【参加まだ可です!】異世界歌い手も悪くない。
「じゃあ、私はそろそろしっかり怒られてくるね~」
ルカは、しゅんとした顔でとぼとぼ帰っていく。
(私も、ちゃんとメンバーに話そう…)
「ねぇ、キミ。キアクってコ、知ってる?」
話しかけてきたのは、ピンクからの青のグラデーションの特徴的な髪で、その髪をハーフアップにしてる女の子。
(というか、今キアクって…)
「あれれ、固まっちゃった~?」
「あ、えっと…!あなたは、誰なの?」
「私は、枯花。そして、こちらがエラー!」
「よろしく、枯花。と、エラー……[太字]きゃぁぁぁああああっ!!![/太字]」
枯花の横には、ふわふわ浮いた下半身のない白髪の男の子が…
「あれ、俺のこと見えてるの?」
「ゆ、ユーレイ…!!!」
「あはは、ちょっとね~」
「あ、私はザムト…よ…」
(こわ…私って霊感あったのね…)
「それで、キアク知ってる?」
「知ってるけど、なんで?」
「ん~。ちょっと、忘れ物を届けにね」
(忘れ物…?)
「2人…は、キアク様の友達なの?」
「まぁ、そんなトコかな~」
(なんかよく分からないわね…)
「着いたわよ。」
〔フォアドリ!!!〕というドアプレートの掛かった家。
[太字]ぴーんぽーん♪[/太字]
「あれ、ザムト?もう報告きたの?あ、私はしっかり没収されて…って、お友達?」
「あ、キアク様呼んでくれる?あ、変なことはしないから!!」
「おっけ~!」
ルカが部屋の中に入って5秒後、キアク様が出てきた。
「あ、ザムトさん。どうしたんですか?…お友達と、ですか…?」
「ヤッホー!キアク、元気してる~?」
「…?…どちら様でしょうか…?」
(友達じゃないの…!?)
横でエラーも挨拶してるけど、ユーレイなため気づかれていない。
「え~!?キアク私ちゃんの事忘れちゃった~!?も~、キアクは忘れん坊なんだから~!」
「…すみません…」
(なに、この状況…?)
「…ごめんね、キアク。はい、忘れ物だよ!」
枯花がキアク様の頭を撫でると、キアク様の瞳から大粒の涙が溢れる。
「キアク、僕のこと、思い出した…?」
「…枯、花…?…っ枯花…!!」
キアク様が、枯花に抱きつく。
「…ね、キアクは今楽しい?」
「…うん、楽しいよ。バンドできて、友達もできて…」
「よかった。見えないかもだけど、エラーもずっと応援してるよ」
「なんで、来てくれたの?」
「もしかしたら、記憶を取り戻すことが、君たちの手助けになると思ってさ」
「…そっか。エラー、聞こえてるかな。ありがとう…」
エラーも、通り抜けちゃったけど抱きついている。
「キアクが楽しそうだから嬉しいよ」
エラーも涙を流しながら言う。
[太字]「あ、俺死んでんだった☆」[/太字]
(この3人の関係は、なんなのかしら…)
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ルカは、しゅんとした顔でとぼとぼ帰っていく。
(私も、ちゃんとメンバーに話そう…)
「ねぇ、キミ。キアクってコ、知ってる?」
話しかけてきたのは、ピンクからの青のグラデーションの特徴的な髪で、その髪をハーフアップにしてる女の子。
(というか、今キアクって…)
「あれれ、固まっちゃった~?」
「あ、えっと…!あなたは、誰なの?」
「私は、枯花。そして、こちらがエラー!」
「よろしく、枯花。と、エラー……[太字]きゃぁぁぁああああっ!!![/太字]」
枯花の横には、ふわふわ浮いた下半身のない白髪の男の子が…
「あれ、俺のこと見えてるの?」
「ゆ、ユーレイ…!!!」
「あはは、ちょっとね~」
「あ、私はザムト…よ…」
(こわ…私って霊感あったのね…)
「それで、キアク知ってる?」
「知ってるけど、なんで?」
「ん~。ちょっと、忘れ物を届けにね」
(忘れ物…?)
「2人…は、キアク様の友達なの?」
「まぁ、そんなトコかな~」
(なんかよく分からないわね…)
「着いたわよ。」
〔フォアドリ!!!〕というドアプレートの掛かった家。
[太字]ぴーんぽーん♪[/太字]
「あれ、ザムト?もう報告きたの?あ、私はしっかり没収されて…って、お友達?」
「あ、キアク様呼んでくれる?あ、変なことはしないから!!」
「おっけ~!」
ルカが部屋の中に入って5秒後、キアク様が出てきた。
「あ、ザムトさん。どうしたんですか?…お友達と、ですか…?」
「ヤッホー!キアク、元気してる~?」
「…?…どちら様でしょうか…?」
(友達じゃないの…!?)
横でエラーも挨拶してるけど、ユーレイなため気づかれていない。
「え~!?キアク私ちゃんの事忘れちゃった~!?も~、キアクは忘れん坊なんだから~!」
「…すみません…」
(なに、この状況…?)
「…ごめんね、キアク。はい、忘れ物だよ!」
枯花がキアク様の頭を撫でると、キアク様の瞳から大粒の涙が溢れる。
「キアク、僕のこと、思い出した…?」
「…枯、花…?…っ枯花…!!」
キアク様が、枯花に抱きつく。
「…ね、キアクは今楽しい?」
「…うん、楽しいよ。バンドできて、友達もできて…」
「よかった。見えないかもだけど、エラーもずっと応援してるよ」
「なんで、来てくれたの?」
「もしかしたら、記憶を取り戻すことが、君たちの手助けになると思ってさ」
「…そっか。エラー、聞こえてるかな。ありがとう…」
エラーも、通り抜けちゃったけど抱きついている。
「キアクが楽しそうだから嬉しいよ」
エラーも涙を流しながら言う。
[太字]「あ、俺死んでんだった☆」[/太字]
(この3人の関係は、なんなのかしら…)
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