最強の狐と僕
『わー!あなた、モフモフね~!』
<……>
こんにちは皆さん、コクです。今どんな状況かというと…
ご主人の”多分母親”にめっちゃモフモフされてます。
順を追って説明しますね
数十分前
<♪>
その時の僕は学校から帰ってきたご主人を出迎えるため、玄関先に座っていた
ガチャ
<!>(帰ってきた!!)
<おかえr
『わー!疲れたー…ただいまー!』
来たのは、ご主人ではなく、女性だった
<???>(え、だれだれだれ!?)
『…ん?何?この狐…』
<!!!!>(やばいやばい!!どーしよ…動きたくてもなんか動きずらい…)
『めっっっっっちゃ可愛いんですけど!?』
<…⁉>(ふぁ!?)
『え~何この子~かずきが連れてきたの~?』
<…>(う、うぇえ…)
『あの子、やっぱセンスが良いわね~!』
<…>(まあ確かに)
『この子なんて名前なのかしら…』
<!コクコク>(うなずく)
『うなずいた…?う~ん…もしあの子がこの子に名前つけるんなら…』
<…>(伝われ伝われ…!)
『コク…かしら!』
<!!!>(正解でーす!!ここまで思考が同じなんだし、この人…母親なんかな…?)
『にしても、モフモフね~』
『とりあえずリビングに行きましょうか』
<…>(やっぱ…感覚的にご主人に似てる…)
こんな感じで今に至ります
めっちゃモフモフされてます
「わー!疲れたー…ただいまー!」
<…>(この人と全く同じだ)
「…ってお母さん帰ってたの⁉」
『んー?あ、おかえりー!ただいまー!』
「あ、うん…ただいま…おかえり…」
『ねね、この狐ちゃん、かずきが拾ってきたの?』
「…」(やばい…ちょっと待って!?めっちゃコク、コクモフモフされてるんですが⁉)
「…う、うん、僕が拾った」(うぅ…怒られちゃうかな…)
『へ~…いい子拾ってくるじゃない!!』
「…へ?」
「ほ、褒められた…?」
『うん、褒めた』
「あー…よかった~!怒られなかった…」
『怒らないわよ~!だってこんなに可愛いんだもの!』
『後さ、この子の名前ってどんなの?』
「お母さんはどんなのだと思う?」
『予想はついてるわ、せーので言いましょ!』
「いいよ!」
せーの!
「『コク!!』」
「お母さんもこの名前だと思ってたの⁉」
『えぇ!だってこの子、コクコクって頷てたから!』
「名付け理由も同じだ…」
『だって私たち親子よ?同じになるものよ~!』
<…>(仲良いな…)
<……>(…僕が、神様の世界にいる時の記憶はあるけど…こんな家族もいたものなんかなあ…)
<…>(もう一回、ちょっと行ってみたいなあ)
「でさ、お母さん帰ってくるときは連絡してよー!」
『ごめんごめん…急に取引の会社が倒産しちゃってね…』
『昨日大急ぎで帰って来たのよ』
「急すぎでしょ」
『私もそう思った☆』
『だから、いつもより[太字]日本に居れる時間[/太字]が長くなったのよ!』
「!!やったあ!!」
「てことは、授業参観とかにも来れるってこと!?」
『うん!行けるよ!!』
「やったああ!!!!」
<…よかったね>
『…ん?』
『…しゃべ…喋った!?』
<あ…>
「コク―!?」
『この子…喋ることもできるのね…』
<…はい>
『人間の言葉も分かるのね…』
<…はい>
『…神様か何かかしら』
<…はい…え?>
『え、神様なの!?』
「…らしいよ」
『…わあ、すごい…』
『ちょっと語彙力無くなっちゃうわ…』
<…神様です>
『ちょっとさっきまでモフモフしてたことを謝りたい…』
<いや良いですよ!?>
『私がいない間にこんな大物を拾ってくるなんて…』
「なんか捨てられてたんだよね…」
『は?』
『だ、誰がそんなことを…こんなに可愛いのに…』
「わかんない」
『う~んまあ細かいことは置いときましょ!』
『この子も正式にうちの家族よ!!』
<やったあ>
「改めまして、よろしくね、コク!」
『よろしくね』
<よろしくおねがいします!!>
<……>
こんにちは皆さん、コクです。今どんな状況かというと…
ご主人の”多分母親”にめっちゃモフモフされてます。
順を追って説明しますね
数十分前
<♪>
その時の僕は学校から帰ってきたご主人を出迎えるため、玄関先に座っていた
ガチャ
<!>(帰ってきた!!)
<おかえr
『わー!疲れたー…ただいまー!』
来たのは、ご主人ではなく、女性だった
<???>(え、だれだれだれ!?)
『…ん?何?この狐…』
<!!!!>(やばいやばい!!どーしよ…動きたくてもなんか動きずらい…)
『めっっっっっちゃ可愛いんですけど!?』
<…⁉>(ふぁ!?)
『え~何この子~かずきが連れてきたの~?』
<…>(う、うぇえ…)
『あの子、やっぱセンスが良いわね~!』
<…>(まあ確かに)
『この子なんて名前なのかしら…』
<!コクコク>(うなずく)
『うなずいた…?う~ん…もしあの子がこの子に名前つけるんなら…』
<…>(伝われ伝われ…!)
『コク…かしら!』
<!!!>(正解でーす!!ここまで思考が同じなんだし、この人…母親なんかな…?)
『にしても、モフモフね~』
『とりあえずリビングに行きましょうか』
<…>(やっぱ…感覚的にご主人に似てる…)
こんな感じで今に至ります
めっちゃモフモフされてます
「わー!疲れたー…ただいまー!」
<…>(この人と全く同じだ)
「…ってお母さん帰ってたの⁉」
『んー?あ、おかえりー!ただいまー!』
「あ、うん…ただいま…おかえり…」
『ねね、この狐ちゃん、かずきが拾ってきたの?』
「…」(やばい…ちょっと待って!?めっちゃコク、コクモフモフされてるんですが⁉)
「…う、うん、僕が拾った」(うぅ…怒られちゃうかな…)
『へ~…いい子拾ってくるじゃない!!』
「…へ?」
「ほ、褒められた…?」
『うん、褒めた』
「あー…よかった~!怒られなかった…」
『怒らないわよ~!だってこんなに可愛いんだもの!』
『後さ、この子の名前ってどんなの?』
「お母さんはどんなのだと思う?」
『予想はついてるわ、せーので言いましょ!』
「いいよ!」
せーの!
「『コク!!』」
「お母さんもこの名前だと思ってたの⁉」
『えぇ!だってこの子、コクコクって頷てたから!』
「名付け理由も同じだ…」
『だって私たち親子よ?同じになるものよ~!』
<…>(仲良いな…)
<……>(…僕が、神様の世界にいる時の記憶はあるけど…こんな家族もいたものなんかなあ…)
<…>(もう一回、ちょっと行ってみたいなあ)
「でさ、お母さん帰ってくるときは連絡してよー!」
『ごめんごめん…急に取引の会社が倒産しちゃってね…』
『昨日大急ぎで帰って来たのよ』
「急すぎでしょ」
『私もそう思った☆』
『だから、いつもより[太字]日本に居れる時間[/太字]が長くなったのよ!』
「!!やったあ!!」
「てことは、授業参観とかにも来れるってこと!?」
『うん!行けるよ!!』
「やったああ!!!!」
<…よかったね>
『…ん?』
『…しゃべ…喋った!?』
<あ…>
「コク―!?」
『この子…喋ることもできるのね…』
<…はい>
『人間の言葉も分かるのね…』
<…はい>
『…神様か何かかしら』
<…はい…え?>
『え、神様なの!?』
「…らしいよ」
『…わあ、すごい…』
『ちょっと語彙力無くなっちゃうわ…』
<…神様です>
『ちょっとさっきまでモフモフしてたことを謝りたい…』
<いや良いですよ!?>
『私がいない間にこんな大物を拾ってくるなんて…』
「なんか捨てられてたんだよね…」
『は?』
『だ、誰がそんなことを…こんなに可愛いのに…』
「わかんない」
『う~んまあ細かいことは置いときましょ!』
『この子も正式にうちの家族よ!!』
<やったあ>
「改めまして、よろしくね、コク!」
『よろしくね』
<よろしくおねがいします!!>
このボタンは廃止予定です