月白の魔法使い様
私たち、双子はピンチを迎えている。
そう、入学記念の授業参観が明日あるらしい。…こんな突然聞かされることなんてあるんだ…と思ってしまう。けれど幸いなことに、自宅から魔法で見る方法と、直接自分の目で見る方法があるので、きっと自宅から見てくれるだろう。
…いや、けれどパパは校長だから見れないし、ママはとても忙しいからもしかしたら来ないかもしれない。
(逆にそれの方が嬉しいまであるよ〜…)
アレン『…なあどうするドロシー。』
ドロシー『えっ、ま、まあ忙しいから来ないでしょっ…。』
アレン『…だといいな。』
授業参観のお知らせは教室の後ろにすでに貼ってあった。まだ担任とか知らないし、なんなら授業すら受けたことがないというのに…!?
そう思った時だった。
ガラガラッ。
教室の前のドアから誰か入ってきた。クラスメイト…ではなさそうだ。美しい顔に、背が高くまさに大人って感じがする人がやってきた。
???『さあみんな座って!』
そう言われて全員自分の席に座った。
フーラン『皆さんこんにちは!私は1年6組を担当します!フーラン・レアポートと言います!みんなよろしくね。』
…!担任の先生‥!!
フーラン『さてと、まずは自己紹介をみんなにしてもらいます。じゃああの子から!』
フーラン先生は右角にいた子を指差した。
フーラン『この子から後ろに行って、曲がって前に行って、また曲がって後ろに行く。そういう順番でよろしくね。サクサクいきましょ!』
このクラスの人数は、20人。クラスが多いせいで意外と少ない。
イーメン・ルミネージュ『[太字][下線]イーメン・ルミネージュ[/下線][/太字]だ。よろしくな!』
フラッシュ・レムライド『フラッシュ・レムライドよ。よろしく。』
アリマ・ロルファード『アリマ・ロルファードと言います!魔法の勉強頑張ろうと思います!』
メルル・ファウナ『メルル・ファウナです。よろしくお願いします。』
フウカ・デミセル『フウカ・デミセルです!よく女と言われますが、男です!よろしく!』
グレン・シーレント『グレン・シーレントと言います。炎魔法が得意です。』
そして私の番が回ってきた。
ドロシー『ドロシー・アルカネットです!よろしくね!』
ヴァン・ダリア『ヴァン・ダリアだ。』
ポピュ・メリアン『ポピュ・メリアンだよ〜!』
アレン『アレン・アルカネットです。ドロシーと双子です。』
そう言って、自己紹介は順調に進んでいった。
さあて、自己紹介をしたのはいいものの、結局授業参観はどうなっちゃうの!?え、やっぱりパパとママ来ないよね!?
自己紹介後…
フーラン『ちなみにこのクラス、授業参観の先生は校長先生です!皆さん頑張ってくださいね!』
パパ!?
そう、入学記念の授業参観が明日あるらしい。…こんな突然聞かされることなんてあるんだ…と思ってしまう。けれど幸いなことに、自宅から魔法で見る方法と、直接自分の目で見る方法があるので、きっと自宅から見てくれるだろう。
…いや、けれどパパは校長だから見れないし、ママはとても忙しいからもしかしたら来ないかもしれない。
(逆にそれの方が嬉しいまであるよ〜…)
アレン『…なあどうするドロシー。』
ドロシー『えっ、ま、まあ忙しいから来ないでしょっ…。』
アレン『…だといいな。』
授業参観のお知らせは教室の後ろにすでに貼ってあった。まだ担任とか知らないし、なんなら授業すら受けたことがないというのに…!?
そう思った時だった。
ガラガラッ。
教室の前のドアから誰か入ってきた。クラスメイト…ではなさそうだ。美しい顔に、背が高くまさに大人って感じがする人がやってきた。
???『さあみんな座って!』
そう言われて全員自分の席に座った。
フーラン『皆さんこんにちは!私は1年6組を担当します!フーラン・レアポートと言います!みんなよろしくね。』
…!担任の先生‥!!
フーラン『さてと、まずは自己紹介をみんなにしてもらいます。じゃああの子から!』
フーラン先生は右角にいた子を指差した。
フーラン『この子から後ろに行って、曲がって前に行って、また曲がって後ろに行く。そういう順番でよろしくね。サクサクいきましょ!』
このクラスの人数は、20人。クラスが多いせいで意外と少ない。
イーメン・ルミネージュ『[太字][下線]イーメン・ルミネージュ[/下線][/太字]だ。よろしくな!』
フラッシュ・レムライド『フラッシュ・レムライドよ。よろしく。』
アリマ・ロルファード『アリマ・ロルファードと言います!魔法の勉強頑張ろうと思います!』
メルル・ファウナ『メルル・ファウナです。よろしくお願いします。』
フウカ・デミセル『フウカ・デミセルです!よく女と言われますが、男です!よろしく!』
グレン・シーレント『グレン・シーレントと言います。炎魔法が得意です。』
そして私の番が回ってきた。
ドロシー『ドロシー・アルカネットです!よろしくね!』
ヴァン・ダリア『ヴァン・ダリアだ。』
ポピュ・メリアン『ポピュ・メリアンだよ〜!』
アレン『アレン・アルカネットです。ドロシーと双子です。』
そう言って、自己紹介は順調に進んでいった。
さあて、自己紹介をしたのはいいものの、結局授業参観はどうなっちゃうの!?え、やっぱりパパとママ来ないよね!?
自己紹介後…
フーラン『ちなみにこのクラス、授業参観の先生は校長先生です!皆さん頑張ってくださいね!』
パパ!?
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