【初コラボ!】不思議な僕らの7日間
「ねぇ、セラフィム。お兄ちゃん知らない?」
「いえ、見ていませんが…図書館ではないのですか?」
最近よくお兄ちゃんは図書館に行く。何が面白いんだろ。本が好きな人の考えてることは分かんないなぁ。
「わかった。ありがとう。」
「聖愛、今のはメイドさん?」
「今のは私の眷属。セラフィムって言うの。」
今は友達も人間界からわざわざ来てくれてるのに…お兄ちゃん紹介しようと思ってたんだけどな。
「聖愛は昔から変わらないなぁ。」
「もぅ、私だって変わってるし!」
セラフィムが静かにお菓子と紅茶を持ってきてくれた。お兄ちゃんと私が好きなエクレアも忘れず。
「ねぇ、お兄さんってどんな人なの?聖愛みたいに人間なの?」
「えっと、お兄ちゃんは魔族よりの魔族で、今は魔王だよ。私と似てるってよく言われる。」
お兄ちゃんは無自覚イケメン。漢字で表すと『静』
と表せるほど静。(誰かが来たときだけ。)
「このエクレア美味しいね♪」
「でし____」
[大文字]ドォォォォン![/大文字]
「敵襲!?」
砂ぼこりがたつ。私はエクレアを守るために[漢字]盾[/漢字][ふりがな]シールド[/ふりがな]を付けた。
「...っ。」
その砂ぼこりのなかから出てきたのは...
「お兄ちゃん!?」
紛れもなく、お兄ちゃんだった。
頭から血を流している。
「ど、ど、ど、どうしたの!?誰かにやられた?」
「ち、ちが、う。」
とりあえず『奇跡』をつかってお兄ちゃんの血を止める。
「こ、この人がお兄さん?」
「う、うん。」
「...うぅ。」
どうしたんだろ。図書館に行くだけでこんなにならないと思うんだけど。
[大文字]ニャア[/大文字]
「...?????」
お兄ちゃんの服の中からね、猫!?
「可愛い...。」
「猫又がいたから拾ってきたんだよ。...したら顔面噛まれて。...ったぁ。」
そう、このお兄ちゃん。だいぶドジで愛猫家なのだ。
「...ぷっ、ハハハハハハw」
まって、駄目wしんどいww
こんなイケメンにも抜けているところはあるのだ。
一応、魔王です。
「笑うなよぉ。」
お兄ちゃんはエクレアを食べながら顔を赤くする。
そんなお兄ちゃんが大好きだ。
「そういえばお兄ちゃん、あのワープホールから来た二人は?」
「...あ。」
その後お兄ちゃんが拾ってきた猫又は『ミシェル』
と名付けられ、今も可愛がっている。
「いえ、見ていませんが…図書館ではないのですか?」
最近よくお兄ちゃんは図書館に行く。何が面白いんだろ。本が好きな人の考えてることは分かんないなぁ。
「わかった。ありがとう。」
「聖愛、今のはメイドさん?」
「今のは私の眷属。セラフィムって言うの。」
今は友達も人間界からわざわざ来てくれてるのに…お兄ちゃん紹介しようと思ってたんだけどな。
「聖愛は昔から変わらないなぁ。」
「もぅ、私だって変わってるし!」
セラフィムが静かにお菓子と紅茶を持ってきてくれた。お兄ちゃんと私が好きなエクレアも忘れず。
「ねぇ、お兄さんってどんな人なの?聖愛みたいに人間なの?」
「えっと、お兄ちゃんは魔族よりの魔族で、今は魔王だよ。私と似てるってよく言われる。」
お兄ちゃんは無自覚イケメン。漢字で表すと『静』
と表せるほど静。(誰かが来たときだけ。)
「このエクレア美味しいね♪」
「でし____」
[大文字]ドォォォォン![/大文字]
「敵襲!?」
砂ぼこりがたつ。私はエクレアを守るために[漢字]盾[/漢字][ふりがな]シールド[/ふりがな]を付けた。
「...っ。」
その砂ぼこりのなかから出てきたのは...
「お兄ちゃん!?」
紛れもなく、お兄ちゃんだった。
頭から血を流している。
「ど、ど、ど、どうしたの!?誰かにやられた?」
「ち、ちが、う。」
とりあえず『奇跡』をつかってお兄ちゃんの血を止める。
「こ、この人がお兄さん?」
「う、うん。」
「...うぅ。」
どうしたんだろ。図書館に行くだけでこんなにならないと思うんだけど。
[大文字]ニャア[/大文字]
「...?????」
お兄ちゃんの服の中からね、猫!?
「可愛い...。」
「猫又がいたから拾ってきたんだよ。...したら顔面噛まれて。...ったぁ。」
そう、このお兄ちゃん。だいぶドジで愛猫家なのだ。
「...ぷっ、ハハハハハハw」
まって、駄目wしんどいww
こんなイケメンにも抜けているところはあるのだ。
一応、魔王です。
「笑うなよぉ。」
お兄ちゃんはエクレアを食べながら顔を赤くする。
そんなお兄ちゃんが大好きだ。
「そういえばお兄ちゃん、あのワープホールから来た二人は?」
「...あ。」
その後お兄ちゃんが拾ってきた猫又は『ミシェル』
と名付けられ、今も可愛がっている。
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