ひじり君神社

｛へ～ひじりってここ家だったんだな｝

〖よく言われるよ…〗

「神社っていいよね～なんか神秘的な感じがして」

〖それもよく言われる…〗

「でさ、ゆうきくん」

｛な、なに？｝

「友達になってくれるかな？」

｛…え！？｝

｛い、いいのか！？だ、だって俺かずきの事…いじめてたんだ…よ…？｝

「だってもうしないでしょ？」

｛しないけど…でもっ…！｝

「前の事はいいの！今は今だよ」

｛…っ｝

「友達に、なってくれますか？」

｛…お、俺でよければ！｝

「！やった！友達増えたー！」

〖よかったね！〗

「…てことは…」

「ちょっと、ひじり君に聞くけどさ…」

〖なにー？〗

「[小文字]ゆうきくんにさ…コクの事教えてもいいもんなのかな…？[/小文字]」

〖[小文字]あ～…ま、いいんじゃないかな？[/小文字]〗

「[小文字]ほんと…？[/小文字]」

〖[小文字]害はないでしょ！多分！！[/小文字]〗

｛？｝

「ゆうきくん、実はね…」

「コク―！出てきて！」

ビュオオン（コクが出てくる）

｛…へ？｝

｛な、何…？この狐…｝

「…」（ど、どう反応する！？）

｛かわいい…！｝

「うぇ！？か、かわいい…？」

｛うん…かわいい｝

｛俺…もともと狐とかのイヌ科の動物大好きだからさ！｝

＜へ～意外ですね＞

｛ふぁ！？しゃ、喋った！？｝

「うん！この子はコクっていうんだ！」

｛コク…｝

「カッコいいでしょ～」

＜でしょでしょ～＞

｛カッコいいしかわいい｝

〖欲張りだなあ〗

＜わはは！＞

「よかったね、コク！」

＜べた褒め嬉し～い！＞

｛　ズキューン｝

｛倒れそう…｝

〖なんで！？〗

｛ちょっと…可愛すぎる…｝

＜た、倒れないで！？＞

｛うぅ…｝

「狐限界オタクだ…」

｛ふう、ごめん、取り乱しちゃって…｝

＜大丈夫です！＞

「じゃさ、晴れて友達になったわけだし、一緒に公園で遊ぼ！」

〖｛賛成！｝〗

…

…
公園

「何する―！」

〖んー…かくれんぼ！〗

｛いいな！｝

＜混ぜて―！＞

「もちろん！」

〖じゃんけんで鬼決めよっ！〗

最初はグー！じゃんけんポンッ！！

　　　〖✊〗
「✋」　　　＜パー！＞
　　　｛✋｝

〖負けたー！！〗

｛じゃあひじりが鬼だな！｝

「10秒数えてねー！」

…

…

〖はーち、きゅーう、じゅう！〗

〖もーいーかーい！！〗

いー↓よー↑！！

〖よーし！全員見つけるぞー！〗

数分後…

〖あ、かずきくんみっけ！〗

「わー！いいとこだと思ったんだけどなぁ…」

〖ふっふっふ、かずきくんも鬼になってもらう！！〗

「見っけるぞー！」

…

…
数十分後…

「わぁ！」

｛うわ！びっくりした！！｝

「あ、居たー！」

｛やべ、、見っかった…｝

「結構見つけにくいとこだったよー…」

｛うぅー！自信あったんだけどなー…｝

「あとはコクだけ！探しに行くぞー！」

…

…
数十分後…

ぜ、全然見つからない…

「マジで見つから無くない…？」

〖も、もうここ何周したことか…〗

｛ど、どうする？｝

「うぅ…悔しいけど…」

「コク―！降参でーす！！出てきてー！」

＜はーい＞

！？

コクが出てきたのは、僕の影だった

＜わははー！降参だー！＞

「か、影⁉」

〖ず、ずるい…〗

｛チートだぁ…｝

＜よく見なかった君たちが悪い！＞

＜僕がご主人の影に入るとこの影に耳が生えるように見えるんよ！＞

「くぅ…」

〖く、悔しいから…もっかいやろ！！〗

やろやろー！

…

…
数時間後

「わー！楽しかった…」

〖…あ！もうこんな時間だ！〗

｛ほんとだ…楽しくって忘れてた｝

「じゃ、また明日だね！」

｛そうだな！｝

じゃあ皆またねー！！