議を行っている。
とは言っても、みんな依頼などの仕事とか、予定で来れない人が多くって、集まったのは私合わせて6人だけ。
なぜかガッチガチのアルさんと、トウカさん、ユズキくん、ユズちゃん、ザムト。
「思いつかないわ~!!」
「だよねぇ~企画って…」
「もう劇でもして、歌う?」
やる気を失っているトウカさんの案。
「それめっちゃいいじゃん!!」
「えっ?」
「劇、劇だよっ!ナイスっ!」
「ちょっと、適当に言っただけなんだけど!?」
「ルカ、一気にテンション上がったわね…」
ライブで劇なんて、楽しそうだし、自由奔放な私たちに丁度いいかも。
「私、お話つくるの得意だから、台本つくろうか?」
「ユズちゃん、そんなこともできるの?」
「まぁね!」
6人で話し合って、お話のベースは「白雪姫」になった。
「白雪姫、懐かしいね~、どんなんだっけ?」
「えっと…王さまとお妃様の願いを受けて、かわいい白雪姫が誕生しました。しかし、お妃様は病気でお亡くなりになってしまいました。新しく来たお妃様は、自分が美しさしか考えていません。
魔法の鏡に「世界中であなたが一番美しい」と答えてもらっては喜んでいました。
しかし、白雪姫が美しいお姫様に成長すると、魔法の鏡の答えは変わってしまいました。
「自分よりも美しい者がいるなんて!」怒ったお妃様は白雪姫を殺すように家来に言いました。
しかし家来は命令に背き、白雪姫をこっそり森の奥に逃しました。白雪姫はそこで7人の妖精の家を見つけ、居候させてもらうことになりました。魔法の鏡によって、白雪姫がまだ生きていることを知ったお妃様。毒りんごを作ると、自ら、りんご売りのお婆さんに化けて白雪姫をだまし、毒りんごを食べさせることに成功しました。
仕事から帰ってきた妖精たちは、白雪姫が死んでしまったと思って、嘆き悲しみました。するとそこへ、嵐にあった王子様が迷い込んできました。王子様は優しくキスをして、白雪姫を深い眠りから無事に目覚めさせてくれました。」
(やっぱりいいお話だよな~)
「それをまっすぐやるのは、インパクトがないよね」
「そうだよね~」
「ルカが白雪姫役やってさ、毒リンゴじゃなくて毒エナドリにしようよ」
「え~、なにそれ面白そうw」
「私が、白雪姫!?」
「そこなんだ…」
こうして、ライブで劇をすることが決まった。
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