昨日の会議から、1週間が経過…
コラボライブの計画も進み、MCのアドバイスをマシロちゃんにもらったり、
作詞依頼など、音楽祭に向けてフォアドリにできることをたくさんやっている。
「依頼がきたよ！」
と、絶賛ダラダラタイムの私達のところにやってきたのが…
「ソウです！ソロでやってて、たまにライブやる感じかな」
黒い帽子を被っていて、その下にはサラサラの白いロングヘア。
黄色い目が特徴的だ。
「ソウさん、よろしくおねがいします！」
来客用のお部屋に移動して、5人で机を囲む。
「さっそくだけど、曲はどんなかんじにする？」
「俺、ピアノが得意でさ～」
と、電子ピアノで弾きはじめる。
(すごい…楽しいリズムだ。明るいソウさんにぴったりだな)
「明るい歌詞を書いて欲しいんだ！」
「もちろん！やらせていただきます！」
記念すべき1回目の作詞依頼だ。
(頑張るぞ～っ!!!)
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「やっぱり、ここにはこの言葉入れたいな～」
「そうだなぁ…ソウさんの明るいフレンドリーな感じが入れられたらいいんですけどね…」
「あ～っ!!これも入れたい!!時間たりな～いっ!!」
キアクと2人でいろいろ話し合いながら、かれこれ2時間も悩んでいる。
ソウさんは、路上ライブをたまにして、ドームライブはしたことないそう。
これは、近々やるライブの曲らしい。
(責任重大！絶対いい歌詞にする!!)
「よしっ!!できた～っ!!」
やっとできたのを、録音してソウさんに送信。
〔ソウ：すごくいいね！ありがとう!〕
(よかった～っ!!楽しかったなぁ)
[太字]ぴこん♪[/太字]
またソウさんからメッセージ
〔ソウ：ライブも決まったから、フォアドリのみんなおいでよ！またチケットも渡すね！〕
(依頼を通して、たくさんの友達が増えていくって嬉しいな…)
〔ルカ：絶対行きます！ありがとうございます！〕
スマホを閉じて、ソウさんに送った歌を口ずさむ。
「～♪虹に行く夢が今叶って、とんでもなく笑顔になれた私達
　虹で走って、笑って、こけて、みんなで楽しんだ
　丸一日楽しんだ　それだけ虹は魅力的だと気付いたよ
　綺麗な七色　私達は虹が大好きだよ～♪」
少しネガティブになっちゃうようなジトジトした雨のあとにかかる虹。
ソウさんは、そんな存在だと思ったから虹をモチーフにした。
「喜んでもらえてよかった～」
「これからも、作詞依頼頑張ろう!!」
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