最強の狐と僕
出会ってから数日後、僕はコクの言葉が分かるよになっていた。
「コク―」
<わーん?>(なにー?)
「コクはモフモフだねえ」 なでなで
<わーん>(くすぐったいよー)
「ふひひ」
<…?>
僕の手の甲を見る
「どうしたの?」
<わん?>(これは?)
「ああ、これ?」
コクが見ていたのは僕の手の甲にある青あざだった。
「気にしなくていいよ、ぶつけちゃっただけだから」
<わん…?>(本当に?)
「ほんとほんと。大丈夫、もうあんまり痛くないし」
<…わふん、わふん>(…相談してね?)
「分かってるよ。」
<…わんわん!>(ちょっとあざ見せて!)
「え?あ、うん…はい」
< ぽふ> 僕の手にコクの前足を乗せる
「?」
ぼああ…(僕の手から赤い炎が出てくる)
「え⁉な、なにこれ!燃えてる!!」(でも熱くないな…)
ぼふぅん…(火が消える)
< ちょいちょい> 手をちょんちょんする
<わふ>(みてみて)
「ん?あ!あざが治ってる!」
「き、きれいさっぱり治ってる!」
「コクが直してくれたの?」
<コクコク>
「ふひひひ、ありがとうね。いいこいいこ」 なでなで
<わふー!>(わーい!)
…
…
「コク、僕はこれから学校に行かなきゃいけないんだー」
<わん?>(学校?)
「うん、学校。昨日まで三連休でお休みだったんだけどそれが終わったから行かなきゃなんだ」
<わん…>(そっか…)
「コク一匹で留守番できる?」
<わんわん!!>(できるできるよ!!)
「じゃあ、行ってきます!」
<わふん!>(いってらっしゃい!)
<…>(ちょっと、[太字]カンシ[/太字]してみよう)
…
…
「…」(また、[太字]あるのかなあ[/太字]…)
がらがら…「みんなおはy
ばしゃぁぁぁ!!
「…」 ぽたぽた…
教室の扉を開けた瞬間バケツ一杯の水をぶっかけられた
【ははははは!!!おいみんな見たか?今回はきれいにかけれたぞ~!!】
【あはははははは!!!ちょっと[打消し]ゆうと[/打消し]くんやりすぎだって~w】
【はははは!!きったな~ww早く着替えて来いよww】
[右寄せ]【あははははははははははははは!!!!!!!】[/右寄せ]
【あははははははははははははは!!!!!!!】
「…着替えて…来るね…」
[右寄せ]【あははははははははははははは!!!!!!!】[/右寄せ]
バタン…
…
…
更衣室
「はあ…」
「泣きたいけど…泣けないや…」
「あ、早く着替えないと授業始まっちゃう」
…
…
がらがら…
【おい、[下線]かずき[/下線]!どこに行ってたんだ!!】
「すみません、先生…バケツをひっくり返してしまい濡れて着替えていました…」
【はあぁぁ…全く、人に迷惑をかけるようなことはするなー。ほんっとにお前はみんな待ってたんだぞ?……まずいい、座れ】
「は、はい…」
【では、朝のホームルームを始めるぞー…】
…
…
数時間後
給食
【じゃあ、先生は職員室にいるからなー?】
【〖はーい!!〗】
がらがら…
いただきます!
[大文字]いただきます!![/大文字]
…
…
ごちそうさまでした!
[大文字]ごちそうさまでした!![/大文字]
「 かちゃ」(おぼんごと持ち上げる)
「 た、た、た、た、た、た…」
ばしゃああ…(牛乳を頭からかけられる)
【[小文字]wwwwwヒックヒックwww[/小文字]】(笑いを堪える)
「…」
ばしゃあぁぁ…(味噌汁を頭からかけられる)
【[小文字]wwwッ[/小文字]ぶふぉぉぉ!!あ、もう無理だwwwあはははは!!】
【ぶふっあははははははははは!!!!!!!】
【ははははははは!!!!!!!】
【どお?どお?味噌汁と牛乳だよ???おいしいだろ?】
【あははははははは!!!!絶対合わないだろ!!】
[右寄せ]【はははは!!可哀想wwww】[/右寄せ]
【あはははははははははははは!!!!】
「…」
【おい!喋ろよ!!】
「…」
【ふーんそういうことするんだーふーん】
【[小文字][明朝体]じゃあ、放課後体育倉庫にこい[/明朝体][/小文字]】
「ビクッ…はい…」
【はははははははははは!!!!】
…
…
さようなら!
[大文字]さようなら!![/大文字]
「…い、いかなきゃ…」
…
…
体育倉庫
「き、来たよ…?」
【おっせえなあ、もっと早く来いよ!!】
【クスクス…クスクス…】
「きょ、今日は何を…」
【あ?そんなもん決まってんだろ俺らの鬱憤晴らしだよ!!!!】
ドがッ!!(腹を蹴る)
「がは…!」
「げほっげほ…はーはー…」
【おらっおら!!】
ドゴッドゴッドガッ!!!!
「ぐげっ…が……うえッ……じ、じぬっしぬ…」
「おえッ…おろっはーはー…う”っおえッ…!」(嘔吐)
【うーわ…きったな…きーも…マジで4ねばいいのに!】
【なあ!みんなもそうだろ⁉】
【うんうん♪】
【お前らもやろうぜ!】
【さーんせーい!!】
ドゴッドガッ…
…
…
30分後…
【うわ、こいつ動かなくなったんだけど~!】
【え~マジキモイわ~】
【もう飽きたし帰ろうぜ】
【帰ろ帰ろー!】
【おい】
胸ぐらをつかむ
【お前、今すぐ4ねばいいのにな】
タタタタタタタタ(走り去る)
「…うう…いった…」
「帰らなきゃ…コクが…心配しちゃう…」
「はーはー…」
…
…
「た、ただいま…」
<わん>(おかえり)
「出迎えてくれて…ありがとうね…」
<わん>(ご主人)
「なに?」
<わんわんわーん>(失礼ですが、ご主人のことをカンシしていいたんです)
「か、かんし…?」
<…わん>(…ご主人)
<わん、わん、わん>(よく、ここまで、頑張りましたね)
「……」
<…わん?>(ご主人?)
「う、うぐっ…う、うううう…」
僕は泣いた。これまで封じ込めていたものをすべて涙に変えた。
コクはもふもふな体ですべてを受け入れてくれてくれた。
「…ひくっ…ひくっ…」
<わんわん?>(涙は止まった?)
「うん…ありがとう。」
<わーんわふんわふん?>(お話、聞かせて?)
「うん。」
「コク―」
<わーん?>(なにー?)
「コクはモフモフだねえ」 なでなで
<わーん>(くすぐったいよー)
「ふひひ」
<…?>
僕の手の甲を見る
「どうしたの?」
<わん?>(これは?)
「ああ、これ?」
コクが見ていたのは僕の手の甲にある青あざだった。
「気にしなくていいよ、ぶつけちゃっただけだから」
<わん…?>(本当に?)
「ほんとほんと。大丈夫、もうあんまり痛くないし」
<…わふん、わふん>(…相談してね?)
「分かってるよ。」
<…わんわん!>(ちょっとあざ見せて!)
「え?あ、うん…はい」
< ぽふ> 僕の手にコクの前足を乗せる
「?」
ぼああ…(僕の手から赤い炎が出てくる)
「え⁉な、なにこれ!燃えてる!!」(でも熱くないな…)
ぼふぅん…(火が消える)
< ちょいちょい> 手をちょんちょんする
<わふ>(みてみて)
「ん?あ!あざが治ってる!」
「き、きれいさっぱり治ってる!」
「コクが直してくれたの?」
<コクコク>
「ふひひひ、ありがとうね。いいこいいこ」 なでなで
<わふー!>(わーい!)
…
…
「コク、僕はこれから学校に行かなきゃいけないんだー」
<わん?>(学校?)
「うん、学校。昨日まで三連休でお休みだったんだけどそれが終わったから行かなきゃなんだ」
<わん…>(そっか…)
「コク一匹で留守番できる?」
<わんわん!!>(できるできるよ!!)
「じゃあ、行ってきます!」
<わふん!>(いってらっしゃい!)
<…>(ちょっと、[太字]カンシ[/太字]してみよう)
…
…
「…」(また、[太字]あるのかなあ[/太字]…)
がらがら…「みんなおはy
ばしゃぁぁぁ!!
「…」 ぽたぽた…
教室の扉を開けた瞬間バケツ一杯の水をぶっかけられた
【ははははは!!!おいみんな見たか?今回はきれいにかけれたぞ~!!】
【あはははははは!!!ちょっと[打消し]ゆうと[/打消し]くんやりすぎだって~w】
【はははは!!きったな~ww早く着替えて来いよww】
[右寄せ]【あははははははははははははは!!!!!!!】[/右寄せ]
【あははははははははははははは!!!!!!!】
「…着替えて…来るね…」
[右寄せ]【あははははははははははははは!!!!!!!】[/右寄せ]
バタン…
…
…
更衣室
「はあ…」
「泣きたいけど…泣けないや…」
「あ、早く着替えないと授業始まっちゃう」
…
…
がらがら…
【おい、[下線]かずき[/下線]!どこに行ってたんだ!!】
「すみません、先生…バケツをひっくり返してしまい濡れて着替えていました…」
【はあぁぁ…全く、人に迷惑をかけるようなことはするなー。ほんっとにお前はみんな待ってたんだぞ?……まずいい、座れ】
「は、はい…」
【では、朝のホームルームを始めるぞー…】
…
…
数時間後
給食
【じゃあ、先生は職員室にいるからなー?】
【〖はーい!!〗】
がらがら…
いただきます!
[大文字]いただきます!![/大文字]
…
…
ごちそうさまでした!
[大文字]ごちそうさまでした!![/大文字]
「 かちゃ」(おぼんごと持ち上げる)
「 た、た、た、た、た、た…」
ばしゃああ…(牛乳を頭からかけられる)
【[小文字]wwwwwヒックヒックwww[/小文字]】(笑いを堪える)
「…」
ばしゃあぁぁ…(味噌汁を頭からかけられる)
【[小文字]wwwッ[/小文字]ぶふぉぉぉ!!あ、もう無理だwwwあはははは!!】
【ぶふっあははははははははは!!!!!!!】
【ははははははは!!!!!!!】
【どお?どお?味噌汁と牛乳だよ???おいしいだろ?】
【あははははははは!!!!絶対合わないだろ!!】
[右寄せ]【はははは!!可哀想wwww】[/右寄せ]
【あはははははははははははは!!!!】
「…」
【おい!喋ろよ!!】
「…」
【ふーんそういうことするんだーふーん】
【[小文字][明朝体]じゃあ、放課後体育倉庫にこい[/明朝体][/小文字]】
「ビクッ…はい…」
【はははははははははは!!!!】
…
…
さようなら!
[大文字]さようなら!![/大文字]
「…い、いかなきゃ…」
…
…
体育倉庫
「き、来たよ…?」
【おっせえなあ、もっと早く来いよ!!】
【クスクス…クスクス…】
「きょ、今日は何を…」
【あ?そんなもん決まってんだろ俺らの鬱憤晴らしだよ!!!!】
ドがッ!!(腹を蹴る)
「がは…!」
「げほっげほ…はーはー…」
【おらっおら!!】
ドゴッドゴッドガッ!!!!
「ぐげっ…が……うえッ……じ、じぬっしぬ…」
「おえッ…おろっはーはー…う”っおえッ…!」(嘔吐)
【うーわ…きったな…きーも…マジで4ねばいいのに!】
【なあ!みんなもそうだろ⁉】
【うんうん♪】
【お前らもやろうぜ!】
【さーんせーい!!】
ドゴッドガッ…
…
…
30分後…
【うわ、こいつ動かなくなったんだけど~!】
【え~マジキモイわ~】
【もう飽きたし帰ろうぜ】
【帰ろ帰ろー!】
【おい】
胸ぐらをつかむ
【お前、今すぐ4ねばいいのにな】
タタタタタタタタ(走り去る)
「…うう…いった…」
「帰らなきゃ…コクが…心配しちゃう…」
「はーはー…」
…
…
「た、ただいま…」
<わん>(おかえり)
「出迎えてくれて…ありがとうね…」
<わん>(ご主人)
「なに?」
<わんわんわーん>(失礼ですが、ご主人のことをカンシしていいたんです)
「か、かんし…?」
<…わん>(…ご主人)
<わん、わん、わん>(よく、ここまで、頑張りましたね)
「……」
<…わん?>(ご主人?)
「う、うぐっ…う、うううう…」
僕は泣いた。これまで封じ込めていたものをすべて涙に変えた。
コクはもふもふな体ですべてを受け入れてくれてくれた。
「…ひくっ…ひくっ…」
<わんわん?>(涙は止まった?)
「うん…ありがとう。」
<わーんわふんわふん?>(お話、聞かせて?)
「うん。」
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