【参加まだ可です!】異世界歌い手も悪くない。
「追いついた!!」
「ハァ…あんたら足速すぎよ…」
「うちはダンスやってるから体力は任せなさい!」
「私も肺活量鍛えるためにランニングしてるから…」
「ハァ、ハァ…アイナ、ちょっと肩かして…?」
アキくんはアイナちゃんに寄りかかってる。なんと情けない。
「ザムトって言ったわね!キアクはうちらのボーカルなの!返しなさい!」
「キアク様は私達のバンド、クレイジーエナジーに引き入れるわ!」
(クレイジーエナジー…)
「なんか、ルカに合いそうな名前だね」
「うん、私も思った。」
死にかけのアキくんが話し始める。
「わりと有名だよ、クレイジーエナジー…」
「でも、キアクは私達のバンドに入ってるの!渡さないから!」
「無名のバンドに入るより、有名な私のとこに入るほうが、いいんじゃないかしら」
一理ある。何も言い返せない。
「でも、キアクがどっちにいたいかが大事よ!」
「アイナちゃん、いいこと言う!」
「…ボクは、ルカさんと、アイナさんと、アキさんと、一緒に大会に出たいです。そのクレイジーエナジーには入れません」
「ちっ…いいわ!大会でフルボッコにしてあげるんだから!!」
そう言って、ザムトちゃんは去っていった。
「なんか嵐みたいだったねぇ」
「そうね。悪役みたいな捨て台詞残して…」
「でもクレイジーエナジー、厄介そうね…。」
キアク過激派所属のバンドと、意地悪機材コード抜きニキ所属のバンド…。
(なんか、思ってたバンド生活と違うような…。)
「みんな、ありがとう…。」
キアクが照れながらお礼を言う。
「いいよ!あんたがいなくなったらご飯食べれないもの!」
「ねぇアイナちゃん。ここ感動シーンなんだけど?」
「大事なボーカルだし、私、まだまだキアクと作詞したいよ!」
「うん!じゃあ、そろそろ帰ろうか」
アキくんは、アイナちゃんにおんぶされている。
(成人男性が、女性におんぶされている…)
ツイートしたらバズりそう…。
「キアク、帰ったらトッポギ作って!」
「エナドリ入れるんですね…いいですけど」
「やっぱキアクがいないとね!」
私達のバンド(無名)は、キアクを取り戻し、これから
キアク過激派所属バンド&意地悪機材コード抜きニキ所属バンドとの
熱い戦いに備える…
「やっぱエナドリ入りトッポギおいし~」
「なんか意外と美味しいの納得いかないわ…。」
「おかわり!!」
のは明日から!
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「ハァ…あんたら足速すぎよ…」
「うちはダンスやってるから体力は任せなさい!」
「私も肺活量鍛えるためにランニングしてるから…」
「ハァ、ハァ…アイナ、ちょっと肩かして…?」
アキくんはアイナちゃんに寄りかかってる。なんと情けない。
「ザムトって言ったわね!キアクはうちらのボーカルなの!返しなさい!」
「キアク様は私達のバンド、クレイジーエナジーに引き入れるわ!」
(クレイジーエナジー…)
「なんか、ルカに合いそうな名前だね」
「うん、私も思った。」
死にかけのアキくんが話し始める。
「わりと有名だよ、クレイジーエナジー…」
「でも、キアクは私達のバンドに入ってるの!渡さないから!」
「無名のバンドに入るより、有名な私のとこに入るほうが、いいんじゃないかしら」
一理ある。何も言い返せない。
「でも、キアクがどっちにいたいかが大事よ!」
「アイナちゃん、いいこと言う!」
「…ボクは、ルカさんと、アイナさんと、アキさんと、一緒に大会に出たいです。そのクレイジーエナジーには入れません」
「ちっ…いいわ!大会でフルボッコにしてあげるんだから!!」
そう言って、ザムトちゃんは去っていった。
「なんか嵐みたいだったねぇ」
「そうね。悪役みたいな捨て台詞残して…」
「でもクレイジーエナジー、厄介そうね…。」
キアク過激派所属のバンドと、意地悪機材コード抜きニキ所属のバンド…。
(なんか、思ってたバンド生活と違うような…。)
「みんな、ありがとう…。」
キアクが照れながらお礼を言う。
「いいよ!あんたがいなくなったらご飯食べれないもの!」
「ねぇアイナちゃん。ここ感動シーンなんだけど?」
「大事なボーカルだし、私、まだまだキアクと作詞したいよ!」
「うん!じゃあ、そろそろ帰ろうか」
アキくんは、アイナちゃんにおんぶされている。
(成人男性が、女性におんぶされている…)
ツイートしたらバズりそう…。
「キアク、帰ったらトッポギ作って!」
「エナドリ入れるんですね…いいですけど」
「やっぱキアクがいないとね!」
私達のバンド(無名)は、キアクを取り戻し、これから
キアク過激派所属バンド&意地悪機材コード抜きニキ所属バンドとの
熱い戦いに備える…
「やっぱエナドリ入りトッポギおいし~」
「なんか意外と美味しいの納得いかないわ…。」
「おかわり!!」
のは明日から!
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