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ハイキュー、ヒロアカ夢小説です

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曲パロ箱《リクエスト○》

#2

私を軽くした






[太字]私を軽くした[/太字]










「○○チャン......こっちに来ないと仲間が死ぬぜ?」





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USJ事件の後、死柄木に言われた一言がずっと胸の奥で引っかかっている。




なんで、私が強かったら?私が強かったら、相澤先生も......私が弱いから、他の皆んなも守れない?






私が弱いから?敵が強いから?敵が悪いから?




私が、居るから?










『わかんないよ......』







[斜体]なにもなにも分からなくて[/斜体]





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今日の放課後も練習場を借りて、特訓をする



無我夢中になって、







私が、歩み続けなければ、努力しなければ、強くならなければ、ダメだから







[斜体]止まることがただ怖くって[/斜体]




------------------------------------------------------------------



ずっと思ってる。何も起きないで、変わらないで、って


いつも寝る前には







手を合わせて
[斜体]いつかいつか願うように[/斜体]











[斜体]どうか夜よ明けないでって[/斜体]



------------------------------------------------------------------




『...っは、...はっ、..ふー.....』




まだだ、もっと、もっと、もっと.....早く‼︎









[斜体]ああこのままじゃいけないな[/斜体]









『もっと、もっと......強く‼︎』





[斜体]って焦る気持ちだけが倍速で[/斜体]










早く強くならなくちゃ、早く、いつ出てくるか分かんない





無我夢中で周りが見えてなくて、誰かが近づいてくることにも気づけてなかったんだ






だけど、なんで来ちゃうかな









「●●...か?」



『....なに、轟』





「....お前が何に焦ってるか分かんねぇけど、少なくとも今のお前は強いと思うぞ」





あぁ、見られてたのか







『...私は、強くない。もっと強くならなくちゃダメなの』





「今のお前は充分強いだろ」







違う....今欲しい言葉はそんなのじゃない!







『...っ、今のままじゃダメなの!!もっと、もっと強くならなくちゃ、誰1人救えない!!皆がっ....殺される!私がっ....!』








[斜体]誰か誰か僕を見つけて[/斜体]









『...!!......なんでもない、忘れて。』






「......そうか。________」




『.....あっそ』







また、自分で遠ざけて、なのに助けが欲しくて、本当





『何がしたいんだろ....?』







[斜体]って叫べたら楽になれるのかな[/斜体]





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林間合宿、肝試し中に敵が侵入。





後ろからワープゲートが出てきて連れ去られた。一瞬のことだった。



でもその行為は私の努力が無駄だと突きつけるには充分だった







[斜体]ああ 何もない世界だな[/斜体]

















私が目を開けたのは、口から液体が出たと同時に咽せて起きた。






『...っは..はっ.......』







意識がちゃんとしたのは数分後だった。


でも、目線の先にはクラスメイトが交戦していた。










『....かせい、しなきゃな』







[斜体]ただたださようならって言わせてよ昨日の寂しさに[/斜体]











自分の個性「[漢字]風[/漢字][ふりがな]ウィンディ[/ふりがな]」を使い、そこまで歩く







頭が痛い、身体が怠い、手足が重たい、薬か何かを入れられたのだろう






でもそんなことも交戦していると忘れていく。痛みも、苦しみも、感覚がない状態で私は今、戦っている









[斜体]いつしか空っぽな心だけが夜空に咲いたんだ[/斜体]









『(もっと早く..........もっと.....)』









こんなことを考えるより早く、[漢字]風[/漢字][ふりがな]ウィンディ[/ふりがな]を...!






あぁっ、勝てない.....!努力がっ...無駄になるのは、嫌なのに.....嫌なのに......!









[斜体]ほらまたすっからかんに生きたいな何にもないからさ[/斜体]








意識が遠のく気配がした。その瞬間、轟との会話を思い出してしまった
















《......そうか。



















でも、俺達、少なくとも俺は敵にやられるつもりはないぞ》

























私の目に光が宿る音がした。
あの時はまだ気づけなかったんだ。ごめんね、本当はその言葉で私は救われたんだ。君は皆の死を、怖がっていた私に1番欲しい言葉をくれた。








その言葉が1番、私を軽くした














































「来い!!!!!」














































意識がハッとしたのはクラスメイトの声で、氷壁が見えた。






あぁ、君が見えた瞬間心が踊ったよ。


























『[漢字]風[/漢字][ふりがな]ウィンディ[/ふりがな]』


















パシッ



















手を掴む音が二つ聞こえた。私が掴んだ相手は轟で、轟は抱き寄せてくれた。



ああ、神様。今だけはどうか、邪魔をしないでくれ











[斜体]このまま少しだけ君と踊る時間にハナタバを[/斜体]









『ありがとね』



※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

nekoちゃんリクエストありがとう!予想と違ってたらごめんなさい!ハナタバ一時期狂ったように聞いてたんだよねっ☆
いい曲だよね!

2024/08/11 21:46

nako《サブ垢》 ID:≫905K2bUGI9WHg
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