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【参加まだ可です!】異世界歌い手も悪くない。

#29

3人の過去

「ねぇ、今日はなにして遊ぶ?」
「そうだな~、昨日はなにしたっけ…」
「枯花ってホント忘れん坊だよねぇ~」
いつも3人で遊んでいた。
一国の精霊姫のキアクと、キアクの創造者の枯花、仲の良いエラー。
「今日は鬼ごっこして遊ぼうよ!」
「いいよ~!エラーが鬼ねっ」
いつも、仲良く遊んでいた。
「僕たち、人間界に行かなきゃいけないんだ。」
枯花とエラーが言った。
キアクは心配だったけれど、2人と遊べなくなるほうが嫌で、一緒に行くことにした。
ーーーーーーー
「今日はなにする?って、…キアク…?」
「どうした?体調が悪いのか?」
「えっと、まわりの目が、気になって…」
精霊姫のキアクは、人間界に馴染めなかった。
だから、帰ることにした。
(またたくさん遊べるんだっ)
キアクは嬉しかった。まわりの目を気にしないで遊べると。
「エラーっ…エラーっ!?」
帰る日。待ち合わせ場所に、エラーが来なかった。
エラーが悪い人に殺されて、枯花としか帰れなくなった。
精霊に帰ったけど、エラーを置いて帰ることが申し訳なく感じた。
(どうすればいいんだろう…)
3人で遊んでいたときのことを思い出す。
よく、3人で歌を歌っていた。
キアクは、3人の中で1番歌が上手かった。
「キアクは歌手になりなよ!絶対ライブとか行くよ~」
エラーの言葉。それを思い出して、キアクは音楽都市に行くことを決めた。
けど、音楽都市の大人は怖かった。
「この子は売れる!」
なんて騒いで、誘拐された。その拍子で、記憶を失ってしまった。
ーーーーーーー
「キアク、全部…思い出した…?」
雨が降ってきた。
「うん…思い出したよ。ありがとう」
「キアクは、ここで頑張ってるんだねぇ」
(3人に、そんな過去があったのね…)
「今は、バンドしてるんだ」
「うん。ライブもして、音楽祭に向けて、活動してるよ…」
「そっかぁ。じゃあ、またライブ行くね」
「…うん」
エラーと、枯花が消えたと同時に、空が晴れて、虹がかかる。
「あ、あの…キアク様…?」
「ザムトさんが、2人を案内してくれたんだよね?ありがとう…」
「は、はい…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

私過去編書くの下手くそすぎて、下書き合わせて3回書き直したので投稿遅くなりました~!
枯花さん情報ありがとうございます!
次回お楽しみに!!

2024/10/20 16:23

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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