月白の魔法使い様
ツル『二人まとめてかかってこい!…だなんて、言ったことがないけれど。さっき言った通り、Aランクは強い。』
ツル『Sランクに上がれない、ただの落ちこぼれの集団じゃない。』
案内された部屋は、とっても大きくてびっくりした。アレンも周りを見渡して驚いている。
ツル『ここはAランクだけが使用できる特別なステージ。今日はここで戦おう。』
アレン『の、望むところです!』
ツル『まあ手は抜くけど、君たちが勝つような手の抜き方はしない。しっかりと、僕が勝つ手のぬき方をする。』
ツルさんはそう言って、私たちがいる反対側のステージに立つ。
アレンは緊張している顔でツルさんを見ていた。確かに、ツルさんは私たちAランクの先輩だけあって、圧倒的な強者感を感じる。私でも今勝てそうかどうか心配なくらい。
けれど私だって、負けるつもりはない。
ドロシー『…ツルさん。もしかして、勝てると思ってるの?』
アレン『え、ドロシー…?』
ツル『うん。そりゃあ先輩だし、そこら辺の人たちとは、一味違うよ。』
ドロシー『もちろん、私たちも一味違う。』
ドロシー『私たちは、正々堂々とツルさんに勝つ!』
ドロシー『でしょ?アレン。』
私はそう二人に行った。ツルさんは、少し苦笑いをしていた。アレンは私が想像していた反応とは違ったけれど、ちょっと心配そうな顔をしている。
ツル『じゃあ早速始めるよ![太字]風属性・ハリケーン[/太字]。』
【ハリケーン(風属性)】
風であらゆるものを吹っ飛ばす威力が高い風属性の上級魔法。
え。
ぜ、全然手加減してないように見える…!?!?
アレン『[太字]無属性・リフレクション[/太字]!』
【リフレクション(無属性)】
魔法を反射して跳ね返す無属性の上級魔法。
ツル『!!』
ツルさんはすぐそれに反応してアレンが跳ね返した魔法を避けた。だが少し驚いている顔だった。
ドロシー『ありがとうアレン。』
アレン『危ないってば!ちゃんと守ってよ。』
アレン『[太字]火属性・ファイア・アロー[/太字]!』
【ファイア・アロー(火属性)】
高威力の火の矢を放つ火属性の中級魔法。
ツル『[太字]無属性・リフレクション[/太字]。アレンくん、君は随分と面白い魔法を覚えているね。』
アレン『え、あ、ありがとうございます。』
アレンはそう言われて照れていた。何をやっているんだアレンは…(困惑)
ドロシー『アレン。今は戦いの最中だよ。』
アレン『うんわかってる。』
本当に?私はさらに困惑した。心配するのはこっちだと思ってしまう。でもさっきからアレンしか攻撃してないので、私も攻撃することにした。
ドロシー『[太字]氷属性・アイス・アロー[/太字]』
【アイス・アロー(氷属性)】
高威力の氷の矢を放つ氷属性の中級魔法。だが氷属性そのものが上級者専用の魔法であるため、かなり使用難易度は高め。
ツル『アロー系が得意なのかな。確かにアローは定番のまほ…え?』
ドロシー『そう。私の矢は一味違う。』
私は一つの矢ではなく、複数の矢を一気に発射した。さらにその矢は、[下線]相手を追尾する[/下線]。そして、[下線]基本的に防御や反射を貫通する[/下線]。
ドロシー『避けてみてよツルさん!!』
ツル『Sランクに上がれない、ただの落ちこぼれの集団じゃない。』
案内された部屋は、とっても大きくてびっくりした。アレンも周りを見渡して驚いている。
ツル『ここはAランクだけが使用できる特別なステージ。今日はここで戦おう。』
アレン『の、望むところです!』
ツル『まあ手は抜くけど、君たちが勝つような手の抜き方はしない。しっかりと、僕が勝つ手のぬき方をする。』
ツルさんはそう言って、私たちがいる反対側のステージに立つ。
アレンは緊張している顔でツルさんを見ていた。確かに、ツルさんは私たちAランクの先輩だけあって、圧倒的な強者感を感じる。私でも今勝てそうかどうか心配なくらい。
けれど私だって、負けるつもりはない。
ドロシー『…ツルさん。もしかして、勝てると思ってるの?』
アレン『え、ドロシー…?』
ツル『うん。そりゃあ先輩だし、そこら辺の人たちとは、一味違うよ。』
ドロシー『もちろん、私たちも一味違う。』
ドロシー『私たちは、正々堂々とツルさんに勝つ!』
ドロシー『でしょ?アレン。』
私はそう二人に行った。ツルさんは、少し苦笑いをしていた。アレンは私が想像していた反応とは違ったけれど、ちょっと心配そうな顔をしている。
ツル『じゃあ早速始めるよ![太字]風属性・ハリケーン[/太字]。』
【ハリケーン(風属性)】
風であらゆるものを吹っ飛ばす威力が高い風属性の上級魔法。
え。
ぜ、全然手加減してないように見える…!?!?
アレン『[太字]無属性・リフレクション[/太字]!』
【リフレクション(無属性)】
魔法を反射して跳ね返す無属性の上級魔法。
ツル『!!』
ツルさんはすぐそれに反応してアレンが跳ね返した魔法を避けた。だが少し驚いている顔だった。
ドロシー『ありがとうアレン。』
アレン『危ないってば!ちゃんと守ってよ。』
アレン『[太字]火属性・ファイア・アロー[/太字]!』
【ファイア・アロー(火属性)】
高威力の火の矢を放つ火属性の中級魔法。
ツル『[太字]無属性・リフレクション[/太字]。アレンくん、君は随分と面白い魔法を覚えているね。』
アレン『え、あ、ありがとうございます。』
アレンはそう言われて照れていた。何をやっているんだアレンは…(困惑)
ドロシー『アレン。今は戦いの最中だよ。』
アレン『うんわかってる。』
本当に?私はさらに困惑した。心配するのはこっちだと思ってしまう。でもさっきからアレンしか攻撃してないので、私も攻撃することにした。
ドロシー『[太字]氷属性・アイス・アロー[/太字]』
【アイス・アロー(氷属性)】
高威力の氷の矢を放つ氷属性の中級魔法。だが氷属性そのものが上級者専用の魔法であるため、かなり使用難易度は高め。
ツル『アロー系が得意なのかな。確かにアローは定番のまほ…え?』
ドロシー『そう。私の矢は一味違う。』
私は一つの矢ではなく、複数の矢を一気に発射した。さらにその矢は、[下線]相手を追尾する[/下線]。そして、[下線]基本的に防御や反射を貫通する[/下線]。
ドロシー『避けてみてよツルさん!!』