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#3

第三話

一年の時からのヘンダーソン先生が言うには、高学年のみが参加する伝統行事で交流を深める行事だそうだ。

ちなみにこの行事は、親も参加可能である。

「アーニャちゃん、アーニャちゃんのところのお父さまも参加する?」
「たぶん参加する。」

いまだに、ベッキーはイケメンなロイドを気に入っているようで、心の読める超能力者アーニャの脳内ではベッキーの歓喜の声が鳴りやまなかった。

先生の説明も終わり、授業の終わりを告げる鐘が鳴った。

「またねーアーニャちゃん。」

手を振るベッキーを後に、家に帰るためのバス停に向かう。

「ねぇちょっとあなた。待ちなさいよ。」

ふいに誰かに声をかけられ、振り返るアーニャ。

そこには、三人の女生徒がいた。

気の強そうな、金髪の美人が声をかけたようで、じっと睨んでいる。

(この子が、ダミアン様を誑かした女ね。なかなかいい線行ってるけど、私ほどじゃないわ。)

アーニャの脳内にチカチカと響く心の声。

(この人、悪者!?)

「あなた、ダミアン様にダンスの誘いでもしようものなら、ただじゃおかないから。」

(ダンス? さそい?)

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2024/08/14 17:56

暁月 ID:≫4pzgoH6Ttog9I
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