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月白の魔法使い様

#5

第一章『月白の魔法使い様』五話「授業参観…!?」

私たち、双子はピンチを迎えている。

そう、入学記念の授業参観が明日あるらしい。…こんな突然聞かされることなんてあるんだ…と思ってしまう。けれど幸いなことに、自宅から魔法で見る方法と、直接自分の目で見る方法があるので、きっと自宅から見てくれるだろう。

…いや、けれどパパは校長だから見れないし、ママはとても忙しいからもしかしたら来ないかもしれない。

(逆にそれの方が嬉しいまであるよ〜…)

アレン『…なあどうするドロシー。』

ドロシー『えっ、ま、まあ忙しいから来ないでしょっ…。』

アレン『…だといいな。』

授業参観のお知らせは教室の後ろにすでに貼ってあった。まだ担任とか知らないし、なんなら授業すら受けたことがないというのに…!?

そう思った時だった。

ガラガラッ。

教室の前のドアから誰か入ってきた。クラスメイト…ではなさそうだ。美しい顔に、背が高くまさに大人って感じがする人がやってきた。

???『さあみんな座って!』

そう言われて全員自分の席に座った。

フーラン『皆さんこんにちは!私は1年6組を担当します!フーラン・レアポートと言います!みんなよろしくね。』

…!担任の先生‥!!

フーラン『さてと、まずは自己紹介をみんなにしてもらいます。じゃああの子から!』

フーラン先生は右角にいた子を指差した。

フーラン『この子から後ろに行って、曲がって前に行って、また曲がって後ろに行く。そういう順番でよろしくね。サクサクいきましょ!』

このクラスの人数は、20人。クラスが多いせいで意外と少ない。

イーメン・ルミネージュ『[太字][下線]イーメン・ルミネージュ[/下線][/太字]だ。よろしくな!』

フラッシュ・レムライド『フラッシュ・レムライドよ。よろしく。』

アリマ・ロルファード『アリマ・ロルファードと言います!魔法の勉強頑張ろうと思います!』

メルル・ファウナ『メルル・ファウナです。よろしくお願いします。』

フウカ・デミセル『フウカ・デミセルです!よく女と言われますが、男です!よろしく!』

グレン・シーレント『グレン・シーレントと言います。炎魔法が得意です。』

そして私の番が回ってきた。

ドロシー『ドロシー・アルカネットです!よろしくね!』

ヴァン・ダリア『ヴァン・ダリアだ。』

ポピュ・メリアン『ポピュ・メリアンだよ〜!』

アレン『アレン・アルカネットです。ドロシーと双子です。』

そう言って、自己紹介は順調に進んでいった。

さあて、自己紹介をしたのはいいものの、結局授業参観はどうなっちゃうの!?え、やっぱりパパとママ来ないよね!?

自己紹介後…

フーラン『ちなみにこのクラス、授業参観の先生は校長先生です!皆さん頑張ってくださいね!』


パパ!?

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

キャラ紹介みたいになってる…(
なので、アレンの番きたら飛ばしました…。作中にて、ゆっくりクラスメイトちゃん登場させる予定です…!
まあクラスメイト、授業ぐらいしか出ない人がほとんどだから覚えなくても大丈夫です…。(覚えようとする人いないと思うけれども)
ほんとクラスメイトで活発的に今後活躍する人二人くらいしかいない…w

2024/08/23 14:17

縺薙≠繧九s ID:≫96wmVG3mf6twQ
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