【参加型】マフィアは今を生きる
碧「まるで手応えがねぇな。霞、最上階への階段は見つかったか?」
霞「うん、ここの人らの血はあんま綺麗じゃなかったし」
碧「綺麗でも生かすのはやめてくれませんかねぇ?」
最上階の手前まで来た二人はそれぞれの武器を構える。
そして、扉を開く。
霞「……誰もいないね」
碧「だな、罠の可能性もあるから気をつけるぞ」
中央にソファがあるだけの広い部屋だ。
霞はソファを見下ろす。
ソファには写真が二枚。碧と霞の写真がナイフによって破られていた。
霞「………気味が悪い」
それを見た霞は顔をしかめる。そして、他のところを見る碧の方に行こうとしたその時だった。
霞の後頭部に銃弾が当たる。霞から鮮やかな赤の液体が吹き出る。
その瞬間、霞の能力が発動され死ぬ前に戻る。
霞「こっちからっ!」
銃が撃たれた方向に自分も銃を撃つ。
だが霞は銃を使っても、9割の確率で外す。
今回も当然外れたが、それだけで十分だ。威嚇くらいにはなる。
碧「霞!どうした!」
霞「誰かいるよ、多分ボスとかだと思うけど……」
碧も駆け付けてきて、銃弾が飛んできた方を見る。
人の気配はするが、現れる気配はない。
碧は自分と霞の周りに強風を出す。これで銃弾くらいは跳ね返せる。
すると、今度は背後から殺気がした。
碧は振り向いて、拾った銃を撃つ。
だが、銃が相手の体を貫くことはなかった。
なぜなら____普通の姿をしていなかったからだ。
肩から突き出た刀、腹には大量のナイフが刺さっている。
普通の人間ならもう死んでいるはずだ。
霞「あの見た目って……」
碧「知ってんのか?」
霞「うん、昔聞いたことがあるんだ。外国の研究所で”[漢字]奇獣[/漢字][ふりがな]キメラ[/ふりがな]”の実験をしてるって……ただ、その実験は人としての道を外れていたから政府が研究所ごと事実を揉み消した」
碧「”奇獣”ってのはなんだよ…」
霞「それがボクもよく分からないんだ…ただ、強い動物とかの能力を人工的に人間に移植して戦争に勝つっていうのが目的とは聞いてるけど」
碧「じゃ、あれはその”奇獣”ってことか。あいつの顔見たことあるぜ……ありゃあ、この組織のボスだ」
霞「うん、ここの人らの血はあんま綺麗じゃなかったし」
碧「綺麗でも生かすのはやめてくれませんかねぇ?」
最上階の手前まで来た二人はそれぞれの武器を構える。
そして、扉を開く。
霞「……誰もいないね」
碧「だな、罠の可能性もあるから気をつけるぞ」
中央にソファがあるだけの広い部屋だ。
霞はソファを見下ろす。
ソファには写真が二枚。碧と霞の写真がナイフによって破られていた。
霞「………気味が悪い」
それを見た霞は顔をしかめる。そして、他のところを見る碧の方に行こうとしたその時だった。
霞の後頭部に銃弾が当たる。霞から鮮やかな赤の液体が吹き出る。
その瞬間、霞の能力が発動され死ぬ前に戻る。
霞「こっちからっ!」
銃が撃たれた方向に自分も銃を撃つ。
だが霞は銃を使っても、9割の確率で外す。
今回も当然外れたが、それだけで十分だ。威嚇くらいにはなる。
碧「霞!どうした!」
霞「誰かいるよ、多分ボスとかだと思うけど……」
碧も駆け付けてきて、銃弾が飛んできた方を見る。
人の気配はするが、現れる気配はない。
碧は自分と霞の周りに強風を出す。これで銃弾くらいは跳ね返せる。
すると、今度は背後から殺気がした。
碧は振り向いて、拾った銃を撃つ。
だが、銃が相手の体を貫くことはなかった。
なぜなら____普通の姿をしていなかったからだ。
肩から突き出た刀、腹には大量のナイフが刺さっている。
普通の人間ならもう死んでいるはずだ。
霞「あの見た目って……」
碧「知ってんのか?」
霞「うん、昔聞いたことがあるんだ。外国の研究所で”[漢字]奇獣[/漢字][ふりがな]キメラ[/ふりがな]”の実験をしてるって……ただ、その実験は人としての道を外れていたから政府が研究所ごと事実を揉み消した」
碧「”奇獣”ってのはなんだよ…」
霞「それがボクもよく分からないんだ…ただ、強い動物とかの能力を人工的に人間に移植して戦争に勝つっていうのが目的とは聞いてるけど」
碧「じゃ、あれはその”奇獣”ってことか。あいつの顔見たことあるぜ……ありゃあ、この組織のボスだ」
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